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学校等の視力検査で、右眼A判定・左眼B判定という結果を持ち帰った場合、様子を見るという微妙な判断が往々にしてあるかと思います。

この際、判断の基準となる「視力値」は量的情報(検査の数値)になりますが、この量的情報を軸に「0.7あるから様子を見ましょう」等と根拠に乏しい説明をされるところもあるようです。

例えば「まだ教室の後ろからでも字は見えるであろう」「軽度の近視であるから問題ない」「一度メガネを掛けたら外せなくなるから様子をみましょう」等も意味が分かりません。

これらが、子どもに対して合致するのであれば良いのでしょうが、視覚機能の観点から多角的にアプローチした場合には、全く当てはまらないケースも多々見られます。

視力という尺度の中で、どれだけの情報を得て、どれだけ多角的に判断されているのか疑問です。

個別に抱える様々な困難に対し、矛盾の無い解釈をするには量的情報と質的情報の統合が必要と思われます。

子どもの状態像を理解するために、検査場面・生活場面・学習場面における行動観察による質的評価、視力をはじめとする眼球運動・調節機能など目の入力機能と、認知・記憶・イメージなど脳の処理機能等の量的情報をバッテリーすることで、はじめて解釈する土台が整うのではないかと考えます。

様子を見ている間にも時間は経っていきますし、生活や学習で苦戦している背景にシンプルな問題が潜んでいるのであれば、スパッときって上げることが大切だと私は考えます。


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