靜岡市美術館は10月にポーラ美術館コレクション展を開催して、多くの来場者を迎えることができ田中館長はじめ関係者を安堵させております。


12月10日から「家康と慶喜」展が開催されております。

当日の開会セレモニーには、徳川御宗家の徳川御夫妻がご来賓として出席されました。我々とも親しく会話されてうれしく思いました。

「家康は狸おやじ」、「慶喜は道楽者」と聞かされて、それが私の脳裏に焼きついていて、贅沢三昧の生活を想像させておりました。ところが・・・・、


家康公は遺訓にもあるように、人々を大切にして、贅沢を慎むなど素晴らしい人格者だった。また、外国文化に関心を示し文明開化のさきがけをした功績は大きい。戦国の時代を平和国家へと導いく礎が読み取れるのであります。


慶喜公は、カメラを通して当時の生活文化を撮影し、数々の貴重な映像をこの世に残している。美術館の展示品から、彼の質素な性格と旺盛な行動力が伝わってきます。とても親しみを感じる作品展であります。


正月には、ご家族で必ず観覧されますようおススメ致します。

小嶋靜岡市長が11月議会で「次期選挙に出馬しない・・・」と表明して以来、にわかに来春4月の統一地方選挙に弾みがついて来たようであります。

すでに海野、田辺の両氏が早々と出馬表明している。いずれも小嶋市長の長期政権を批判するムードに乗って、調子よく、「我こそ靜岡市の未来を創造する男だ」と言わんばかりで、その言動が面白おかしい・・・。小嶋市長の偉業を承知している安竹から見ればである・・・

 

 海野氏は名古屋市長の河村市長が物議をかもし出した「10%減税、市の職員減らし・・・」などに同調した公約をぶち上げるのでないか?と目されている。

 

 田辺氏は民主党に擦り寄った運動を展開して、民主党牧野聖修代議士が叫んでいる「独自候補選定」にもぐりこまんとしてきたとか?。しかしこのところ地方の首長選挙で民主党公認候補が落選している事から、急変して自民党にもご縁があるがごときスタンスで、自民党と民主党に相乗りしようとしているようである。

 自民党靜岡市議団にあっては、情けない事に、民主党と相乗りで田辺氏を支援する事が無難であるかのごとき意見があり?その動きが見られるという?

 田辺氏は自民席で市議・県議を歴任した経歴の持ち主であるが、自民党が必死に戦った坂本由紀子県知事選挙戦、上川陽子衆議院議員選挙戦、岩井しげき参議院議員選挙戦で汗をかいている姿を見たことがない。

誠に調子が良いと言うか要領の良い男であるようだ・・・。

 田辺氏のもっての外は、上川陽子氏が落選の憂き目の時には、牧野聖修氏の当選を勝ち誇ったと言う話も漏れ聞いている。


海野、田辺の両氏は先行しているようだが、これまでの後援活動は「単なる小嶋市長の批判」に乗じてきただけであり、肝心の市政運営の論戦はこれからであります。第三、四の候補が出揃って、選挙戦に突入する来春の2月ごろのヒーバーが楽しみである。


 いずれにしても、全国から注目される政令都市の市長選であります。自民党の面子に掛けても、新鮮な独自候補を擁立して、地方における自民党の牙城をしっかり構築するチャンスである事を忘れてはなるまい!これは衆議院解散が近々あることが予想され、二年後の自民党市議の選挙の前哨戦でもあるからだ。

 静岡市議会の総括質問が昨日(7日)終了いたしました。

 静岡市議会議員数は53名でありますが、今11月定例会では質問者22名で、各議員が市民を代弁する最も権威ある議場で「行政の市政運営を正す問答」には熱が入っております。

 議員団(会派)で研究している課題をテーマとした質問もありますが、多くは各議員が地域や団体と緊密な関係を持っていて、市民が安全安心な生活、豊かさを感じる生活を求めている意見や要望の代弁のために真摯に努力されている姿に頭が下がる思いであります。

 議長席から見下ろすような位置に質問壇があり、質問者の背中に責任の重さを感じるのであります。

それにつけても、市税収の落ち込む中で行政への期待(意見・要望)の多い事か・・・。


 先日の市議会議員研修会で国宝の久能山東照宮を参拝いたしましたが、徳川家康公の遺訓が思い出されました。

人の一生は、重荷を背負うて遠き道を歩むが如し、急ぐべからず

足らざるを常と思えば不足なし心に望み起こらば困窮した時を思い起こすべし

堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え

勝つ事ばかり知りて負けることを知らざれば、害その身に至る

己を責めて人を責めるな

及ばざるは過ぎたるよりまされリ

 市議会総括質問2日目、午後4時過ぎに終了し明日の議会へ「延会」としました。

議場では勿論小嶋市長ともどもですが、小嶋市長を表敬する機会を希望いたしましたところ、面会の時間を頂戴できました。栗田副議長と一緒に市長室に入り、短い時間でありましたが懇談し、この度の議会質問答弁で「市長選に出馬しない・・・」表明に、「一抹の寂しさを禁じえなかった安竹の胸のうち」をお話し、政令都市移行を成しえた偉業と、その行政手腕、政策効果が現れ始めた事に感謝を申し上げました。

小嶋市長は、平成の大合併の達成感を振り返りながら、最近の清水・靜岡商工会議所の合併を高く評価しておりました。4月までの市長職を全うする強い意志を承って、市長室を出ました。

晴れ感無量・・・

 大井川流域は、南アルプスから駿河湾、遠州灘までいっきに110km流れ下ります。50年前まではアルプス周辺から井川地域の流域林業が盛んで、にぎやかな山村社会が営まれておりました。私が幼少の頃の事で、父はきこりの親方で、体を張って私たちを育ててくれました。父たちは20人ほどの人足で組を作り、大井川の「川狩り」で材木を島田・金谷まで流送して稼いだのです。

 

うお座 今日(5日)は下流の島田・金谷から井川まで静岡県が企画している「南アルプスマウンテンパーク構想」の一事業で都市部で暮らす人たちからモニター募集して、井川までのエコツーを楽しんでもらう企画がありました。30名ほどのモニターの皆様を「井川絵本の里」の広場で歓迎いたしました。

 井川のエコツー会員が、朝早くから、草餅・豆餅の持ちつき、アマゴの塩焼き、サトイモのみそ焼きなどの体験をしていただくための準備に余念がありません。

 私は、「南アルプス井川エコツーリズム推進協議会」の会長の立場で歓迎の挨拶をしました。みんなで餅つきをしたり、アマゴを串にさしたり、体験を楽しんで、交流を深めました。「美味しいおいしい・・・」といって喜んでくれる皆さんが、井川地域や大井川流域住民の生活を理解していただいて、山の生活が都会の生活と結びついている事を実感して欲しいと思いました。


虹これからも、四季折々に島田金谷からSLに乗り、森林鉄道に乗って井川・南アルプスへと「エコツーリズム」を楽しんでくださいね!!

もみじ秋晴れの朝ですが寒さを感じます。強風も終息して「賤機中学校」の校庭には地域の農家の皆さんが集合して、日頃丹精した野菜などの即売の準備に大忙しでした。

 餅つきやトン汁、焼きソバなど列を作って買い求めています。いちごイチゴの生産も盛んですのでピチピチした朝取りのイチゴも売れ行き上場の様子です。中学生達はPTAの保護者と一緒に即売ブーツの手伝いなどして地域との結びつきを深めておりました。学校の先生たちも生徒と地域の結びつきを期待して楽しそうでした。

クローバー私は挨拶で、

賤機地域は、新東名高速道路の開通が23年度ですから、いよいよ「新しいまち」が誕生します。農業を大切にしながら、多くの人たちと交流できるまちづくりをしていきましょう。中学生たちが「私達のまち」に自信が持てるような環境を整えていくために、市議会も応援してまいります・・・。

 静岡市議会は総括質問初日を迎えました。安竹のぶお議長は議長席について、間もなく市長席に着く小嶋市長の姿を迎えるときを、真摯な気持で待ちました質問者は最大会派自民党議員団を代表する鈴木和彦議員で、「市長の進退について」が質問項目の第一にありました。

 申すまでも無く、報道陣が議会傍聴席を陣取った風景が、いかに小嶋市長の進退問題に注目しているかの大きさを意味しております。(すでに、一昨日と昨日の2日間、「小嶋市長は出馬しない」と報じました)。

 小嶋市長は答弁で開口一番「次期市長選に出馬しない事にしました」と粛々と述べて「市長としての努めに区切りをつけたい・・・」としました

 私はこの5月に市議会議長になって以来、小嶋市長と共に活動する機会も多く、彼の生の言動を肌で感じてきましたので、親近感も醸成してか、無性に政令市の市長になって以来の私から見た実績評価が高まってきたのでした。以前にブログにかきましたが、多選反対の社会風潮が強い事から、前回の選挙が薄氷の差での厳しい選挙でした。したがってさらに4年経った次期選挙では、実績評価はともかくとして、さらに強い多選反対の風が吹く事を嫌ったのかもしれない。


自民党、民主党がそれぞれ公認候補を立てて、政令都市にふさわしい選挙戦を展開する事こそ、地方分権時代を構築する為の重要な政治活動だと考えるのです。

静岡県独自の「福祉医療3事業」に関わる静岡市・浜松市の要望を川勝知事に行いました。

 川勝知事は冒頭快くお迎えいただき、鈴木康友浜松市長、小嶋善吉静岡市長と両市の中村議長、安竹議長がそれぞれ用意した要望書、議会からの意見書を多くの報道陣の前で受け取られました。

 政令都市に静岡市と浜松市が移行する時点で、福祉医療3事業費(参考までに、H.22念当初分で浜松市・7億1900万円、静岡市・7億2400万円)は3年間の経過措置として認められた経緯があった。すでに静岡市は政令市初年度の17年、3年経過した19年度に、さらにこの度の22年度の継続要望となったのであります。23年度から県からの助成は切れる事になり浜松市は翌々年度には助成が切れることになります。

 静岡県も400円億余の財源不足が懸念される中で、県の言い分は「政令都市は「宝くじ収入」22億円を活用してこの福祉医療3事業の財源を確保できるはずだ、経過措置の引き伸ばしを要望するのは「あまえの構図そのものだ・・・」と言い切りました。これに対して、鈴木、小嶋両市長の見解を述べ、中村、安竹両議長も意見を申し上げました。続く

私の脳裏には、「政令市移行時の県からの1,700を超える事務事業の委譲、県単独事業の市への移管などが、財源が何処まで着いてくるのかを危惧した」ことが蘇りました。県知事が差し出した資料を見ながら反論のチャンスを図ったのでした。続く





 ラブラブこのところ「民生委員児童委員」の大会や表彰式典が開催され出席してまいりましたが、今日は退任される方々440名に感謝状を贈り、あらためて就任される方々439名(1154名就任)にお願いをする式典がありました。

 

 小嶋市長の挨拶で、「昨今は民生委員児童委員に成り手が無くて困っている自治体がある中で、静岡市は充足率が98%、政令指定都市19中に5番目に高く本市の福祉活動の理解が深いことに感謝しています・・・、選任に当って自治会長様たちのご協力のお陰です・・・」と感謝の言葉がありました。

  

 クローバー私は議長の立場で来賓代表の挨拶をいたしました。

 退任される方々に感謝の言葉を申し上げ、新たに就任される方々に「・・・個人情報やプライバシーの保持・保護という言葉に左右される事なく、堂々と福祉活動に励んで頂きたい・・・」旨の希望を申し上げ、子供の健全育成の社会環境や高齢者が安心して老後を遅れる社会作りなど、市議会が応援していく事をお約束いたしました。

 女の子また、福祉行政においては、市長をはじめ福祉部職員が一生懸命働いているをうれしく思っていることを表明し、議会も一緒に福祉行政を支援している事を報告いたしました。


33年間もの長きに渡り「民生委員児童委員」を勤められた方が御一人おられて、市長から特別に感謝状が授与され、満場の拍手がありました。ただただ感謝いたしました!


日本農業新聞がTPP解説特集号を11月22日に発行した

農業壊滅のTPP断固阻止の大見出しであった。農水産省試算が明快に発表されております。


国内農業生産の減少・・・4兆1000億円

食料自給率の低下・・・・・40%~14%

農業・農村の多面的機能の喪失・・・3兆7000億円

GDP減少額・・・・・・・・・・・7兆9000億円

就業機会の減少数・・・・・340万人


 記事の内容は、民主党政権が国内の慎重論に配慮しながらTPPを推進する意向を示したのであります

管政権は今や経済成長が見込めるアジア地域への輸出拡大をもくろんで、日本の経済成長を図ろうと言うのでしょう。シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの環太平洋4カ国の連携は、2015年までに原則関税撤廃を目指しており、今後はアメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアが参加する意向を示しております


この動きに対して 

東京大学大学院教授・鈴木宣弘氏は

農業保護の問題でなく、国家存立の問題」だと明言している。

農産物の中で、わずかに高関税が維持されている一割の品目(米、乳製品など)が、関税撤廃されると食料自給率は基本計画目標の40%から14%に低下すると農水省が試算しており

「国民の命の根幹を成し、世界的にも武器と同じ「戦略物資」とされる食料を殆ど海外に依存することを意味しており、これは、農家保護云々の問題ではなく国家存立の問題だ。」と言うのであります。:・・・・


静岡市議会では、国に対して、