『428 ~封鎖された渋谷で~』(よんにいはち ~ふうさされたしぶやで~[1] )とはチュンソフト 開発、セガ 発売のWii 用サウンドノベル ゲームである。セガ×チュンソフトプロジェクト 作品の1つ。
2009年9月にはスパイク よりプレイステーション3 版およびプレイステーション・ポータブル 版が発売。インターフェイスの改良や、PS3版はハイビジョン出力やリアル5.1チャンネルサラウンドに対応する。ゲーム本編中に追加要素はないものの、スペシャルエピソードとして、Wii版の全21話にプラスし、PS3・PSP版は22話目「御法川実」が追加されている。
2010年2月25日には、Wii版が「みんなのおすすめセレクション 」として2800円(税込)で再発売された。
CMキャッチコピーは「さらば、昨日までの渋谷」。
概要
チュンソフトのサウンドノベルシリーズ。渋谷 の街を舞台に繰り広げられるサスペンス である。渋谷が舞台、実写を使用、複数主人公制など、『街 ~運命の交差点~ 』との共通点が多いのも特徴で、内容に直接の関係はないが、『街』の世界の10年後であることをほのめかす記述がいくつかある。ただし、それぞれの主人公ごとに別々の物語が並列して進行していた『街』とは違い、本作ではメインシナリオの主人公全てが同一の事件に関わっており、メインシナリオ全体で一つの物語となる構成となっている。
使用される画像は一部の動画を除いて静止画を基本とするが、この静止画は役者が実際に台詞を伴った演技を行う中で撮影された。当初イシイは静止画ゆえに撮影時の台詞は不要と考えていたが、撮影監督の毛利の提案により台詞を付けることとなった。撮影された静止画の総数は12万枚に上る。
2つのボーナスシナリオが収録されており、うち1つは『かまいたちの夜 』シリーズのシナリオを手掛けた我孫子武丸 が担当。もう1つは実写ではなくアニメ絵 で構成されており、TYPE-MOON が制作を担当。
週刊ファミ通 のインタビュームービー(予約特典のメイキングビデオ収録)ではプロデューサーである中村光一 が「4月28日 に起こった十時間の出来事を描く」、「『24 -TWENTY FOUR- 』(テレビドラマ)のようなものが作りたかった」とコメントしている。
なお、本作と『忌火起草 』は、機種が決定していない段階でパソコン上で動く状態で開発を開始し、その後発売が決定した家庭用ゲーム機に移植するという手順で開発が行われている[2] 。そのため、Wii、PS3のモーションセンサー等独自機能はあえて使用されていない。開発責任者であるイシイジロウはインタビューで「サウンドノベルというゲームは普通のコントローラーさえあればプレイできるものだと思っています」と語っている。ただし全く使用していないわけではなく、モーションセンサー機能を使用する(WiiではWiiリモコンのスピーカーも使用)変則的な隠しシナリオが存在する。
評価
本作は「日本ゲーム大賞 2008」フューチャー部門を受賞した[3] 。
ファミ通 のクロスレビューでは、史上9本目となる40点満点を記録した。Wiiではすでに『大乱闘スマッシュブラザーズX 』が満点を記録しており、同一ハードで初めて満点のソフトが複数発売されることとなった。2008年発売ソフトのユーザー満足度ランキングでも、『メタルギアソリッド4 』、『テイルズ オブ ヴェスペリア 』に次ぐ3位になっている。
2009年7月15日 より更新されたみんなのニンテンドーチャンネル 内「おすすめランキング」では、2010年3月24日現在プラチナソフトに選ばれている


