ランコム ローズ マガジン
2010年10月31日 Theme: 日々いろいろ

葉加瀬さん♪

昨日、私と夫、そして私の友人の3人で、
大津琵琶湖ホールで行われた、葉加瀬太郎さんのコンサートに行って来ました。
葉加瀬さん、言わずと知れたバイオリニストです。

葉加瀬さんの熱烈なファンである友人のおかげで、ここ何年、ずっと続けて行っています。
京都は勿論、大阪も。でもこの琵琶湖ホールは初めてです。
しかも、なんと今回は1列目のど真ん中!本当に舞台のど真ん中!
友人もテンション上がり、私も上がり、一緒に行った夫も大喜び~。
ファンクラブといえども、こんな特等席は初めてと友人も言っていました。
1列目というと、ちょっとしんどいかな、と思ったのですが、
そこは琵琶湖ホール、舞台までの距離もそこそこ適度にあって、舞台全体が見渡せるほどです。
開演までワクワクドキドキしながら舞台上をキョロキョロ見てました。

コンサートはとーっても、とーっても楽しかったです。
今までの葉加瀬さんのコンサートの中で一番楽しかった~!
殆どが新しいCDからの演奏で、CDを購入していない私たち夫婦は殆ど知らない曲ではあったけど、
そんなこと、ぜ~んぜん関係なし!
葉加瀬さんのオリジナルから、クラシックをアレンジしたもの、はたまたディスコ調にアレンジしたもの。
休憩をはさんで、3時間弱、200%堪能しました!

その中で一番楽しかった、というか『いいなぁ~!!』と思ったこと。
それは、客席から選ばれた人が葉加瀬さんや他の出演者と一緒に曲を演奏する、というコーナー。
最初は、出演者らと一緒に演奏するということは全然一言も知らされず、
ただ、バイオリンを弾いたことが無い人に、バイオリンがどんなものか、
葉加瀬さんの教えのもと、弾いてみよう!というコーナーでした。

「弾いてみたい人いる?」という葉加瀬さんの問いかけに、
勿論私も「は~いっ!」と手を挙げましたとも!でも、「最前列というのもなんやしなぁ~」と
軽くいなされて後方の女性が選ばれました。。。
そして葉加瀬さんの面白おかしい指導のもと、どうにか開放弦で2弦と3弦だけ弾けるようになり、
しばらく一緒に葉加瀬さんと、2弦、3弦、2弦、3弦・・・と繰り返し弾いていると、
バックから静かにピアノのメロディーが流れ、ギター、チェロと音が鳴り出して、
何と葉加瀬さんの代表曲「エトピリカ」の前奏になっているではないですか!

客席からも思わず、拍手とどよめきがおきました。
そして、葉加瀬さんと他の演奏者によって、曲はそのまま進行して
客席から選ばれた女性は緊張のまま、2弦、3弦、2弦、3弦、とだけ弾き続け、
「エトピリカ」は無事に終わったのでした。
曲が終わった時、客席から一層大きな拍手が起きました。

最前列で聴いていた私も、たどたどしいバイオリンの2弦、3弦の単純な繰り返しが
あの「エトピリカ」の曲になって行った時、思わず身震いしてしまいました。
頼りなげなバイオリンの音色に、ピアノの音、ギターの音、チェロ、パーカッションと次々に重なっていき、
あっという間にステキなハーモニーが生まれ、『うわぁ~…』と鳥肌もので身を乗り出すと、
葉加瀬さんがメロディーを奏で・・・。
そうやって出来たハーモニー、音の重なり、って何てステキなんでしょう~!
ギターも自分が演奏する時は、独奏曲よりも、重奏や二重奏、
とにかくハーモニーが奏でられるものが好きで、忘れかけていたギターのハーモニーも思い出していました。

演奏が終わって、それまで緊張の面持ちだったかの女性も
とても嬉しそうに舞台を降りていきました。
葉加瀬さんの『乗せ上手』もあったと思うけれど、何て素晴らしい演出なんだろうと、
そして、『私もやりたかった~』と思わずにいられませんでした。

本格的なオペラ公演のために建てられたホールの最前列で聴く葉加瀬さんのバイオリン音色、
他の演奏者の人の表情や指使い、額の汗までしっかりと見て、
本当楽しい夢のようなコンサートでした!葉加瀬さんファンの友人に感謝感謝!




2010年10月15日 Theme: 義母

こんな気持ちで

2010年10月11日 Theme: 義母

一週間が過ぎて

最初に、義母の逝去に際して、コメントを頂いたjiadaoさん、ゆめさん、そしてmarinaさんへ。
あたたかい言葉、ありがとうございました。
皆さん、私のこのブログでは長きに亘って励ましを頂いておりました。
コメント返しもせずに1週間すぎてしまい、すみませんでした。
ここで改めて御礼とお詫びを申し上げます。
本当にありがとうございました。

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タイトル通り、義母が亡くなって1週間が過ぎました。
お通夜、告別式、その後の挨拶周りやお寺との打ち合わせなど、
バタバタと(文字通り)とりあえず、すぐに行わないといけないことを優先にこなして
気がつくと1週間。先週の今頃は告別式や会食を終えて帰宅した頃。

義母が亡くなった、死んだ、という現実が今ひとつピンとこないのは
やっぱり4年間入院していたからでしょうか。
これが義母が在宅で1人暮らしをしていた時期だったら色んな思いがあったかも。
夫も、私が(勝手に)思っていたより気丈です。

忌明けまでの間、我家にある祭壇(というのかな)にある、
お骨や遺影、お花、提灯、ロウソクやお線香などなど見慣れない数々のものを見るたびに
あ、義母はもう病院には居ないのだな、と思う次第です。

直接の死因は肺炎だったけど、色んな機能が衰えて、老衰のように思いました。
最後に面会に行った時のゼロゼロという呼吸音、背中をさすった時の体温、
むくんでパンパンになっていた手指の感触、それらはなかなか消えません。
あと、半日もってくれたら、土曜日だったから義姉や夫も会えて、
そういった現実の義母に会えたのになぁ…と思ってしまいます。
最後にあったのが私でスミマセン…と。

本当、色んなことがありました。
このブログを書き始めたのが2004年の12月。まだまだ義母が達者だった頃です。
約7年、色んなことを書きました。
今、読み返してみると私自身も『若かったなぁ』と思ってしまいます。
今なら1歩も2歩も引いて義母と向かい合うこともできただろうに、と思います。
その頃はそれが精一杯で義母にも自分にも正しいと思っていたのが恥ずかしいです。
その思いがあったからか、遺影に向かって思わず、
『私も大変だったけどお義母さんも大変だったね』と思ってしまいました。
逝去に伴う色んな手続きを進めていく中で、知らなかった事実がいくつか出てきて、
義母の人生観を垣間見るような出来事もあったのだなぁと初めて知りました。
せめて夫や義姉にそういうことも話していてくれていたら、私も、う少し寄り添うこともできたかも。

にっこりと笑う遺影はとても表情がいいですね、と参列者の方々に言われました。
その写真は私が撮ったもの。
今の病院に転院して間もない頃、病院内のレクリエーションである生花教室に参加し、
作品を展示してもらって、その作品の前で鼻高々の義母を撮ったものでした。
こんな笑顔もあったんだ、こんなに喜んでもらえるなら、とその時は思ったっけ。。。

告別式の翌日、義母宅のご近所に挨拶に回りました。
挨拶をしながら、「このお宅にも謝りに行ったな」 「この人には呼び出されたな」
「この人には電話で『いったいどうされるつもりですか?!』と言われたな』 などなど、
ご近所の人とのいろんなことも思い出しながら、会葬のお礼を。
皆さん、当時のことは何一つ口にされずに対応して頂きました。そういうもんなんですね。


忌明けまでのいろいろや、色んな手続きなどまだ山のように残っています。
特に義母宅の遺品整理。これはもう業者に任せるしかなさそうです。
今日も金庫の鍵を夫と2人で探していて、あ!ここに…?!と思ったポーチの中には、
もう一回り小さなポーチが、そしてその中には判子入れのような細長い袋が、
しかも中に何か細長いものが入っていそうな感触。
期待してその袋を開けると、中にはティッシュに包まれた細長いものが…
いよいよかも、と思って包みを開けたら…中には大きなゼムクリップが大事に包まれてました。
お義母さん、いい加減にしてぇ~!と思わず夫と吹き出しました。
こんな調子なので一体どうなることでしょう。。。


このブログはまだ続けていくつもりです。
サブタイトルも含めて近々模様替えでもします。
その際は今迄とは180度違う私が出てきても皆さん、どうか驚かずまたお付き合い下さいね。
くじけそうな時や折れそうな時、自暴自棄になってしまいそうになったこと、
自分が犯罪者になるかも、と思ったこともありました。
本当に色々と励まして頂いて、助けてくださった多くの方々、本当に本当にありがとうございました。
今はもうお付き合いなくなった方も、もし読んで下さっていたら嬉しいです。ありがとうございました。
これからタイトル通り、えくぼの出る、笑顔で過す毎日を(今よりも更に)心がけて、
又更新していきたいと思います。
どうか、またよろしくお願いします。













2010年10月03日 Theme: 義母

面会の翌日に

義母が亡くなりました。

私が面会に行った翌日の朝、自宅に病院から電話がありました。

『血圧が低くなられて、呼吸も止まられて…』と言われているのが

何を言われているのか判らなくて、思わず 「亡くなったということですか?!」と問いただしていました。

それから夫とすぐに病院へ行って、義母の亡骸を一旦義母宅へへ連れ帰り、

いろいろ準備や決め事をして今日のお通夜を迎え、明日が告別式。

お通夜は思いのほか100人近くの参列者がありました。

在宅の最後の方はご近所と色々確執があったのでどうなるのかと思っていましたが、

ご近所の方々も来て下さりました。


いろんなことが走馬灯のように思い出されるのかな、と思ったけど

今はまだ明日の告別式もあるので感傷的な気持ちにはなれません。

ただ、お焼香の時に思ったこと、

『私も大変だったけど、お義母さんも大変だったね。』


また改めて。


2010年10月01日 Theme: 義母

中心静脈栄養法  

中心静脈栄養法、または 高カロリー輸液療法 
【鎖骨下静脈などから心臓に最も近い大静脈までカテーテルを入れて輸液ライン(IVH)を確保し、
 このラインを通して栄養補給する方法。
 輸液ラインを常に留置しておくことで、点滴のたびに静脈に針を刺さなくてすみます。
 何らかの疾患で消化管を通しての栄養摂取ができない患者や、
 消化管を休める必要のある患者に施行されます。


鼻からの経管栄養をしていた義母が、中心静脈栄養法になりました。
先週、病院の医師から連絡があり、
鼻からの経管栄養で、もどして吐いてしまったとのこと。
原因は胃の動きが弱っていて栄養分を受付けられず、もどしてしまったようだと。
そうなると、当初予定していた胃ろうも危険だと。
鼻からだろうと、胃ろうだろうと、栄養分がたどり着く先は同じ胃なので、
その胃がちゃんと機能してくれないことにはどこから栄養を摂ろうと同じように
もどしたり吐いたりしてしまう恐れがある。
もどしたり吐いたりするとそれは肺炎を誘発するのでそれこそ命取りになる。

ということで、これからは静脈から栄養を補給する方法に変えます、とのことでした。
というか、これしか方法がない、というかまだこの方法があって良かったというか。
義母の場合は、鎖骨ではなくてそけい部、足の付け根からカテーテルを入れて
輸液を入れます。

今日、面会に行って会った義母は、
腕には血圧の測定、耳たぶには酸素濃度の測定のそれぞれの器具が、
口元は酸素マスクで呼吸は『ゼロゼロ』と苦しそうな音。
胸元には心拍数を計る為のパッチがペタペタはりつけられていて、
血圧、酸素濃度、心拍数のそれぞれのコードが義母の体から延びていました。

眉間にシワがよった苦しそうな表情であえぐような息遣い、
思わず 「しんどいですね、息苦しいですね」と肩や背中をさするけど、
勿論、義母の反応はありません。目が開いていても見えているのかも判りません。

看護士さんによると、痰をとってもとって取りきれないので、
痰が絡んでこういう息遣いになってしまうのだそう。
血圧は高い(低くて160くらいと言われた)けれど、酸素濃度は充分なので、
酸素は体全体に行き渡っています、とのこと。
今は栄養分(食事)を止めているけれど、明日から足の付け根からのカテーテルで
高カロリー輸液を入れますと言われました。そうすると少しは状態が良くなると思います、と。

会うたびに衰えていくのが本当に目に見えて判ります。
こうなると、認知症で脳の萎縮がどうのこうの、というよりも徐々に体の機能が衰えていく、
老衰という感じも。

息遣いは息苦しそうだったけど、とにかく、義母はずっと寝入ってました。
眠れないほど苦しいわけではない、と思って、眠れるだけ良しと思って病室を出ました。

ところで。この静脈からの栄養の摂取になるということは
病院から連絡があってから夫がすぐ義姉に連絡してました。
そしてその2日後くらいに義姉が面会に行ったのでした。
その時の義姉からのメールには 『静脈に栄養を入れる管が胸に刺さっていて体が管だらけです』と。
なので夫は、面会に行く私に、胸にいっぱい管が刺さっているようだから
心の準備をして(驚かないように)、というようなことを言いました。

私も、そうなのか、と思いながら、でもいくらなんでも胸から静脈ににグサッはないだろうと、
思っていたけれど…今日行ってみたら、やっぱりそんな胸にグサッということはなく、
胸に刺さっている管なんてないのでした。
胸には心拍数を計るためのパッチが貼られているだけ、
そのパッチから伸びたコードが機器に繋がっているだけ。
…ということは、義姉はこのコードを見て、これが胸から静脈に刺さっている管、と思った…?!。

そういえば、最初に義母が骨折して入院した時、
義母の指に挟まれた、酸素濃度を測るクリップを見て、
義姉が『これが繋がっている酸素ボンベはどこにあるんでしょうね』と真顔で言ったのを思い出した。
その前に看護婦さんからこのクリップの説明を私と一緒に聞いていたのに、である。
義母の状態は楽観視出来ない状態ではあるけれど、
義姉の、時々見せるこういった天然キャラぶりにちょっと脱力して、
ちょっとほっとした私でした。









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