暴力団対策などを担当していた奈良県警の警察官2人が、捜査情報を提供する見返りに暴力団関係者から金品を受け取ったとされる問題で、県警は20日、「捜査情報の漏えいはなかったが、金品の授受など不適切な交際があった」として、橿原署地域課の男性警部補(49)と男性巡査部長(56)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 監督責任を問い、当時の上司7人も本部長注意などにした。

 県警監察課によると、警部補は組織犯罪対策2課などに所属していた2005年9月頃と06年5月頃の2回、捜査を通じて知り合った暴力団組長を連帯保証人として、組長の知人女性から無利子で計320万円を借金。また、巡査部長は桜井署員だった04年11~12月、組長から腕時計(30万円相当)を受け取った。このほか、2人は組長と飲食を繰り返していた。

 組長の関係者が大阪府警に逮捕され、2人が組長から金品を受け取っていた疑いが浮上。県警が昨年11月から、事情を聞くなどしていた。2人は「警察の信頼を失墜させ、深く反省している」などと不適切な交際は認めたが、情報漏えいについては否定したという。

 県警は情報漏えいの有無について、「2人や組長らの事情聴取に加え、2人がかかわるなどした捜査の資料を精査したが、情報が漏れたとみられる事案は確認できなかった」と説明。巡査部長が腕時計を受け取っていたことは「知人同士のやりとりで便宜供与との意図はなかった」とし、収賄容疑で立件はしないとした。

 県警の幡谷賢治警務部長は「県民の信頼を損なう行為を引き起こしたことは誠に遺憾。再発防止策を徹底し、信頼回復に努めたい」とのコメントを発表した。

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