先日UPした専門家 http://ameblo.jp/yasxyas/entry-12239462966.html の続きです。
と言う訳で、とある会合で「専門は何ですか」ときかれたことがきっかけで、何回目か分からないけれど、自分の専門について「もやもや」っと考え始めた訳です。
そのようなタイミングで、僕が今の道に進み始めた頃からの付き合いの旧友と久しぶりに飲む機会がありました。
その友人と2人で飲むのは久しぶり、懐かしいこと、今のこと、これからのこと・・・と、あれこれと話題は飛びながら本当にたくさん話しをしました。
その中で、当然僕は「自分の専門」についてどう思うかを聞いてみました。
それが必要かどうかも含めて、自分の思うところも伝えました。
そこでの彼の即答が、何だか妙に腑に落ちたのです。
彼曰く、僕の専門は「手放させること」「まかせさせること」じゃないかというのです。
何年も前に彼が僕の真似をするときのセリフは、常に「どうぞ~!」
確かにかなり初期の頃から「どうぞ~」というセリフとともに受講者に委ねることが多かったし、その頃の写真を見るとそういう場面がとても多いのです。
なるほど、そうなのかもしれません。
企業研修でも様々なカリキュラムで管理職や中堅向けには「まかせること」や「委ねること」を伝えているし、逆に若手向けの時は「まかせられる存在になろう」というようなことを伝えています。
手放さずに、いつまでも抱えていたら組織は発展しない。だから経営者さんには経営者以外できない仕事は全て委ねましょうという話をしています。
僕の専門は「手放させること」「まかせさせること」「委ねさせること」
そのための関係性作り(信頼がなければまかせられない)であり、コミュニケーションであり、相互理解の促進や対話の時間なような気がする。
次に「専門は何ですか?」と訊かれたら、「手放させること」「まかせさせること」「委ねさせること」と答えたいと思います。