反常識講座/渡辺 淳一

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著者: 渡辺 淳一
タイトル: 反常識講座

 「非常識」ではなく「反常識」ってところにミソがある。
 常識を知った上で常識を裏返してみてみよう、って事である。
 「一夫一婦制が崩れるとき」という章かがあるが、一夫多妻制ではなく多夫一妻制の可能性もあるってことで笑える。
 こうあるべきだとかこうしなさいというべき論でなく、こういう可能性も検討したらどうか、という投げかけであり読んでいて楽になったような気がした。
 なぜか気持がすーっとした本です。
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ひと言の魅力/金平 敬之助

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著者: 金平 敬之助
タイトル: ひと言の魅力―周りが笑顔で一杯になる107の話

 辛いときに友達から言われたひと言でパーッと明るくなったり、悩んでいるとき上司からのひと言で気持ちが軽くなったりしますよね。
 筆者の聞いたり感じたひと言を107個綴ってあります。

 お金が全てのようなせちがらい世の中、この本を読んだだけで幸せを感じます。
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著者: 小林 光恵
タイトル: 進め天然ぼけナース

 元看護婦である著者のエッセイ。
 看護婦時代だけに限らず、子供の時から今に至るまでのエッセイである。
 タイトルに「天然ぼけ」ってあるが内容は結構天然が入ってる、って感じると思います。
 
 ちなみに、この本は表紙の絵とナースという響きにつられて買ってしまいました。
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機長の一万日/田口 美貴夫

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著者: 田口 美貴夫
タイトル: 機長の一万日―コックピットの恐さと快感!

 日本航空でジャンボジェット等のパイロットをしていた時の回顧録である。
自動操縦、積乱雲、オーロラとの遭遇等、一般人では味わうことのできないコックピットでの裏話を楽しく読むことができる。
 ただ、皇室だとか首相とかVIPを乗せたときの手に汗握る緊張した操舵の記述があるが、命はVIPだろうと一般人だろうと同じなのだから、VIPだからといって違う操縦をしてもらっては困るんだけど・・・。ちと不満。

笑犬樓の逆襲/筒井康隆

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著者: 筒井 康隆
タイトル: 笑犬樓の逆襲

 筒井康隆のエッセイは、ずっと以前(5年か10年前?)に読んだ事があり、昔とどう変わったか見ようとして、書架を探したが見つからない。ただ、記憶では、筒井康隆なりに社会を批判し、それを小説にしているような事を書いていたような気がする。そういう意味では昨年末に出したこのエッセイも同じであるが、断筆してからの芸能生活とのつきあい、断筆をやめてから作家と芸能人の二足わらじ等を知る事ができて良かったと思う。

 僕は会社ではボランティアとして社内報(小学校の壁新聞に毛の生えたようなもの)の制作に携わっているが、会社という社会の中では、言論の自由はない。会社批判はもちろん、会社にとってマイナスになる事は絶対に書けないし載せられない。発行前の検閲も厳しい。また、面白くない会社行事も面白そうに書かねばならない。

 「笑犬樓の逆襲」では、政治家であろうと作家であろうと平気で個人名をあげて批判している。これは日本という社会では通用しても会社という社会ではあり得ないと1人納得。

藪医者のほんね/森田 功

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著者: 森田 功
タイトル: 藪医者のほんね

 町の小さな看護婦さん1人の診療所の先生のエッセイです。タイトルは「藪医者」ですけど、読んでいるととても藪医者とは思えなく、たんなる自分を卑下したタイトルだったことが分かります。医者と患者さんとはこころで繋がっており、町の診療所ってこんなんなんだ、って分かったような・・・。病気の奥深さもちょっと分かったような・・・
 自分は調子が悪いと近くの総合病院に行くが、なんとなく診察~治療っていう流れ作業のなかで診察してもらっているような気がしてきた。

 そういえば、最近歯科医院に通っている。急に口の右半分がメチャクチャ痛くて、歯科医院に急行した。しかし、口の中右半分からこめかみにかけて痛、どの歯が原因か分からない。金歯の下はレントゲンで写らないらしい。しょうがないので怪しそうな歯から順番に麻酔をかけていって、やっと4本目に当たった。なんか最低な診断方法だったような気がするけど、そんなもんなのかなぁ。
 とりあえず、歯痛は治まったと思ったら、今は口内炎が出来て痛い。これは良い治療法ってないよね。
 


著者: 谷沢 永一
タイトル: 人間、「うつ」でも生きられる

 たぶん、このブログを読んでもらえてる方は鬱(うつ)じゃないと思います。僕は2年前から鬱でした。鬱の間はこんな文章は全く読めませんでした。ずっと怠け者だと思ってました。鬱じゃないかと思い医者にかかったのは半年前です。3ヶ月会社を休み、療養してやっと本が読めるまで回復しました。2年前ってのは、今から思い返せば急に本を読めなくなった時期なんです。今から考えれば2年前から鬱だったんだと。

 著者は、中学の頃からずっと鬱で悩まされ、その鬱と戦う自叙伝です。本書の冒頭に、この本は、鬱になる前に読んでおいた方が良い、って書いてあります。実は僕も最初に読んだのは4,5年前です。もちろん、自分が鬱になるなんて想像もしなかった頃です。その頃、自分のHPに読書の記録をつけていました。最近、そのHPに気が付き、本書を持っている事を知り、再読しました。ちなみに、そのHPには、「自分は鬱になるような性格じゃないので安心ですけど、一読をお勧めします」って書いてありました。(笑)

 著者の鬱症状は自分には手に取るように分かり、自分も鬱だったんだと再認識した次第です。みなさんもいつ鬱になるか分からないと思います。鬱になって初めて、鬱の辛さが分かり、身近にいる鬱の人との接し方も分かるようになると思います。でも、ちゃんと読んでいても、自分が鬱の時には何の役にも立ちませんでした。(笑)

 ちなみに、ひとつ前に書いた「リトルターン」は、主人公のコアジサシと自分が重なって写ります。コアジサシはまた空に飛び立ちますが、僕はまだ飛び立ててはいない、って感じてます。完治までまだ半年はかかるかなぁ。リトルターンのコメントには非常に濁して書きましたが、あれは鬱病から立ち直った人には非常に理解できる本だと思います。あの本もこの本も健常者には、僕の4、5年前と同様、ふ~ん、って終わるんじゃないですかね?

 もし、身近に鬱の人がいたり、自分が鬱と診断されたときには、この本を思い出してください。何かの役に立つ・・・・かなぁ。

居酒屋の流儀/太田 和彦

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居酒屋の流儀
太田 和彦(著)




「まずビールを一本、それに季節であれば枝豆にたこぶつでも頼む。おしぼりで手を拭っているとビールが届く。一人でクーッと飲み干すビールもうまいものだ。枝豆が空になり、たこぶつに箸がのびた頃ビールが終わり、次は酒とついでに冷や奴でもとろう。」
こんなの読んだら、仕事も手に着かず、定時が待ち遠しくなってしまいますよね。そんな本です。勉強になります。