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最近、TV等の影響で、これぞ商機とばかりに、ことさら両眼視を喧伝する店が増えたように感じます。

この地で創業50年といった店や、いわゆるセレクトショップ的なスタイルで「オシャレになる事こそメガネ」といった店なども、1m足らずの検眼機の不適な検査環境はそのままに、突然に両眼視を喧伝しだしたり。

眼鏡作成上において、両眼視機能が重要であると本当に感じていたならば、創業時とは言いませんが、環境・設備を十分に整えてからやれば良かったわけで(50年前であればポラテストは成立してましたし)

このような「冷やし中華始めました」「カキ氷始めました」的な訴求や、主題とは関係の無い創業年数等との紐付け、尻馬に乗るようなやり方に大変違和感を感じます。

また、斜位は測れば誰でもありますが、問題は量と質であり、それが視機能由来と言えるかどうかは他機関を含めたバッテリーも必要です。

プリズムを入れることを前提とした両眼視機能検査ではなく、そのアセスメントの過程で得られる量的情報に対し、どのように解釈し、状態像と照らし合わせ、方策を出していくのかが重要です。

そして、何より、この両眼視機能でさえ「見る」という機能の中では一部であること、目から取り込んでから後の処理機能・出力機能に触れられていないのは、部分的に抽出した検査に過ぎないということです。

見え方への理解を本当に考えるのであれば、厳密な環境整備と構造化、そして目からの入力に続く、処理・出力に対するアセスメントを考える必要があり、それをおざなりにするのならば、やっぱり「冷やし中華始めました」「カキ氷始めました」かなと感じます。


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