グレースケアのとんち介護教室

時代の先端にして崖っぷち、ケアのトレンドを脱力レビュー。


テーマ:
もともと障がい者の自立生活運動、その前は青い芝(脳性まひ者集団)の当事者と関わっていた(「健全者」呼ばわりされていびられていた)こともあって、地元の暮らしづくりも気になるところ。

で、ひょんなことから学習会のコーディネーターを引き受けた。
明日が第1回。


武蔵野はいろいろな施策が充実していますが、自立生活を試みる当事者はまだまだ限られている。地価や家賃も高い。でも、さらに人材が地場から次々出てくると盛り上がりそう!

障がいをもつ当事者や家族を中心としたささやかな集まりから、ピア・カウンセリング効果でエンパワメントに期待、そしてゆっくり実践にもつながりますよう、ぼちぼちやっていきたいところ。

以下ご案内を引用します。


「武蔵野の地域生活・福祉を考える会」

障がい者が地域で暮らす~見えないところから見えてきたこと~

3月27日(土)午後3時30分~午後5時
西久保コミュニティセンター 地下イベントルーム
参加費 無料

講師 宮城永久子さん
(三鷹市障がい者地域自立生活支援センターぽっぷ代表)

パネルディスカッション
・宮城永久子さん
・桧垣知子さん(三鷹市自立支援協議会 知的障がいの仲間)
・須賀弥生さん(武蔵野市市民社会福祉協議会)
・酒井陽子さん(武蔵野市市民協働サロン コーディネーター)
コーディネーター
・柳本文貴(NPO法人グレースケア機構)

「障がい者が地域で暮らすこととは?」「障がい者が家を借りるには?」「買物や外出はどうするの」「障がい者が一人暮らしをするには?」などなど。
まちにはたくさんの障害や障壁がありますが、それでも障がい者にこそ分かること、もっている力があります。みんなで知恵を出し合い、サポートしあうための勉強会、第一回めです。

みなさん、気軽に参加してください!

連絡先 NPO法人グレースケア機構
0422-70-2805

*グレースケア機構は介護保険や公的な福祉サービス以外の介助・介護を提供している事業所です。幅広い相談事業も行っています。

引用おわり。


宮城さんは障がい当事者として、つくづく「私は障がい者に生まれてよかった~♪」と言うなかなか魅力的な人です。

確かに、イケメン店員のいる居酒屋を探し歩き、段差もなんのその、むしろお気に入りの兄ちゃんたちを介助に巻き込むために好都合!と本気で思って愉しむようなひと。そんな暮らしの一端を伺えればと思います。

間際の案内で恐縮ですが、どうぞご参加ください。









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テーマ:
誰が担うのか、介護保険10年

毎日新聞の連載2回目(24日朝刊)で、グレースケアが紹介されました。

前段で訪問介護事業所の経営者の悩み、コムスン撤退後、事業は大企業有利といった話に続き、以下引用します。


コムスン職員だった柳本(やぎもと)文貴さん(39)は08年4月、元同僚たちと介護保険制度外のサービスだけを提供するNPO法人「グレースケア機構」(東京都三鷹市)を設立した。要介護認定や家族の有無にかかわらず、利用者が必要とするサービスを提供し、スタッフも自由に選べる。

 「オペラ観劇をしたい」という高齢者がいれば付き添い、「遠くの施設にいる親のことが心配」という娘に代わってお菓子を手に面会に行く。生活支援と身体介護は1時間3150円。国からの給付がないので割高になり「いかに利用者の自己負担を抑えるかが課題」というが、利用者は徐々に増え、月延べ60~70人になった。

 「客を何人増やしたかを競い合うばかりの会社組織には懲りた。介護保険も手足をもがれ、利用者の生活ありきではなく、制度ありきになっている」。柳本さんの挑戦は、制度の原点とは何だったのかを問うている。=つづく


引用終わり。

本紙では利用者さんと深大寺に行ったときの写真つき。好青年の私も写っている(遠いので好青年にみえる。はず)。


「介護保険も手足をもがれ」というのは、言い方がちょっと妙ですが…

ひところの適正化を名目とした規制の強化、不備即返還の締め付けで、ヘルパーやケアマネジャーなどが手足を失うような思いを味わったことを話したもの。

いま厚労省は同居家族や散歩の規制を緩めようとしていても、現場ではいつまた風向きが変わるか分からず、結局保険者頼り、解釈次第の怖れが染み付いて萎縮してしまっている。

恐いのはそれが当たり前になってきていて、06年以降の新たなヘルパーは、プランどおり余計なことは一切せずに時間内に収めることが第一に求められる技能で、「作業」を手早くこなせることが「いいヘルパー」に。
そして文句も言わず、茶飲み話もせず、作業しやすいのが「いい利用者」。


そんな互いの窮屈さとは違う、もっと幅広くて奥深いケアを実現していきたい。
人も生活もさまざまなのだから、本当はとてもとても介護保険の狭い枠には収まらない。


いまグレースケアでは、自費サービスに特化しているから自由に、生活や希望に合わせたサービスを提供できる。

病院付添いはもちろん、娯楽や趣味、長時間の泊まり、認知症の見守り、精神疾患の合併、医療的ケア、家族のケア、看取り、各種代行、金銭管理などなど、、、

同時にケアスタッフもお一人おひとりから学び得られる技能や知識や思いは底知れない。


設立してまもなく2周年。皆さまのおかげで毎月依頼が増え、相談に調整にケアに追われ追われてブログを更新する時間もないほど(汗)、本当にありがたいです。お役に立てて嬉しい。


とまれ介護保険次の10年、現場と仕組みからますますケアを極めていきたい。思いっきり手足を伸ばして~!







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心臓は認めるけど、肝臓はだめ。

腎臓は認めるけど、すい臓はだめ。

筋肉は認めるけど、血液・リンパはだめ。

HIVは認めるけど、他の免疫系はだめ…。


三鷹市の自立生活支援センターぽっぷなどの共催するセミナーに参加。

テーマは「難病者の地域生活を考える~制度の狭間で困っている人達へ」


痛みや体力の低下によって、外出できない、働けない。
抱えている生活課題は同じでも、原因となる疾患の部位や内容によって受けられる支援が異なる。

上は障害者手帳を取得でき、自立支援法に基づく支援を受けられる基準(肝臓は一部認められる)。

ほか、介護保険は65歳以上か、40歳以上で16種類の特定疾病に限られるし、
難病居宅生活支援事業では、難病130疾患に認められるが、実施していない自治体も多い。
(130疾患のうち医療費助成のある特定疾患は56種類)。

生活支援に留まらず、就労支援や障害年金などの所得保障でも、手帳の有無などで大きな差ができている。


制度のすきまに取り組んできたグレースケア、
“臓器差別”“病気差別”に加担しない支援をつくっていきたい。


難病をもつ人の地域自立生活を確立する会
http://www.k5.dion.ne.jp/~against/

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