著者: 一校舎国語研究会
タイトル: 日本・名著のあらすじ―精選40冊

 夏目漱石をはじめ森鴎外、太宰治等の近代文学30冊と古事記、今昔物語集などの古典文学10冊について、あらすじが書かれている。
 名著と言われるものは学校で習った本ばかりで、あらすじも初めて知ったものがほとんどである。
 ちなみに、これらの作家はうつ病とかの精神障害者ばかりのような気がするけど気のせいですか。
 あらすじ以外に「知ったかぶりデータ」ってのがあり、そこだけ読んでおけばいつか誰かに自慢できるかもしれないです。
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著者: 和久 峻三
タイトル: 失踪宣告

 法廷を舞台にした推理小説です。
 失踪した夫と失踪宣言し再婚した。しかし元夫が戻ってきた。このままでは重婚になってしまう。
 著者の和久峻三は現役の弁護士だけあって、法廷での裁判官と検事、弁護士とのやりとりには手に汗を握った。(実際の法廷は見た事無いので分からないが・・・)

 この本は文庫本を古本屋で買ってきました。50円でした。安い。 
 図書館で借りればタダだからそんなもんなのですか・・・。
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著者: 飯塚 訓
タイトル: 墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便

かれこれ20年も話です。
1985年8月12日に日航機が長野県と群馬県の県境の山中に墜落したことは記憶にある方もみえると思います。
墜落の一報から警察、医師、看護婦などが遺族との連日の遺体確認作業など過酷な作業を綴った手記です。
著者は、警官を退官したとき、この時の状況をまとめ上げられたようです。
遺族の悲しみ、身を粉にした医師、看護婦の働きぶりには目頭を熱くさせられました。

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著者: 湯浅 俊彦
タイトル: 「言葉狩り」と出版の自由―出版流通の現場から

 差別用語による出版物の回収が時々発生しているようである。

 差別用語による回収は「ちびくろサンボ」と黒人差別が有名である。
 また10年ほど前の筒井康隆の断筆宣言は自分の書いたSF小説の差別用語に反抗する意味で始まった。
 差別だという人(団体)の言いなりになって、いきすぎると「言葉狩り」ともなり得る。

 この「言葉狩り」と出版の自由という観点から、著者、出版社、書店の三者の関係を説明し、出版物の回収は誰が決めるべきか、出版物の回収理由の説明の是非を投げかけたものである。

内容はとっても難しい。

風の部屋/藤堂 志津子

テーマ:
 


著者: 藤堂 志津子
タイトル: 風の部屋

 二股かけていた男二人に別れを告げた後に出会った13歳年下の学生アルバイトの娼夫。冷静なのかわからない娼夫が主人公・来実子の部屋にやってきて繰り広げられる来実子の気持ちとは反対の行動。
 来実子の行動にはまどろっこしさを感じ、イライラしてくる。

黄昏の名探偵/栗本 薫

テーマ:



著者: 栗本 薫
タイトル: 黄昏の名探偵

いつもの栗本薫の小説とは違う。
なんか難しい漢字がたくさん使ってあるし、時代も大正から昭和初期の物語。
SFでもないし推理小説でもない。なんか変だなぁ、っと読みながら最後に分かった。

栗本薫(中島梓名義)が作詞・作曲したアルバム「黄昏の名探偵」の詩を小説化したものである。
最初に知っておけば良かったと後悔。
5つの短編集である。




著者: 泉 基樹
タイトル: 精神科医がうつ病になった―ある精神科医のうつ病体験記

 タイトル見て笑って買ってしまったが、内容はとっても重い。

 うつ病が原因で自殺してしまった友人、そして患者。
 精神科医の著者もうつ病になり、闘病生活から現役精神科医として復職するまで綴ったものである。

 僕もうつ病からなんとか復職したが、闘病生活はとってもよく分かる。
 自分は怠けじゃなく、うつ病だったということは回復して初めて分かるものである。
 精神科医自身が自分をうつ病患者と診断していても、休職しようとせず、危うく自殺までしてしまうころであったようだ。

 一般的に「うつ病は心の風邪」と言われるが、著者は「うつ病は心の肺炎」と言っている。うつ病は適切な治療を受けないと確実に命を落とす、からだそうだ。分かるような気がする。




著者: 水野 貴明
タイトル: Web検索エンジン Googleの謎

 ご存じWeb検索エンジンGoogleのいろいろな使い方を紹介した書である。今まで、検索では単語を並べる事しか知らなかったが、「+」とか「-」、「OR」等の使い方を初めて知った。
 タイトルにある「謎」はあまり感じなかったが、今後はもうちょっと上手な検索が出来るようになりそう。




著者: 安藤 裕康
タイトル: 世界最大の望遠鏡『すばる』

 今から5年ほど前にハワイ島の山頂に建設された口径8.2mもの世界最大の望遠鏡『すばる』の日共同建設プロジェクトの記録である。
 この『すばる』はプロジェクトXでも紹介されたり、『すばる』で撮影された映像はNHKでも時々見る事ができる。
 口径が8.2mもになると、鏡の研磨精度、精密な駆動装置等、新たな課題が山積みとなっていたようである。

 今後も『すばる』で新たな星雲の発見から宇宙の誕生の解明をし、遙か彼方からのすばらしい映像を期待したい。