IP電話事業「近未来通信」(東京都中央区、破産手続き中)の投資詐欺事件で、詐欺罪に問われた元専務日置茂被告(44)の初公判が20日、東京地裁(平木正洋裁判長)であった。日置被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で、「通信事業に実体はなく、還元金(配当)の支払いは自転車操業だった。支払えないと分かっていながら、うそを言って被害者らを勧誘していた」と指摘した。
 起訴状によると、日置被告は元常務建石春雄被告(68)=公判前整理手続き中=らと共謀。2006年、投資家7人に対し、「中継局のオーナーになれば月額約80万円の収益が得られる」などとうそを言い、計約1億8000万円をだまし取ったとされる。 

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