もう丁度一週間経ってしまいましたが、3月20日に地元の盛岡でバッハのヨハネ受難曲のコンサートがあり、私は第1部の合唱と2部の福音史家をさせていただきました。
今回のコンサートは盛岡バッハ・カンタータ・フェラインという私が大学1年の時からお世話になっていた合唱団の主催です。
しかもオケは藝大バッハ・カンタータ・クラブの同期や先輩、後輩が集まる東京バッハ・カンタータ・アンサンブルの皆さんで、僕から見れば自分が歌を勉強するにあたってお世話になってきた人達ばかりを集めたコンサートと言っても過言ではありません。
そんな素晴らしいメンバーの皆さんと共に、地元の盛岡で歌わせていただいて本当に貴重な機会でした。

実は丁度10年前の2007年1月28日にもフェラインでヨハネ受難曲のコンサートがあり
ました。

その時のキャストは

指揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン(ドイツより来日) 
福音史家:五郎部俊朗 
イエス:多田羅迪夫 
ピラト、ペテロ:小原浄二 
ソプラノ:井上しほみヘラー 
アルト:佐々木まり子 
テノール:鏡貴之(アリア) 
バス:佐々木直樹(アリア) 

こんな感じでした。
指揮は世界的なオーボエ奏者、指揮者のヴィンシャーマン先生。
イエス役は藝大でお世話になった師匠、多田羅先生。
福音史家は藤原歌劇団でレッジェーロ・テノールとして活躍されている五郎部さん。ソプラノのしほみさんは佐々木先生の藝大の同期で、私から見れば大先輩。
今見るとこの中に入れていただいて本当に恐れ多い…(^-^;)
私はまだ大学院の2年で、今思うといろいろ足りなかったと思うのですが、今回の福音史家は正利先生やまり子先生のアドバイスをいただき、自分でもそれなりに手応えのある演奏ができたと思いました。

自分でそう思えるって実は個人的には中々なくて、コンサートが終わるといろんな事が頭を駆け巡って、どうにも気持ちが纏まらない事が多いので、今回はそういう意味では少し自信が持てたような気がします。

今回のコンサートは1100人を越える方々が来てくださいました。(宣伝、チケット販売、本当に近郊会員の皆さんには頭が上がらないです)
私も1月からTwitterでツイートを固定して宣伝しておりましたが、バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートにいつもいらっしゃるお客様が東京からわざわざいらしてくださって、しかもすごく感動してくれたようで、それが本当に嬉しかったです。

今回のコンサートで足りない部分や、次はもっとこうしたいという目標もできたので、後は歌う機会がほしいです!!!
自分で機会を作るとなると、まずは合唱団を作る所から始めないといけないので(笑)
いや、それも視野に入れてみましょうかね(笑)

かなり気を張っていたので、リハーサルの合間に写真を撮る事もせず、コンサート終演後も、すぐに撤収しなけらばならなかったので、そんな写真もないので10年前の時の写真を載せておきます。
皆さん若いですね(^^)




これ、どういうシチュエーションか忘れましたが何故かタオルを被っています(笑)
田沢さんの真似をヴィンシャーマン先生がしたんだったかな?



岩手日報にもコンサートの記事が!




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真夜中のミサ!

テーマ:
今日は12月24日にコンサートを迎えるガイア・フィルハーモニック・クワイアの皆さんと初合わせでした。
私が歌わせていただく曲目はシャルパンティエの「真夜中のミサ」。
この曲は私がまだ大学1年生のひよこ時代に岩大合唱団の定期演奏会で歌った曲で、当時のメンバーはこの曲が大好きで、自分も空で歌えるぐらい歌い込んでいたので、このお話をいただいた時に懐かしさと共にお引き受けさせていただきました。

しかもこのコンサートの宣伝をTwitterでお知らせしたときにフォロワーの当時の先輩が「このリコーダーの人、岩大でも演奏してくれた人だよね?」と教えてくださって、今日お会いした時にお伺いしたら本当にご本人で、それ以来の再会でした!
ですので、当時の音楽が一層思い起こされ、タイムスリップしたかのようでした!

今日初めて指揮者の松下耕さんとガイア・フィルハーモニック・クワイアの皆さんとお会いしましたが、思った以上にかなり年齢が若い合唱団で、様式感と清潔感のある演奏でとても好感が持てました。
そして作曲家としても有名な松下耕さん、音楽作りにも非常に拘りをもっていらして、言葉をすごく大事にした作曲家らしい緻密な音楽作りで、合唱団やオケへの指示一つ一つに共感できました。
今日はシャルパンティエしか聴けませんでしたが、同じ日に演奏されるプーランクのモテットと混声合唱団のための「おらしょ」も今からとても楽しみになりました。
チケットご要望の方は招待券が数枚ございますので先着順で受け付けております。
どうぞよろしくお願いします!
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ブログ更新はかなり久しぶりです。
最近は気軽に自分の気持ちを呟けるということでTwitterに浮気をしていましたが、昨日の演奏を聴いてあまりにも考えることがありすぎてtweetしていてはキリがないのでブログを更新してみることにしました。
今回の定期演奏会は常任指揮者であり、私の恩師でもある佐々木正利先生が今年度を持って岩手大学を退官されるということで、合唱団のOBであり後輩の久光君がせっかくですからOBOGステージを設けませんかとの声掛けで他のOBOGも賛同し現役団員と共に第4部にそのステージが実現したのです。
合唱団にとっても、佐々木先生にとっても、一つの大きな節目に当たる今回のコンサート。
是非ステージに乗りたい!と思ったのですが盛岡での練習には仕事で参加できず、たまたま本番の日は空いていたので、これは聴きに行くしかないと思い、これだけのために帰省してしまいました。

本番当日はリハーサルから聴かせていただきました。
身内だから何だか言い辛いですが、合唱団から発せられる声とその歌う姿に心を打たれてしまい、一音一音、一言一言に魂が籠もった音楽にグイグイと引き込まれました。
それを引き出しているのはやはり佐々木先生、曲の持っているメッセージをこれでもかというくらい引き出す表現力、また団員一人一人の能力も100%以上引き出すかのような導きは、他の誰にも真似できないと思いました。
正直な話、自分が在籍していた頃は団員の人数に恵まれず、団を存続させるのに精一杯で、先生から発せられる音楽に応え切れていなかったなあと今振り返ると思います。
男声なんかパートが多い曲になるとほとんどソロみたいな感じになってしまい、声楽的にもかなり無理な歌い方をしていたような気がします。

でもこんなにすごい演奏ができる合唱団に成長して、次の世代に繋げられることができてあの時苦労して本当に良かったなあと。
またソリストの後輩達やソロを受け持った現役団員の数名の歌も、一人一人本当に素晴らしかったです!
ものすごい才能を秘めた後輩達はその後芸大に進学して、歌手として大活躍している人もいますが、何と今年も芸大の声楽科を受ける子が4人もいるんだとか!
後輩達の将来が楽しみすぎて妄想が止まりませんでした(笑)
そして自分も先生の教えを受けているはずなので、もっと自分の歌からエネルギーを発せられるようになりたいと思いました!
来年も聴きに行きたいし、再来年は65回の記念定期なのでOBOGのステージに絶対乗ろう!と決意したのでした。
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