さくらの女性化けんきゅう日記

さくらの女性化けんきゅう日記

女になるって、とってもたいへんだけど、あせらず一歩一歩近づいていけたらって思います。
落ち込む自分を励ましながら、読んでくださる方も元気になる記事を書きたいです!

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こんにちは。。さくらです!

前回更新から、だいぶあいていてしまいましたが、、、おかげさまで元気です、

今回は、メンタルヘルスのお話しです☆

MtF(トランスジェンダー・トランスセクシャル・性同一性障害・ニューハーフ)も含めて、セクシャルマイノリティって自殺率高いらしいです。

*** うつ病による自殺は社会問題になっていて、さまざまな支援する取り組むがなされていますが、セクシャルマイノリティはうつ病ほどの認知がされていないため、社会的サポートがなかったりします。。

*** 私も以前ある人に悩みを相談していて、「うつ病の方が大変だよ」と軽く受け流されたことがあります。。。 うつ病よりも大変です、、ある意味で。また、セクシャルマイノリティは、うつ病をはじめ他の精神障害を併発する例も多いので、考慮してあげてください。


そのなかでも、トランスセクシャル/トランスジェンダーは、望む身体に近づけない悩みだけでなく、周囲の目やホルモン剤による副作用による鬱傾向など、抱えている問題は多いです。

ゲイやレズビアンといった同性愛者の悩みは、主にカミングアウトできない悩みや、自分を受け入れられないといったことです。そのため、同性愛者のゴールは「カミングアウト」といわれることもあるくらいです。(実際にはパートナーとの幸せな生活でしょう)

一方で、MtFの場合は、カミングアウトはゴールではなく、むしろスタートです。カミングアウトしても、周囲との調整や身体の問題には引き続き向かい合うことが必要です。
性別の悩みとは長い付き合いになります。



一度でも男性ホルモンの影響を受けてしまった場合、完全な女性の身体になることは難しいです。仮に、幼いうちに女性ホルモンを始めても、女性特有の生殖機能を得られるわけではないです。つまり、完全な女性になろうとすればするほど、現実と理想のギャップにつらくなります。。

そこで大切なのは、ありのままの自分を受け入れることと、変化を急がないことです。
とはいっても、トランス(性別移行)をあきらめろということではありません。



まずは、ありのままの自分を受け入れることが大切です。
身体や見た目、性格、社会的立場がどうであれ、自分が生きているというだけで価値があると信じることです。

今の社会は、「いかに成果を残せるか」が人間を評価する指標になっています。ビジネスの世界はもちろん、受験競争などをはじめに、家庭教育の中にもこの価値は持ち込まれています。
小さいころから、「社会は厳しい」と繰り返し脅されて育ったり、「お前は勉強ができないからダメなやつだ」と、自分の価値を認めてもらえない、育てられ方をする子どもたちが多いことに心が痛みます。

しかし、人間の価値は成果で決まるわけではないのです。もし成果で人間の価値が決まってしまうのであれば、どんなにズルいことをしてでも、成功した人が素晴らしい人ということになってしまいます。

私たちは、そういう人間を尊敬しないですよね。



あなたは価値のある、かけがえのない存在です


どんなに「自分はダメだ」と思っていても、いいところのない人なんていません。

頭がいいかもしれないし、性格が優しいかもしれないし、運動が得意化もしれない、絵をかくのが得意、字を書くのがうまい、食べ方がきれい、今はダメでも前進している… なんでもいいのです

それでも、自分にいいところはないと思ったら、自分の悪いところの裏面を見てみてください。性格をはじめ、さまざまなものごとには二面性があります。。

例えば、短気は「行動力がある」と言い換えられますし、内気は「思いやりがある」事の裏返しです・・・

このように一見悪いと思われる性格も、見方を変えれば長所ですし、ある場面では役に立つのです。


それでも、自分の価値を信じられない場合、、、、

今はなくても、これから成長していけばいいじゃないですか!!
あなたの心には、磨かれていないいい面や能力があるんです。
可能性があることが一番の価値ですよ。


えっ、トランスの話から離れてきている??? 
はい、少々脱線したようなので、トランスに話をもどします


先ほどお話ししたようにすべての人には、さまざまな可能性があるので、
あなたの中にも女性になる可能性はあるということです。

信じられないでしょう?

でも、人間の発生過程の初期では、男性も女性も全く同じ身体です。
この時点では、男性と女性どちらになる可能性も持っているのです。

それが、遺伝子やホルモンの影響で、男性/女性にわかれていきます。
性別が分化した後も、男性/女性になる可能性はなくなるわけではありません。
その証拠に、元男性でも、女性ホルモンなどで、ある程度女性らしくなりますよね。

でも、可能性を開いていくには、信じることが大切です。。。
自尊感情が低い人がなかなかうまくいかないのは、可能性はあっても、自分を、自分の可能性を信じられていないにつきます。

「どうせ私には勉強はできない」と思っていると、頭がよくてもいかせません。
「どうせ私はのろまで能力がない」と思っていると、仕事がうまく進まなかったりします

だから、まずは、ありのままの自分を受け入れてあげましょう。

なにがなくても、そのままで、いい。
人がどういおうと、自分の価値はかわらない!
生きているだけですばらしい。

そして、自分の中にある女性になる可能性を信じて、治療を進めていってくださいね。

あとは、変化をあせらないことです、、
あせらず、あせらず。。。女性らしい身体になる変化は、ゆっくりすすみますよ。


パス度をあげることと、女性化が進む方法をフロイト・ユング的な「精神力動」の観点から考えた記事がありますので、よかったら見てみてください! ↓↓

パスするとは結局? 近道は無意識に任せること:性同一性障害の精神分析⇒ http://joho.jpch.net/archives/218