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学校では新年度が始まり、身体測定及び視力検査が行われているかと思います。

学校で行われる視力検査は、主に370方式を用いています。

370方式とは1.0、0.7、0.3の3指標により判定する視力測定であり、
1.0以上であるときはA
1.0 未満0.7以上であるときはB
0.7 未満0.3以上であるときはC
0.3      未満であるときはD

と記入する方式です。

学校での視力測定の意味合いは、学習上支障をきたさない事を調べるのが主目的になっています。

しかしながら、実際の学習では黒板を見るだけではなく、教科書やノートを見る為の「近見視力」も必要ですし、板書には黒板とノートを見比べする事が必要になりますので「両眼のチームワーク」「眼のピント合わせの効率」が必要になります。

これらは、370方式では発見できませんので、視力のみで子どもの「見る力」を判断することは出来ないわけです。

当店の事例として、小6まで黒板とノートを見るのに力をいれて見ないと字が潰れて見えた…なんてお子さんもおられます。

本人はそれが当たり前と思っていたそうです。

学習場面で必要な視覚機能は、上記の眼からの入力系だけではなく、眼球運動・恒常性・短期記憶・視覚閉合なども必要になりますし、書字というモーターも加わりますので、視力のみでは学習に支障がないとは全く言い切れないわけです。

端的評価では「見えてる」けど、全体像を評価すると「見えてない」という事も往々にしてあります。

近視・遠視・乱視などの屈折異常は見えてない要因として検出されやすいですが、それらの要因が検出されないにも関わらず、見えてない感じがする…という場合には御相談ください。

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