論壇の人も若くなっていく

テーマ:

最近、年齢を感じます。

 

老眼が進む

人の名前が出てこなくなる

物忘れがちょくちょくある

などなど

 

昔、銀行系シンクタンクにおりましたが

やめてから15年以上経っています。

時代の変化も感じます。

 

ときどき見るブログ

http://ameblo.jp/shingekinosyomin/entry-12223585090.html

なんですがね。

なかなかいいことも書いてあります。もちろん、

賛同できないものもありますが。

 

筆者のヤンさんという方は、ネット界隈では有名な方

のようです。

記事の最後で年齢がわかったのですが、私より

11ぐらいお若いようです。

 

そりゃそうですね。

30代の方々がいきいきと頑張るのは当たり前。

 

ただですよ。

30代半ばの人って

バブルを体感していません。

消費税が導入されたときの世論、さらには消費税が

少しずつ国民に受容されていく過程を知りません。

 

そして

1990年からのバブル崩壊

1991年からの景気悪化

1993年末から景気がよくなったとされるけど

実感がなかったこと

その間、政府は金融緩和も公共事業もやってきたこと

 

こういうことも知りません。

少なくとも体感はしていません。

 

・財政金融政策が効かなくなった

・政策は効いているのかもしれないけど景気は

よくならない

・ではどうすればいいのか?

 

1990年代後半に経済指標を逐一見ていた人間には、

こういう問題意識があるんです。

 

しかし昨今の議論は「リフレ派」とか難しい言葉は

使っているものの

 

そもそもデフレとは何か?

 

というレベルの内容が多いんです。

 

「リフレ派」って言葉は、最近出てきたもので、私は正直、

正確な定義を知りません。

 

推測するに

デフレは貨幣現象だから金融政策で解決できる

って考えのようですね。

 

で、「財政政策軽視はけしからん!」っていう反論が

なされているようです。

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12223607647.html

2014年以降、財政政策やっていたら、日本経済は

デフレを脱却できていたそうです。

 

リフレ派を擁護する意見としては

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20161018/dms1610180830003-n1.htm

みたいなのがあるんですね。

雇用の増加に寄与したから金融政策は有効

だそうです。

 

私に言わせればね。

どっちもバカ ですよ。

 

金融政策も財政政策も

1992年からの5年間ぐらいは、かなり行われたんです。

それでも本格回復には至らなかった。

その後、何度か 「経済指標的には好景気」 の時期が

あったが、本格回復には程遠い。

 

これを認識していれば

「財政政策やってればデフレ脱却」

のはずがないし

「雇用が改善したから」みたいに、少々の指標改善を

過大評価するはずもない。

 

思うに

アベノミクスの是非 = 安倍政権の支持不支持

という論点が背後にあるので

議論がズレていくのだと思います。

 

 

話を戻します。

初めに紹介したヤンさんのブログ。

1997年から現在までを「失われた20年」としていますが

これは誤りです。

不景気の始まりは1991年。ここを起点にしなければ

実のある議論はできません。

 

ただ、30代半ばの方が、こういう認識(橋本政権以降、

景気が悪い)を持つのは仕方ないかもしれません。

 

しかしですよ。

三橋貴明は私と同年代。

高橋洋一は私よりはるかに年長。

こういう人達が、「昔の経験」を活かせないのは

ちょっと情けないと思います。

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最近、松山ケンイチや東出昌大が

いっぱいテレビ出て宣伝してます、

映画 聖の青春 ですが

 

実に残念な出来でした。

今年見た映画の中で最低です。

 

中途半端なんですよね。何を訴求したいのか

全然わからない。

 

将棋を知らない若い女性が見たところで

たぶんわからないです。

「ガンに侵された、強い棋士がいました」

ということしか伝わってこない。

 

逆にですよ。

事実を知っている人が見ると

非常に不快なんです。

フィクションの部分が多く

何よりも

「変えちゃいけない部分をフィクションにしている」

のが腹立たしいです。

 

私も、リアルタイムで村山さんの記憶がありますし

2001年1月6日に放送されたドラマも見ました。

「驚きももの木20世紀」や「知ってるつもり」でも

採り上げられましたが、もちろん見ました。

そして大崎さんの原作も読んでいます。

 

こういう人が見に来たらどう思うか

何も考えてないんでしょうね。

 

まず登場人物の名前。

有名どころ以外は、ちょこちょこ変えています。

ヒドいのが先崎学さんを演じた柄本時生。役名は

荒崎学ですけど、先崎さんとあまりに違いすぎます。

滝誠一郎さんを安田顕がやるのもどうかと思いますけどね。

 

それから、染谷将太が演じる江川。

実際は、加藤昌彦さんという先輩です。

四段になれなかった際、酔った勢いとは言え

先輩に対して「負け犬」と言ってしまう。

善悪はともかく、それが村山聖の生き様なんです。

映画のように弟弟子をなじったところで

なんにも面白くないですよ。

 

最悪なのが、羽生さんとの対局の設定。

まず、伝説の「7五飛」が出た対局は、1997年2月28日に

行われた、竜王戦1組の1回戦です。

これが映画では、大きな大会の決勝戦になっていて

しかも、打ち上げを二人で抜け出して近所の飲み屋で

ビールを酌み交わすシーンまであります。

 

こんなこと、あるわけないでしょう!?

 

しかもですよ。

「死ぬまでに一度でいいから女を抱いてみたい」

ってね。この発言自体は本当にあったものですが、

もちろん、羽生さんの前で話すわけがありません。

 

そして最後の対局。

映画の設定では棋聖戦でしたが

棋譜がNHK杯決勝でした。

私は途中で気付いて、舌打ちしてしまいましたよ。

 

このNHK杯については有名ですね。

村山さんが無理気味の攻めを敢行し、

羽生さんの反撃に遭いますが

それを受けきったかな?と思ったところでミスをして

その後、三手で急転直下の終局となりました。

 

今にして思えば

この対局に勝っていれば、人生の最後でNHK杯優勝、

そして羽生さんとの対戦成績も負け越さずに済んだ

わけですが

これはあくまで結果論。

 

村山さんにとっては

この敗北は、さほど重要な意味は持っていませんでした。

終局後のインタビューの様子からもわかりますよね。

 

命よりも将棋を優先するところがあった村山さんですが

この頃(1998年初頭)は気持ちに変化が出てきています。

 

1998年4月から1年間、休場を申し入れたわけですが

「命のほうが大切」と、師匠の森さんにも話しています。

1998年版「将棋年鑑」のプロフィールにおいて、

「今年の目標は?」との質問に対し「生きる」と回答しています。

 

実際には1998年8月に亡くなるわけですが

1999年4月にはA級棋士として臨み

2000年春には名人戦の挑戦者

という青写真があったはずです。

 

B級1組からA級への復帰を果たし

その手ごたえを感じていたと思います。

NHK杯決勝も内容的に勝っていたわけですから

村山さん本人にとっては、それほど重い負けでは

なかったはずなんです。

 

それを映画で重々しく長時間展開する。

見たくなくなったので舌打ちしました。

 

要はですね。

 

村山さんを含め、キャラが変わっちゃってるし

伝えなければいけないことを伝えていないんですよ。

 

 

村山聖という人間を語るポイントとしては

 

①幼少期、ネフローゼになってしまう

②病院で、同じ年ぐらいの子供の死に直面する

③森信雄六段(当時)に入門した後、師弟関係が

逆転したように、森さんが献身的に面倒を見る

④その結果、奨励会入会から3年弱(羽生谷川を

上回る速さ)で四段になる。

⑤目上の人にも臆することなくモノを言う

⑥体調不良で不戦敗が多くなる。体調不良をおして

対局することも多かった。

⑦四段になった後も、森さんは献身的に面倒を見た

⑧同年代の棋士から好かれていた

⑨命の短さを自覚し、焦燥感があった

⑩病気や死に向き合う姿勢

 

ちょっと考えただけでも、これだけ出てきます。

しかし映画では、これらのポイントにはほとんど

触れられなかったり薄かったりします。

 

映画終盤に、「自分の葬儀を密葬にしてほしい」

と父親に頼むシーンがありますが

 

ここもすごく軽いんです。牛丼食べながら談笑する

中で話しています。

大事なところなのに、軽くしてしまっているんです。

 

村山さんは命の短さを自覚しており、平成元年に

20歳の誕生日を迎えた際、

「20歳まで生きられると思っていなかった」

と森さんに伝えます(このシーンは映画にはありません)。

 

しかし、自分の死を受け入れるのは簡単ではありません。

なぜ密葬にしたいと思ったのか。

2001年のドラマでは

「(死を)認めたくないから公表したくない」

と父親に訴えるシーンがあります。

 

実際、8月8日に亡くなられた後

公表されたのは3日後でした。

 

映画では、森さんより先に羽生さんが弔問したことに

なっていて、心の中で大声でツッコミを入れましたよ。

 

おそらくですね。

2001年のドラマ、驚きももの木20世紀、知ってるつもり

とは違うテイストにしたかったんでしょう。

 

それで、1994年以降に絞っているわけですが

 

「羽生さんのライバル」という図式にこだわりすぎて

いるんですよ。

確かに、羽生さんとの直接対決では互角でしたが

タイトル戦挑戦は、1992年の王将戦(相手は谷川さん)

しかありません。

「ライバル」とするのは、羽生さんに対しても村山さんに

対しても失礼です。

そして結果的に、中途半端な作りになってしまいました。

 

エンドロールの最後に

「フィクションであり、事実と異なる部分があります」

って表示されるんですが、実に姑息です。

 

大事なところを変えてまでフィクションにしたいのであれば

「村山」「羽生」という名前から変えればよかった。

しかし、役作りのために太った松山ケンイチや、

所作を見事に模倣した東出昌大に対して、それじゃ

申し訳立たないですよね。

 

といいますか

「何が大事か」をわかっていない連中が製作している

と思うと、とても不愉快になります。

 

 

まだ言い足りない感じですが

 

将棋ファンであるならば

見に行かないことをお勧めします。

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続:三浦九段の件

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渡辺竜王がブログでコメント出したようですが

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1611/02/news146.html

残念ですね。実に残念。

 

すでにいろんな方が指摘していますが

 

10月20日に、羽生さんが

「灰色に近い」とTwitter で発言し、文春に載った

「限りなく黒に近い灰色」が誤りであることを訂正しました。

さらに「疑わしきは罰せず」という意見も表明しました。

 

これ以降、形勢が傾き

今では逆転しているんですね。

 

今回の渡辺竜王も、それを受けての発言です。

旗色が悪くなって、あわててコメント出した感じが

あります。

 

とにかくね

「日本語の解釈」「伝聞される中で変化」

こういうことに転嫁するのは極めて卑怯です。

 

自身が連載を持っている週刊文春を否定するわけには

いかないことから、今日のブログで取って付けたように

「おおむね間違っていない」と言っている。

こういうのも残念に思います。

 

 

もっとも・・・

この渡辺竜王のブログだけが出てきたのであれば、

私も信用したかもしれません。

 

ただ、今回の騒動の「当事者」の一人である

橋本崇載八段。これはヒドいです。

 

橋本八段のTwitter (すでに削除)では

 

実は少し前からこの話は知っていた。将棋界の情報には

疎い俺でもです。

さて、何書くか…。 

 

数週間か1か月ほど前に、奴と対戦した人が不正行為を

やられたと憤慨していると聞いた。 
恐らく、その後に決定的にクロ断定できるものを掴んで、

踏み切ったのだろう。 
将棋連盟はタイトル戦開催まで数日というギリギリの

タイミングで よく英断したと思う。始まってからでは、より

取り返しがつかない。 

 

ファンには酷な知らせと思うが、個人的にも1億%クロだ

と思っている。 奴が除名になるかどうかは知らないけど、

俺は二度と戦う気しない。 
以前からソフト指し、モラル、カンニング、再三警鐘を

鳴らしてきたつもりだが、最悪の形になりただただ残念だ。

これでも潔白を信じるという人はどうぞご自由に。 

 

 

その後、10月30日に

 

夜分に失礼します、橋本崇載です。この度の不正疑惑問題

について、たびたび自分の名前が報道されていることに

つきまして、抗議をさせていただきたく存じます。
こちらは、公式な声明ととって頂いて構いません。ただし、

このアカウント自体は、私の公式アカウントではございません。

 

当アカウント、及び@SHOGIBARアカウントは、主に

SHOGIBARの宣伝を目的に5年程前に当時のスタッフに

作ってもらったものです。
この2つのアカウントにつきましては、これまでのスタッフと

ともにアカウントを共有しており、私が呟いたものもあれば

そうでないものもあります。

 

私が三浦弘行九段の不正を断定した。という事実は

ありません。そもそも、私はこの件の取材を一切断って

います。また、私が将棋連盟に対し、三浦弘行九段の

処分を求めた、という事実もありません。そもそも、

騒動後に私が将棋会館に行ったのは対局の日以外

には一切ありません。

 

 

「発言はスタッフがやったものです」

で逃げるつもりなんですかね。

 

くだらない逃げ道(逃げ道になってないけど)を作って

メディアに責任転嫁する。

実に見苦しいですな。

悔いが残る

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25年前とは全然違いますね。

あのときは、相手が西武。前年、巨人に4連勝しています。

下馬評でも「第5戦までに決まるのでは?」って感じで、

第6戦、第7戦の西武球場のチケットはシリーズ開始後も

売れ残っていました。

そんな状態で先に3勝。最後連敗しましたが、誰も責める

気にはなりませんでした。やはり力の差があり、そこを

なんとかすべく、選手は本当によくやりました。

 

しかし今年に関しては

力で劣っているとは到底思えません。

負けた4試合はすべて接戦でした。

そして、福井、九里、一岡は一度も登板機会がありません

でした。大瀬良も第3戦に1回と2/3を投げましたが、あとは

今日の敗戦処理だけです。

力を出し切って負けたという感じがありません。だからこそ

悔いが残ります。

 

8回表は本当に悔やまれます。

ジャクソンだけでなく、ベンチも冷静さを失っていたように

思えます。

遅くとも、バースに打たれた段階で大瀬良に替えておけば

どうだったでしょう。

中崎でもよかったかもしれません。実際、去年の10月7日

は、大瀬良が打たれた後、3点目を防ぐために8回途中で

中崎でした。

 

8回裏と9回裏の攻撃を「楽しみをもって」見られなかった

のが情けなかったです。

「延長戦が15回まである」ことを考えすぎていたかも

しれませんね。

 

何よりも

選手は、この6試合で得るものがあったのでしょうか。

 

今年のリーグ優勝は素晴らしいものです。

戦い方も見事でした。

それが色褪せるような終わり方は非常に残念です。

これマズいよ

テーマ:

マズい方向に来てます。

負けたことではありません。第5戦の先発がジョンソン

になったことがマズいです。

 

今年はセリーグのホームが4試合ある年です。

6戦7戦は広島になります。

 

ですからね。

仮に3連敗しても

ジョンソン野村を残していれば

まだ五分ぐらいなんです。

 

しかし、第5戦にジョンソンを出してしまうと

「負けたらほぼ絶望的」になります。

勝ったところで

第6戦はプレッシャーと戦わなければなりません。

 

今年は7月後半から

「広島の独走は続かない。巨人が出てくる。」

という空気を勝手に作られましたが

監督が泰然自若としていたことで、選手はヘンな

プレッシャーを感じずにこれました。

 

それがですよ。

今日の試合といい、明日のジョンソン先発といい、

指揮官自ら「危機感を煽る」ような形になっているのが

気になるところです。

 

今日に関して言えば

敗因は8回表です。8回裏ではなく、8回表の攻撃です。

 

先頭の新井が四球で出塁。代走に赤松。まぁいいでしょう。

ただ、赤松を出すのであれば

・盗塁してから送って1アウト三塁を作る

・鈴木誠也のヒットでノーアウト一塁三塁を目指す

ぐらいの考え方でなければなりません。

 

逆に言えば、鈴木誠也に送りバントなのであれば、

代走赤松はおかしい。バントが成功して、新井が二塁に

進んでから赤松に代えればいいし、バントが失敗して

ランナーが入れ替わったら、それはそれでいいんです。

エルドレッドの打席で鈴木誠也が盗塁することもできる。

 

とにかくですね。根本的に考えがズレていますよ。

同点の8回表です。前日失敗したとは言え、1点でもリード

すればジャクソン中崎でいけます。つまり「1点取れば勝てる」

局面なわけです。それがなぜか「1点取らないと負ける」

みたいな空気になってしまいました。

 

結果、得点できませんでした。

しかも盗塁失敗で終わったので、9回表が野間からに

なってしまい、代打を一枚多く使うハメになってしまった。

 

結果論ですがね。下水流だけでも残しておけば、最後、

丸に対してフルカウントからボールになる変化球は

投げられなかったかもしれません。

 

第5戦、相手の先発は加藤です。

今季7勝はしていますが、失礼ながら、CSでも1回表に

4失点して早々に降板しており、力はやや落ちます。

 

日本ハムからすれば

もし明日の広島の先発が福井で

結果、負けてしまったら、ビジターでジョンソン野村に

連勝しなければならないわけです。

それでも加藤を出してくるわけです。

ここは、なんと言いますが「一日の長」を感じてしまいます。

 

 

本来であれば

今日の9回表の粘りは、非常に意味のあるものなんです。

追い込まれた状況から粘って勝ってきたことを想起させる

意味で。

 

中4日のジョンソン先発で

それが無意味になってしまわないか

ちょっと心配であります。

明日あさってに活かさなければ

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悔いが残る負けですね。

 

まず8回裏。あのまま逃げ切るつもりなら、

赤松か野間に代えておくべきでした。

9回表に松山に回るからそのままだった

わけですが、松山を残す=積極的 ではない

ですよね。むしろ、「9回裏を2点以上のリード

で迎えないと不安」という消極策です。

 

守備でも攻めなければなりません。特にビジター

ではそうです。

 

その意味で言えば、大瀬良のピッチングは

非常によかった。2イニング目の先頭、中島

を三振にとった球は、ジャクソンよりよかった

ですよ。

 

西川は四球で出してしまいましたが、

陽岱鋼は三振。

大谷に対しても攻めていました。

最後打たれたのはボール球ですので、

大瀬良は責められません。

 

問題は、西川に盗塁された後ですね。

追い込んでいるわけですから、当然勝負です。

というか、8回に同じシチュエーションで

失敗しているのですから、仮に陽岱鋼が

送りバントだったとしても、大谷と勝負すべきです。

 

もちろん、「追い込んでいて、一塁が空いた」わけ

ですから、ストライクゾーンを使わずに勝負できる

のも事実。実際、バッテリーの意図はそうだった

わけで、インローにボールになる変化球を投げました。

 

とすれば、ゴロのヒットは考えられるわけですので、

外野は前に出るべきです。

確かに第二打席を見たら、前には出しづらいですよ。

しかしバッテリーの意図とベンチの意図がズレていた

のでは、これは勝負以前の問題です。

 

そもそもですよ。

バッテリーの攻め方もどうだったんでしょう。

ストレートで完全に上回っており、あのまま押して

いく手もあったかもしれません。

実際、マウンドに内野陣が集まったことで、変化球を

読まれましたよね。

 

まぁ、これは結果論ですが

8回裏に松山を変えなかったのも、10回裏に外野を

前に出さなかったのも、気持ちで負けたような感じで、

非常に気分が悪いです。

 

幸い、鈴木誠也の感じが良くなってきました。

今一度、攻守ともに積極的に向かっていく気持ちを

取り戻してもらいたいですね。

引退の決断

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引退を決めた黒田に関してですが

私は、去年で引退するような気がしていました。

今年は当然ながら、昨年より衰えているのが

素人目にもわかりました。

 

CSでも負けてしまいましたし

「やっぱり」

という感じがします。

 

ただですね。

 

今年登板した24試合のうち、黒田に勝ち負けが

つかなかった試合が6つあるのですが

 

この6試合、チームは5勝1敗なんですね。

1敗は、薮田が筒香にサヨナラヒットを打たれた

8月13日だけ。

 

つまり黒田が登板した24試合、チームは15勝9敗

だったんです。

黒田個人の成績10勝8敗も立派なものですが

チームの勝利への貢献という意味では、もっと高い数字

になるんです。

 

しかしこの5勝1敗は

言うまでもなく、リリーフ陣や打撃陣によってもたらされた

ものでもあります。

これが黒田自身には納得いかず

反面、チームが強くなった手ごたえも感じているのでしょう。

チームが苦しいときに、他の選手に負担をかけずに

勝ってこそ、価値があるということなのでしょうね。

 

今年のチームの場合、苦しい時期があったとすれば

7月から8月上旬までですが、その間、黒田は1勝4敗

でした。このことも、引退の決断に影響したと思われます。

 

それでも土曜日ごとに先発を続け

9月10日の優勝決定の試合で勝利投手になったこと

打席でもいい働きをしてくれたこと

 

今にして思えば、集大成だったかもしれません。

 

私としては

このタイミングで引退を発表することのほうが意外でした。

 

黒田自身、

 

日本シリーズが全て終わった後に伝えようと思ったが、

進出が決まって、次が最後の登板になるかもわからない

のでその前にチームメートに伝えないといけないと思った。

今までたくさんの方に応援いただいたので自分の口から

伝えないといけないと思いこのタイミングになりました。

 

と言っています。

 

「実は今日が最後だった」という形にはしたくなかった

のですね。

あとは、自分自身「出し切る」ための事前発表なのでしょう。

 

第3戦に先発して、6、7戦はリリーフでしょうか。

貴重な戦力として、チームが4勝することに

貢献してくれると思います。

25年を振り返る(5)

テーマ:

日本シリーズ進出が決定いたしました。

一昨年は2位を逃し、昨年は3位も逃したことで、

さびしい10月でしたが、今年はセリーグで一番最後まで

真剣勝負ができます。

 

昨年に関しては、緒方監督はすさまじい批判をされました。

私自身もそうです。

http://ameblo.jp/yishimaru7002/day-20150924.html

 

緒方監督自身、反省もあったようですね。

ただ、昨年に関する評価は、少し見直さなければならない

と思います。

 

上記の私のブログもそうですが

2016年のカープについて、悲観的に考えていたファンが

ほとんどだったと思います。

2015年の戦いからは、従来の課題が解決されていない、

むしろ悪くなっているように思えました。そこに、エースの

前田健太が退団し、さらには、大瀬良が使えないのでは

ないか?という危惧もありました。

 

しかし現実は前田健太の穴は感じられませんでした。

最多勝の野村はもちろんよくやってくれましたが

ヘーゲンス→ジャクソン→中崎の形が早くに確立できた

のがよかったですね。野村も、2回り目につかまりかける

ことが多かったですが、そこを継投でかわすことができ

白星がつくことで、野村自身もいい方向に変わっていった

と思います。

 

打線のほうも、積年の課題が一気に解決されたような

感じでしたね。

ここ数年は、「中盤で1点が重くなる」ことが多かったです。

1~2点リードされただけで絶望感が広がり、ピッチャーも

神経質になります。

しかし今年は逆転勝ちがたくさんありました。

また、フォアボールをとる数が増え、チーム打率も

2割7分台に上がりました。


打線がよくなったことが、投手陣にもいい影響を与えました。

失点しても、取り返してもらえるかもしれない。そう思える

ことで、攻める姿勢を失わずに済みます。

 

昨日の試合もそうです。

岡田は4失点でしたが、3回表、2点差に迫られた後、

2アウト二塁三塁と、一打同点のピンチを迎えてしまいます。

しかし前の打席タイムリーの倉本を、ストレートで抑えます。

 

6回の一岡。戸柱の三塁打の後は、後藤、桑原、梶谷を

しっかり攻めていました。

 

7回の今村。先頭のロペスにホームランを打たれた後、

萎縮せずに抑えてくれました。

 

投打とも

意識改革のみならず、相手の研究や、それに基づいた

有意義な練習などの成果が表れたのが今年です。

こういうことは、一朝一夕にできるものではありません。

遅くとも、昨年2月のキャンプインの時点で、こういった
取り組みがなされていたはずです。

 

昨年、成績を落とす選手が多かったこと、結果、チームが
4位に終わったことは、「飛躍する前のしゃがんだ状態」
だったのかもしれませんね。

 

いずれにしても、「一時的な戦力充実」で勝ってきた

わけではありません。

2007年までの暗黒期を抜け、ある程度の戦力が

整った後、足踏みや回り道はあったものの、中身の強さ

がついてきたわけです。

 

土曜日からは、日本ハムとの戦いが始まります。

昨年、一昨年のつまらない日本シリーズとは違う、

見応えのある試合が展開されると思います。

三浦弘行九段の件

テーマ:

竜王戦の挑戦者が急遽変更。

そしてその理由が不正疑惑だとのこと。

 

正直、三浦九段が不正行為をはたらくなど、

信じられません。

 

ただ、腑に落ちないところもいっぱいありますよね。

 

日本将棋連盟としても、本来は大ゴトにしたくなかった

はずです。

また、仮に三浦九段に落ち度がなかったとして、後で

裁判になるようなことがあれば、連盟はとてつもない額の

賠償金を支払うことになりかねません。対局料だけでも

高額ですからね。

それをこのような処分にしたということは、それなりの

状況証拠はあるのでしょう。

 

三浦九段側の態度もおかしいです。「弁護士に相談」とか

言っていますが、11日の連盟のヒアリングで、なぜきちんと

した弁明ができなかったのでしょうか。

休場を自ら申し出たのに届を提出しなかったのも理解できません。

 

仮説として考えられるのは

奥さんとLINEやってたとか

キャバクラ嬢とLINEやってたとか

あとは、浮気相手とLINEやってたとかですが

 

やっぱり考えにくいですね。

こういう目的のために何度も離席するというのは

相手に対しても、そもそも「将棋」に対して失礼であり

三浦九段自身、最も嫌うことでしょう。

 

それに、棋士からの「告発」もあったようですね。

橋本崇載八段は、Twitter でかなりきつめの言葉で

批判しています(すでに削除)。

 

ファンには酷な知らせと思うが、個人的にも1億%クロだと

思っている。 奴が除名になるかどうかは知らないけど、

俺は二度と戦う気しない。 以前からソフト指し、モラル、

カンニング、再三警鐘を鳴らしてきたつもりだが、最悪の形

になりただただ残念だ。 これでも潔白を信じるという人は

どうぞご自由に。 

 

9つ年上の先輩に対して「奴」と言うのはいかがなものかと

思いますが

トッププロだからわかる確証のようなものが、なにかしら

あるのは間違いないですね。

 

そもそも、スマホで不正ができるのか、ということもありますが

将棋アプリがなくても可能です。

協力者がいればいろんな方法があります。

PCを遠隔操作することもできますし

時間の長い対局の場合、棋譜もリアルタイムで得られるわけ

ですから、協力者が調べ、LINEで伝えてもいいわけです。

 

あと、仮にソフトを参照していたとして、「それが不正に当たるか?」

という問題もあるかもしれません。実際、棋士本人が考えている

手と、ソフトが推奨する手が同じということが実際は多いでしょう。

トッププロが見つけられない手をソフトが見つけるということは

ほとんどないはずです。

 

しかしアマチュアが趣味でやるのとは違います。

一手に何時間も考えることがあります。これは、先を読むだけ

ではありません。「決断」に要する時間であることも多いです。

「いい手だと思っても決断がつかない」

「この手しかないと思うけど決断できない」

そういう葛藤と何時間も戦うわけです。

ソフトを使うことで、この葛藤から解放されてしまいます。

 

また、将棋の場合、「指した瞬間は好手でも、後で指した手に

よって悪手になってしまう」ということが起こりえます。

たった一手の悪手が、それまでの好手をみんな台無しにして

しまうことがあり、悪手を指してしまったことに気付くと

平常心を保てなくなります。

 

大逆転も起こりえます。前に青野照市九段がおっしゃって

ましたが、対局者は「50対50 でスタートした形勢が 51対49

になった」ことには気付くそうです。そして「80対20」まで差が

開いたら、当然、気付きます。

しかし「80対20 が 70対30 になった」ことには、なかなか

気付かないそうです。

気付いたときには60対40ぐらいになっています。それでも

60のほうが有利なはずですが、そこで動揺してしまって

一気に逆転が起こります。

 

要は「形勢判断」は重要なんです。しかしプロでも難しい。

その点、多くのソフトには現状の形勢を点数化する機能が

あります。

 

「何を指したらいいかわからないからソフトを使う」のは

論外ですが、「自分が指そうとする手を確認する」ので

あっても、「前にさした手が悪手でないことを確認する」ので

あっても、許されることではありません。

 

仮にですよ。国家試験において、試験時間中に

「絶対に解答は修正しません。だから第1問の解答を

教えてください。」

って、絶対に認められませんよね。これができてしまったら、

第2問以降に臨む気持ちが変わってしまいます。

 

 

憶測でしかありませんが

三浦九段は「指すべき手をソフトに頼る」ことまでは

しなかったと思います。

しかし「形勢の確認」のようなことはやってしまった

のかもしれません。もしそうであれば、それはプロとして

あるまじき不正行為です。