グレースケアのとんち介護教室

時代の先端にして崖っぷち、ケアのトレンドを脱力レビュー。


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年に1度の福祉介護のお祭り、国際福祉機器展。

今年も東京ビックサイトにいってきた。


前回は、介護予防ブーム沸騰で、マシントレーニングで場内イヤな汗充満だったが、今年はほとんど見当たらない。代わりに、ゲームマシンやらスロットやらスポンジ型抜きやら細かいプレイグッズが目立つ。


また、良心的な介護職が眉をひそめる、おなじみ‘全自動モノ’、下火になるかと思いきや、ますますコマ割は大きく、フロントラインに出てきた。例えば、全自動排泄処理機。ベット上で寝たまんま、尿も、さらに便も、自動で吸い込み、洗い流し、乾かす。オムツカバーの周りに水は漏れません! さらに、携帯に機械の作動状況を伝え、安否確認もできるというスグレモノ! 会社帰りに携帯のぞき、あぁうちのお義母さん、ちゃんとうんこしているから安心だわ…


こんなマシンは、うしろの方で、開発兼営業のオッサンがワイシャツの袖をまくって、介護疲れでゲッソリのお嫁さんにコッソリ売り倒していたものだが、今回は、ハンズフリーマイクのお姉さんの解説で、スパッツを履いたプリティなお嬢さんをモデルに、一気にメジャーっぽく登場。お嬢さんが腰を浮かせられる場合は…、できないときは横にして、仰向けにして股を開いて…。ううっ。

そして吸入ホースをはめるだけ!、とっても簡単!

(介護職役だけはなぜかリアルにオバさん。バアさん役はなぜリアルなバアさんにしないのだろうか)


あとは座ったまま、寝たままのお風呂。ビニールハウスや檻みたいなものに身体を入れられ、外から手を突っ込んで洗うやつとか。70年万博で人間洗濯機が人気を呼んだというが、あれから35年、さすが21世紀、夢が実現している。これが人類の進歩というやつなのだろうな。当時の開発者40代だったら今や70~80代。間に合いましたね、自分用に


マシン


展示会は広い。

つづく…。





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漢方薬にツボ押しにハーブティ、四股踏み胸張りなど、まとまりのないストレス解消策の数々。


yahoo!セカンドライフにある「介護疲れ・介護ストレス解消実例集」。

元ネタは主婦の友社の『ほっとくる』(隔月発行)。

http://secondlife.yahoo.co.jp/health/special/060401/index.html


なかでも秀逸なのが、「簡単アイデア料理」。

「冷凍野菜に缶詰のホワイトソースを混ぜたグラタン」

「冷凍うなぎをお重に入れて店屋物風」

『流行りものを楽しむ日』を設定し、カレーなどの各種レトルトを食す」


簡単料理といってもたいていは多少とも手がかかる面倒なレシピが多いが、これは本当に手抜き

でも、手抜きなのに、そう思わせないワザ、器を凝ったり企画モノにするなどの工夫がGood!


そうか主婦の友はいつもそんなこと考えているのか…。

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共倒れで地獄極楽をみないように


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「忘れたくても思い出せない」、というのは赤塚不二夫がバカボンのパパに言わせた傑作フレーズ。「正義の味方悪党が、黒い白馬にまたがって前へ前へとバックする…」みたいな意味の矛盾したことばだが、忘れたくても思い出せないことってないだろうか?


先日受けた、認知症ケア専門士試験の二次試験について、あるとよいもの。


1.腕時計

 秒針つきのもの。はじめ1分間の発言の機会あり、1分に満たないと1分たつまで沈黙が生じる。

 逆に1分を超えると、ブザーを鳴らされ、ちょとあせる。秒がわかれば落ち着いて話せる。

2.筆記用具

 もちこみ不可とはいわれない。メモをとっている人と、そうでない人がいたが、それぞれの発言を記録した方が、整理されて自分も意見がいいやすい。はじめの発言は、他人の話の組み合わせでOK。紙は問題用紙のウラで。

3.愛想

 まったく初対面のメンバー6人で、それなりに会話を弾ませないといけない。出すぎず引っ込み過ぎず。愛想良く、他人の話に耳を傾け、うんうんとうなずき合ったりできると、雰囲気がよくなる。みんなで受かろうね!って浮かれたくらいで吉。


試験の結果が出るのは11月1日。

落っこってたのにその原因がどこにあったのか思い当たらなければ、試験のことは「忘れたくても思い出せない」。

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介護系資格マニアなら、とっておきたい、『認知症ケア専門士』。

学会丸儲けの仕組みは露骨だが、流行なので目をつむって受験してみた。


今年は第2回目で、今日が二次試験。

一次は幕張メッセで、気持ち悪くなるくらいの大会場に数千人の受験生。


これ、でっかい老人ホームにおける集団処遇の不安や孤独を体感する課題なのか?

自分の席がわからず徘徊する人も多数。前方は遥かかすんでいる。座っても居心地が悪い。

うわぁこんなに認知症のケアしている人がいるんだ、ここにいる人の数倍の認知症老人、ううう。迫力。


で、内容は、『標準テキスト』と銘打つ4冊組、をみておけばだいたいわかるのだけど、このテキスト自体、正直あんまりまとまっていない(というより認知症のケアの「標準」化が難しいというわけか)。

 例えば、「中核症状」と「周辺症状」という分け方について、介護現場ではわかりにくいとしてBPSD(認知症の行動症状)などの用語(もっとわかりにくい)を出しているのに、他の章ではあっけらかんと、そのまんま2つの分け方で説明していたり。はたまた、「基本症状」と「行動障害」という分け方をしているところがあったり。

 試験では「中核」「周辺」は出なかったが、行動障害は出た。学会の多様性を反映しているのだろうが、でもわかりにくい。


2次はあらかじめ論文を提出し、プラス今日のあるテーマに基づくグループディスカッション…。


むかし、新卒で就職活動をしていたとき、一度やったことがある。そのときの課題は、数人で某市の各部署の責任者になり、予算配分を決めなさいとかいうものだった。

私は確か警察の担当を割り当てられ、予算をバンバン削った(当時は警察=権力と考えるのがフツーだったのでごく自然な態度)。どういうわけか、その会社は落ちた。


昨年受かっている人たちにテーマを聞くと、「認知症高齢者の尊厳について」とか、「認知症ケア専門士になったら何がしたいか」「忘れた、認知症だわ」などの答え。当てにならない。割と抽象的で一般論を聞いてくるのだろうと思い、とりあえず「その人らしさ」とか「主体性の尊重」「差別を受けない」「なじみの関係」などなど、テキストを眺めてキーワードを追い、ハッタリが効くようにちょっと準備。


そこで臨んだ試験、私のグループに出た課題は「医療(医師)との連携で必要な視点について」。えらい具体的なテーマじゃないですか…。6人が、一人1分ずつ考えを述べ、その後ディスカッション。薬を盛るな! 入院させるのを嫌がるな! 入れたと思ったらすぐ縛るな! と盛り上がり出したところで終わり。これ、でも「連携」じゃなくて、医者への文句なのだな。


 医療がとかく症状や疾病部位に対してのみ関心を持ちがちなのに対して、介護の専門性として、その人の生活全般や価値観などを尊重した関わりから理解していることを伝え、共によりよい支援を模索すること。

 認知症高齢者に限らないが、内科的な疾患をもつ方も多いので、日常的な健康管理、観察内容やバイタルについて把握し、医師が判断できるよう伝えること。

 医療も介護も相談職も、本人を中心におき、その人らしい暮らしをつくることを目標に連携すること。などなど、エイヤッといえたらよかったのだろうが、残念、その場ではなかなか出て来ない。議論の流れにさおさすのも難しい。


 面接官は、おじさんとお姉さんの2人。でも、どこを評価しているのだろうか? 他人の傾聴か? ただのノリか?

どうかお二人が、医者じゃありませんように…。

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「おしっこしたい!」「寝たい!」「どこでもいいから連れてって!」「どうしていいかわかんない!」「ちょっとー!!」。福井さん(仮名・92)、大声の訴えが続く。テーブルやイスをバンバン叩く、揺する。


トイレに行くとすぐ「出ない」「もう出たい」、トイレから出てくると「おしっこしたい!」

ベッドに行くとすぐ「起きる」「起こしてちょうだい!」「わぁ~!」、リビングに出てくると「寝たい!」「わぁ~!」


話しかけ、別のトークに持ち込んだり、ちょっと何か飲んだり食べたり、体のむきを変えたり、明るさを変えたり、台所仕事をお願いしたり、ボールを渡してその怒りをスマッシュに転化していただいたり、、、

いろいろ試みても、答えは、「わぁ~!」

なかなか、セオリーが見つけられない。

身体は重いが下肢は力が入らない人なので、移乗の繰り返しは、キツイ。


こういうときは、所在なくテレビを見ている、秋山さん(仮名・97)のお隣へス~ッと誘導。

耳の遠い秋山さん、福井さんの態度にちょっとだけびっくりしながらも、ソフトな対応。「どうしたの、うんうん身体の元気が一番だよ、ねぇいまに元気になるよ、ねぇ早く身体を直して元気になろうよ、元気になってあの世へ行こう!


福井さん、「どうしていいかわかんない!」


確かに。

でも、秋山さん、さすが年の功、私たちが何だかんだ言うよりも、福井さんには伝わるみたい。何より根気がある。

介護職の個別の関わりでは、きっと互いに追い込まれてしまうので、ほかの方の力を借りる。

その辺が、「共同生活介護」、ほかの入居者の力を引き出し、そして介護職がくたびれないためのワンセオリーでしょうか…。

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