先日、社労士会神戸東支部の幹事会に参加したとき、毎回隣になる(席の指定無し)、甲南大学法学部の先輩に、「最近ブログを更新してない」と指摘されました。特にやめる気はないのですが、気付けば3か月以上更新していませんでした。ということで、久しぶりに更新します。
最近、社労士の「倫理」について学ぶ機会が多くあります。社労士の義務でである、5年に1度の倫理研修も含め、ここ3週間で3回ありました。社会保険労務士法には次のように書かれています。
第一条の二 社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行わなければならない。
「品位」とは何かはとても難しいのですが、更に「倫理」とは難しい問題です。国、宗教、環境が変われば変わるからです。また、人によって考え方・感じ方が違うからです。
最近、「倫理」、「品位」について疑問に思うことがありました。
私は「産業カウンセラー」の資格を保有しているのですが、産業カウンセラー協会の会員資格を維持するには、研修・月例会に参加するなどして、更新時に一定のポイントを取得していなければなりません。その月例会について憤りを感じました。
月例会はすぐに定員に達し、申し込みを受け付けてもらえないことが本当に多いのです。以前に苦情を申し入れたことがあります。「更新に一定のポイント取得を要求しながら、ポイント取得の機会である月例会になかなか参加できないのはおかしい。定員を増やしてほしい」と。
その後そのままでしたが、先日、会報誌を読んで、怒り心頭です。月例会への無断欠席・直前キャンセルの数が過去12回平均「37名」。すぐに協会に電話して、苦情を申し入れました。私が腹が立った点は3点。
1、無断欠席・直前キャンセルを放置してきた点
2、無断欠席が多いからという理由で「当日参加大歓迎」と呼びかけた点
3、相談を受ける立場であるカウンセラーのモラルの低さ
3、に関しては私も人のこと言えませんが、私はキャンセルで迷惑をかけることになるので、予定がある程度確定するまで申し込みしません。少なくとも別に予定が入った時点でキャンセルの連絡を入れるべきです。そうすれば他の人に譲ることになります。
それに、無断欠席・直前キャンセルを放置しているのが問題で、「無断欠席が多いから当日参加大歓迎」というのは、順番が違うでしょ、ということです。
「産業カウンセラー」は国家資格ではありませんので、法律上の品位を問うものではないかもしれません。しかし、数万人の会員を有し一定の知名度がありますので、その辺りの自覚は必要だと思います。
私には「倫理観」、「品位」、「モラル」について、人を批判できるだけのものを持ち合わせていないということは自覚していますが、少なくとも足らぬところは改善していきたいと思います。
今日もご覧いただきありがとうございます
にほんブログ村
〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影3丁目2番11号
TEL:078-843-2680 FAX:078-843-3707
代表:蓮池良彰(兵庫県社会保険労務士会所属)