ジャガイモンプロジェクト代表のブログ

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12日は、 ELEVEN NINES presents ミャゴラ の公演 『 やんなるくらい自己嫌悪 』  の観劇のために 札幌 へ行ってきました。


ミャゴラ とは、イレブンナイン所属の 明逸人 さん が演出を務めるシリーズで、イレブンナインの新プロジェクトライン。

その第一弾の公演が今回の 「 やんなるくらい自己嫌悪 」 です。






新札幌の サンピアザ劇場 で行なわれる公演は、11月9日に初日を迎え、この12日が千穐楽。

チケットは9月に早々に購入済。
途中通過する高速道路は一部が積雪と凍結によって走行規制も出ていましたが、それでも時間に余裕を持って出発したため、特に問題なく現地に到着しました。








実は 13:30 の開場時間よりも1時間ほど早くも着いてしまったのですが、外で待てないほど寒い気温でもなかったため、そのまま会場前で待機。





ちょうど YouTube ではこの公演に向けて、イレブンナインの主宰・ 納谷真大 さん と、プロデューサー・ カジタシノブ さん が配信していた番組、 「 やんなるくらいカジタン 」 の生配信もされており、スマホで番組を観ながら過ごしました。



(クリックで番組アーカイブが見られます)



そんな私の前を関係者が時折行きかい、その度に少し話をしたり挨拶をしたりと、それはそれでなかなか楽しい時間も過ごしました。


13:30 の開場時には私を先頭に30人ほどの方が並ばれていたでしょうか。

先頭を切って中へと入り、最前列ど真ん中の席をキープしてから少しロビーに出ていましたが、その後も人の流れが続いていました。



開演直前には今作の演出を務められた 明逸人 さん が諸説明をされ、14:00 。
舞台の上で物語が始まります。


元々この作品は2006年に 納谷真大 さん が脚本を書かれたもので、その時以来の再演です。
今後また再々演の可能性もあるために詳しい内容について触れることは避けますが、本当にたくさんのことに心打たれる作品、そして公演でした。



いつもお世話になっている イレブンナイン さん ということもあり、出演者の方も、それを支えられる周りの方々も、多かれ少なかれ知っている方ばかり。

そんな中で今回の公演は、イレブンナインに昨年加入した若手メンバーを中心にで構成されています。

そんな彼ら彼女らについても、これまでに他の公演で役者として頑張っている姿を観ているメンバーも多数いますし、他の機会に一緒にスタッフとして動いたことのあるメンバーも多数。

そういう意味では1人1人に対して思い入れも強くなります。



数組の物語がバラバラに進行していると思ったら、実はそれぞれの出来事がリンクしていたり。
1つ1つが目の前で観ている順に起こっていることだとばかり思っていたら、実はその時間軸さえ絶妙な絡み方をしていたり。


前日までに観劇された方々の中から、「続きを観てみたい」 という意見が多く出ていたようですが、そんな気持ちがよくわかる、そんな作品でもありました。

それでも一方で、出来事と出来事の多くのリンクが起こる中で、一番最初の出来事と一番最後の出来事が・・・。
ここを考えれば考えるほど、また深い意味や直接描かれていないものが想像できたりもします。

1人1人のキャラクターには、それぞれに特徴や魅力が散りばめられ、それぞれのバックボーンが、それぞれから繰り出される言葉などを経て想像が膨らみます。


以前に 納谷 さん から、「脚本を作る中で、1つの物語をどう終わらせるかというのが本当に難しい」 というお話を伺ったことがありましたが、そういう意味でも今回はその終わらせ方もまた絶妙。
観ている側に単純に、「おわり」 を感じさせるのではなく、観終わってからも色々と想像を膨らませる、そんな終わらせ方でもありました。





フライヤー左上から、

まずは、修二 役 の 梅原たくと くん 。

彼は8月に公演された 「あっちこっち佐藤さん」 でも独特の演技を見せてくれていましたが、今回はまたそれとは違った力を発揮してくれていたように感じます。

私から見ると、同期の仲間の中では1つ頭が出ている感すらします。

玄人目線で見ればそれは当然まだまだなのだとも思いますが、それでも彼にはお芝居のリズムの良さを感じます。

これからも色々な役を観てみたい、そんな役者さんでもあります。



アキラ 役 の 宮田桃伽 さん 。

彼女の演技を初めて観たのは5月の 「みちこのみたせかい」 。
急遽の代役で公演を救ってくれた大功労者であり、ヒロインです。

彼女の演技もこれまでに何度か観ていますが、普段の彼女の佇まいとのギャップにいつも驚かされます。

今回の熱演は私の中では、「みちこ・・・」 の時の熱演と重なる部分もありましたが、一方で アキラ の色々なバックボーンや心の中を感じさせる、あの時とはまた違った素晴らしい演技だったと思います。

彼女の鬼気迫った迫真の演技は、若手メンバーの中では誰も真似できないような、独特の素晴らしいものだと感じます。



ユウコ 役 の 後藤七瀬 さん 。

「あっちこっち佐藤さん」では、他の若手と一緒に短い時間での出演はありましたが、長い演技を観るのは私は今回が初めてでした。

あの主婦感、幸薄い人妻感は素晴らしいですね。

そして、何度も繰り返す同じ台詞がありましたが、その時その時の感情、そして場面の雰囲気に合わせて微妙に違いが表現されており、その1度1度に心を引き寄せられるものがありました。



ヤヨイ 役 の 城田笑美 さん 。

彼女の演技は2月の 「イージー・ライアー」 以来観ていますが、観る度に全く違った設定の役で、また本人もその度に様々な表情を見せてくれます。

今回は妊婦の役ということで、そういう経験が無い本人にとっては色々と表現が大変なこともあったでしょう。
大きなおなかで動きも制限される中、普段はいつも笑顔にあふれる彼女とは全然違う役柄。

でも、普段の自分と違うからこそ、そんなキャラクターになれる、演じることができるというのはそれもまた役者の魅力なんだろうなと改めて感じました。



2段目左から、

ノリオ 役 の 大作開 くん 。

彼の演じるところを観るのは今回が全くの初めてでした。

まだ高校生の彼ですが、今回はそういう意味での若さを感じさせない、堂々とした演技だったように感じました。

見た目にも普段とは全く違っていますし、おそらくの本来の彼という人間の中にも全く無いキャラクターだったのではないかと思います。

若く勢いのある演技は、兄貴分の エイジ といいコンビでした。



エイジ 役 の ヴィンセント藤田 くん 。

彼は某学校の私の後輩でもあることから、いつも色々と注視しているのですが、考えてみると彼の演技も、「あっちこっち佐藤さん」 での ローソン佐藤 以外では初めてでした。

ヤクザの兄貴分なのにどこか抜けている。
兄貴分なのにいつの間にか弟分の ノリオ に・・・。

粋がったヤクザと、途中から心が入れ替わったようになってしまう男。
そんな違いをわかりやすく表現していたと感じました。

千穐楽も遅刻したようですし、後輩をあまり褒めるのもなんですが、出てきた瞬間からその場の空気を持っていくような、迫力のある表現ができていたと感じました。



次は 演出 の 明逸人 さん 。

さん に関しては私の方からは特にありません。

今回、イレブンナイン内での演出は初めてだったそうですが、昨年4月には同劇団内で監修を務められた ギャルソンモンケ「となりの花は棘」 を拝見しています。

あの時も抱腹絶倒で本当に面白かった。
そして同作品が、私がイレブンナイン関係で初めて観たお芝居でもありました。

いつもお世話になっています!



下段左から、

アシスタント 役 の 工藤沙貴 さん 。

彼女の大きな声での叫びと、満天の笑顔は、常に舞台の上での大きなアクセントになっていたと思います。

観ていて本当に気持ちよかったですし、そうかと思ったら時にその感情に合わせて表情が大きく変わる。
序盤は、ヨロズ屋 に付属するチョイ役なのかと思っていたら、実は全然そうではなく、最後には・・・。

前へ前へと出ていく感じではない役こそ、本当は難しいところもあったりするのではないかと思ったりもしますが、彼女は演技も動きもとても良かったですね。



ヨロズ屋 役 の 坂口紅羽 さん 。

彼女は常に異彩を放っていました。
普段はまるでモデルのようなシュッとした見た目の彼女も、一度演技に入るとさすが役者さん。

普段は使わない関西弁も使いこなし、もしもっと肌をしっかりと隠していたりすれば、彼女のことを知らない人は、この人は本当におばあちゃんなんだと疑わなかったもしれません。

作られたキャラクター以上に彼女の様々な表現が、この ヨロズ屋 をより魅力のあるキャラクターにしていったと思いますし、その努力が感じられる演技でもありました。

また、最終盤に会場が涙に包まれるシーンがありましたが、あれは台本に書かれたもの以上に彼女の演技力、そして舞台の上でそこまで作り上げたものがあったからこそ、それが多くの人の涙に繋がったのだと思います。

直後にあの鹿のような帽子を脱いで去っていく時、あの ”いい女感” も、それまでとのギャップがあってこそ活きてくるものだと思いますし、そこまでに一歩間違えば笑いに繋がってしまいそうな表現も、彼女の演技あってこそ涙が止まらないものになりました。

本当に素晴らしかった!



質屋 役 の 澤田未来 さん 。

私よりも年下で、彼女の年齢の人を ”ベテラン” という一言で片づけてしまうは申し訳ない気もしますが、それでも今回のメンバーの中ではずば抜けた経験を持ち、そして力を持った女優さんです。

これまでにも何度も彼女の演技、お芝居は観て来ていますが、そのたびに凄さを実感しています。
今回もそれは同様でした。

終演後、「『オコジョさん、こんにちは~』 って狙って手を振ったのに手を振ってくれなかった」 と言われました。
彼女は私が観ていた場所もしっかりと把握していたようです。

私はお芝居の流れやリズムを壊してしまうそうで、気付いていながらも咄嗟にそれに反応できずじまいでした。
次があれば、その時はしっかりと反応したいと! そう思います。

彼女は普段は役者としても活躍する中、裏方や事務方としても劇団を支えています。
私自身、これまでに イレブンナイン さん と一緒に行動、活動をさせていただく中でそんな姿も多く見て来ています。

一人芝居をされることもありますし、何から何まで本当に凄い人だなと、今回改めて感じた次第です。



コールガール 役 の 菊地颯平 くん 。

これまでの他のレポートやブログなどでも度々触れていますが、彼とは昨年の春以降、時に同じ現場でスタッフ同士として動くこともあれば、役者としての活躍を観せてもらうこともあります。

若手とはいえ、他のメンバーより少し早くイレブンナインに加入し、舞台の上に留まらず時にテレビでも活躍を見せる ”若手のエース” です。

最初に彼の演技を観た時からすでに1年半。
そんな中でも確実に成長を感じることもでき、そしてまた確実にファンの心をつかんでいる彼であるとも思います。

普段は本当に律義であり、スタッフとして私と共に動く時であっても、自分自身の経験の浅い部分や知らないことに対して、常に向上心や学習欲を持って望んでいることを彼には感じます。

他の若手メンバーよりも少し早くから イレブンナイン さん のベテランに囲まれて揉まれながら育ったこともあり、彼にはやはり色々な意味で他の若手とは違ったものを感じますし、私自身も特別な思い入れもあります。

過去の作品でも彼の明らかな成長が感じられた時、私は涙が止まらなくなったことがあります。
努力の先にある成長だからこそ、それは本物だと思いますし、それは彼自身にとっても大きな大きな財産になっていくと思います。

今回は コールガール というかなり特殊なキャラクター、そして設定の役柄でしたが、そんな役にもしっかりと彼らしさも取り入りられており、見た目やキャラクター以上に観ている人の心に残るものが演じられていたと思います。




彼ら彼女らの紡ぐ物語を観ていて、1つ1つの笑わせる場面、台詞や動きに心を大きく動かされ、そして ”面白く” も ”楽しく” もお芝居を観せてもらいました。

笑いの取れそうなこと、会場から反応が返ってきそうなものについては、素人目線で見ていると、「ちょっと間を取って会場が笑えるスキを与えてもいいのではないかな」 とも思ったりしましたが、考える角度を変えると、お芝居自体の話の流れ、リズムも大切だと思います。

そういう部分の考え方、表現の仕方が色々と難しかったりもするのでしょうが、私としては何ヶ所もたくさん声を出して笑えそうな場面があったのに、ちょっとタイミングを逸してしまったというようなところもありました。

それでも本当に心から楽しむことができました。



この公演このお芝居を通して私が一番感じたことは、彼ら彼女らの明らかな成長だったと思います。

稽古や活動を共にしたりするイレブンナインのみなさんや、様々な公演を数多く観に行かれている方々に比べれば、私は明らかに彼ら彼女らのことを直接的に見てはいないかも知りません。

ですが、その間隔が1度1度空くからこそ、その違いが見えてくるということもあると思います。

例えば子供でも、毎日見ている親よりも、たまにしか会わない親戚の方が、「背が伸びた」 とか 「顔が大人になった」 とか気が付くものだと思います。

それに無理に当てはめる気はありませんが、彼ら彼女らに対しては、その演技ばかりではなく、人間としても様々な部分での成長を感じますし、今回はとくにそんな若手が中心に作られた公演だからこそ、余計にそんな色々なものを感じられました。

本当にたくましい限りです。



この4日間5公演のために費やされた稽古期間や時間は相当なものだったと思います。
確か8月の末頃からすでにこの作品作りが始まっていたと記憶しています。

その稽古期間にはたくさんの苦労や辛い思いもしたと思います。
思うようにいかずに悔しい想いもあったはずです。

ですが、そんな想いも経験も、これからの彼ら彼女らにとっては大きな糧になっていくものでしょうし、無駄なことなんて何一つない、とても貴重な経験だったとも思います。


そんなことを考える度、彼ら彼女らの ”次” がまた楽しみで仕方なくなります。



終演後、カーテンコールが続いていても、私は自分の涙を止められませんでした。

舞台の上で一列に並び、深々と頭を下げる彼ら彼女らの姿は、本当に輝きに満ちたものに見えました。

ベテランの方や玄人目線に見ると、きっとまだまだな部分やダメな部分、もっともっと向上できる部分はあるのだろうと思います。
彼ら彼女ら自身も、100%満足できる、思った通りの演技ができたのかと考えると、そうではないメンバーもいたのかもしれません。


ですが私は素人としてあえて言わせていただきます。

やんなるくらい自己嫌悪 、本当に彼ら彼女らは素晴らしかった!

最高でした! 心から感動しました!


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