桝添東京都知事が公私混同した金の使い道で報道にあおられている。
都知事としての公務出張は大変なエネルギーを必要とするだろうしストレスも溜まるだろう。ホテルなどのサービスなど勘案すれば高額な海外出張になるだろう。地方の県知事から見れば桁違いかもしれません。

地方から若者たちが東京にあこがれて流出して、地方の高齢化率は上がるばかりで経済は低迷するばかりである。東京都は2020年の東京オリンピックですでに沸き返っている。東京のまちのネオンサインを支え、経済を支えてきた福島の原発事故処理の実態は桝添知事のハートの片隅にあるだろうか。

いつだったか、青森県知事が「若者(特に女性たち)が東京に出ると帰ってこない!これでは青森はとぶれてしまう・・・」と嘆いたとか。
静岡県の川勝知事が「国の機関を地方に分散すべきだ」と主張しているが「りっぱな意見」だと支持したい。

黙っていても東京経済は大きくなるばかりだ、そんなことを考えていると、無性に腹が立ってくる国民の感情が理解できると言うものだ。

公私の「棲み分け」も「けちめ」も付かくなったらおしまいだ。公務においては側近が、家族に在っては子供たちまでが気遣う事も必要だ。地方議員も国会議員も市町村長も大きいまちであれ小さな村であれ、税金を預かる立場の者達は一円たりとも公私混同した「金遣い」は許されない。

しばらく、桝添都知事の弁解を聞きながら、公金の使い方を復習しようではないか。