グレースケアのとんち介護教室

時代の先端にして崖っぷち、ケアのトレンドを脱力レビュー。


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このたびの衆議院選挙は自民党の地滑り的勝利に終わった。小選挙区は1人しか通らないから得票率の差以上に議席数の差が出る。みなでぼちぼち行こかというよりは坊主丸儲けの世界。なにごとも一色に染まらず、いろんな色があった方がよいと思う私、今回は与党で3分の2とすこ~し色が偏ってしまってないか? 

まあ介護の仕事を民間企業でやっている立場からすれば、公から民へのフレーズにはそそられるし、行政直営や天下り社会福祉法人の馴れ合いで高給(そして非効率)、補助金漬けで福祉をやられるよりは(最近は補助金も細り気味)、民間に任せた方がいいという考えも分かる。介護保険もその流れだし。

そこで投票前、今回はちゃんと選挙公報(小選挙区)を読んでみた。高齢者介護への言及は、自民党「公務員減らし小さな政府の実現で年金等社会保障制度充実」。社会保障の充実にはせめて「中くらいの政府」が必要では??最低限のセーフティーネットでも。民主党「公正・安心の年金、高齢者虐待防止基本法を早期制定」。次の内閣総務総括副大臣。この肩書き、今ひとつサエない。しかも2世。私が会社の総務にいたころは、蛍光灯を換えたり、コピー機を直したり、一番サエなかった(今は二番目)。共産党「足りない特養ホームの増設はじめ介護保険の改善」介護保険への言及はエライが依然として大きな施設重視という偏見をもってしまう。特養ホームの解体と小規模化・地域ケアの推進とか言えたら凄いけど。施設労働者って古くから意外と共産党シンパがいる。

誰にも入れたくない…。と思ったらもう一人無所属の青年がいる! しかも公報で唯一「グループホーム」の文字。期待して読む。え~と、風俗店で働く女性が心と身体を癒すためのグループホームを整備…??? さらに「彼女たちをいたわる、肉体関係を結ばないことを前提とした優秀で優しい男性の世話人を確保」…。それから「文科省の責任で全てのいじめ経験者に人生の補償を行わせる」「志望者全員が確実に声優になれるよう…公設民営人材バンクを創設」「アニメ専門のTV局を国営で」…。どちらかというと大きな政府志向だろうか。他方、ディズニーランドの女性キャストを外交使節団や教師、部活動の相手役に登用するようにとの主張もあり、民間にできることは民間にという発想も伺える。

妻は嬉しがってこの無所属君に入れようというので、「そんな無駄なことはやめろ、私の名前を書いた方がまだマシだ、たいして変わらないから」と応える。結果、無所属君4500票ほどの支持を集めつつも落選。残念、ブッチギリで当選の票数なんだけどね、高校の生徒会とかなら。


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明るいケアカルチャーに一票!

少子高齢社会をあきらめない!

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♪あ~らかわ~のあ~、あ~らかわ~のら~…。少し間のびした何とも心地よいオルガンのリズムに合わせ、25名余りの高齢者が唄いながら足で「あ」「ら」…と文字を書いていく。荒川ころばん体操。介護予防大作戦のステージでみたそれは、とても魅力的。1回17分、かなり長く結構な運動量にみえる。最初は座って足や腕を上げたり曲げたり伸ばしたり。その後は立って同じような動き。足で文字を書くのも、座ってやるのはまだラクそうだが、立って右足左足、さらに驚いたのはイスの背をつかんで後ろ足でも書いてみせること。

荒川区と山田拓実・首都大学東京准教授の共同開発による転倒予防体操。お金もかからず器具も使わず皆でやるので楽しい!というのがミソ。さらに筋力・体力アップのデータもある。会場にはうっかりテレビ通販で買っていそうなトレーニングマシンも3台設置されている。足でバーを押し上げたりボートを漕ぐような姿勢で盤を押したりして筋肉の維持向上を図る趣向だが、こちらはパーツパーツで肉体改造を試みるもので、対してころばん体操はトータルに動く身体を自らケアする印象をもつ。

ホーム近隣のデイサービスでも、介護予防に備えてマシン導入!と急いているところはまだない。お金もかかるし、給付されるプログラムが具体化されていないので息を潜めて模様ながめ。どちらかというといわゆる「筋トレ」には冷淡だ。介護予防の必要性は認めるが、介護職わいわい楽しむのには長けているが、白い歯のスポーツトレーナーみたいなことはしたくない。

ただし、純粋に楽しそうな荒川ころばん体操にも弱点がある。男がいない25名余のうち、たった一人だけ。全員40歳若かったら全盛期の山城新吾をみるような光景になってしまう。他の荒川区の男は転んでも平気なのか(あるいはもう転んでしまって来れないのか)。たぶん、独りで黙々とトレーニングマシンで鍛え、足が上がるようになったら参加するのだろう。気持ちは分かる。


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怪しい介護予防の続編(前編は資格選び http://ameblo.jp/yari123/entry-10002509155.html )。

来年の介護保険改正の目玉にして、いろいろなプログラムが跳梁跋扈する「介護予防」。何たって「いつまでもイキイキ暮らす」ための工夫であれば、とりあえず介護予防を名乗れる。どのスジが伸びるのか、利用者に使えるネタはないか、介護職としても情報収集は欠かせない

東京都庁であった「介護予防大作戦」を覗く。主催はご存知「東京都老人総合研究所」(都老研)。30名ほどが並び整理券発行の活況。スタッフは揃いのかっこいいTシャツ、胸に大きく黒字で団体名をプリント。

           東京の介護予防を

           進める高齢者の会

            (仮称)

…かっこいい。(仮称)と同じフォント・サイズで入っているのがポイントで、言わば“モーニング娘。”の“”のような効果がある。なにより誠実。でも、まだ硬い。ゴチック体もよくないし、団体名も長い。

会はそもそも都老研の呼びかけに応じた(オルグを断れなかった)地域の自主グループの集まりで、これから発足し、正式名称も決まる。20代にしかみえない若者も「高齢者の会」のTシャツを着ていて、介護予防はこんなに若返り効果があるのか!と一瞬勘違いさせるが、話を聞いてみると学生で、先生に言われて手伝っているとのこと。かわいそう。

ところで名称だが、せっかくTシャツを揃えるなら、例えばもっとシンプルに、チーム・エイジレスとかどうか。あるいは、シルバー世代一歩手前の自負とキッズへの配慮からシルバーニア・ファミリー。介護不要を宣言する大人の男女ケアレス・ミスター&ミズ、カタカナを好かないシルバー組には東京銀蝿、全開バリバリで行き過ぎるほどの元気老人を目指しておたっしゃ暴走族…。

東京の介護予防を進める高齢者の会(仮称)もなかなかイカすが、こっちのがもっとかっこいいでしょう。


…介護予防大作戦、つづく。


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指先を上手に使って介護予防!


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オムツ(テープ止めタイプ)は使わない! 失禁を避け、排泄自立を促す! というと、夜間もトイレやポータブルトイレへの誘導、パッドのサイズや入れ方を工夫して随時取り替え、という仕事が出てくる。

たいてい施設だと、オムツ使っても起こさないで寝かせといたらええやんという安眠派VSオムツはできるだけ避けトイレで気持ちよくおしっこしたいという自立派のバトルがある。

で、ミーティングではたいてい眠気を我慢しているスタッフが多いから、「寝たい寝たい気持ちよく寝かせてくれ~」という意見が共感を集めやすい(おしっこを我慢しているスタッフは少ない)。さらに介護長とかが「テーナなら多くても安心、吸収性抜群で不快感もないし、何たってスウェーデンで開発されたのよ、スウェーデン!!」等と営業マンと同じことを言って畳み掛けてきたりするから、自立派は分が悪い。営業マンの方が介護マンよりイケメンだし。

確かに、夜中に声をかけてトイレに起こしたらその後ずっと不穏で他の人を起こしてまわった!とか、せっかく寝ているところを起こすのは地雷を踏む危険性もあったりする。夜間の良眠を妨げ、生活リズムを崩してまでおしっこを自分ですることにこだわるのも、本末転倒(「おしっこができて本当に良かった!お疲れでしょうからどうぞ昼間は寝ていて下さい」)。反面、もちろん誘導してペースができれば自分で夜間も2、3回目が覚めてトイレに行き、安心安楽に夜を過ごせることもある。パジャマや布団を濡らさない。オムツに頼らない日々が伸びる。

結局、「利用者によって変えましょう」とか業務の流れとの兼ね合いで折り合う地点を探す。でも介護職の仕事としてオムツ交換の作業を後始末でやるよりは、排泄自立のための工夫を重ねる方が面白いのは間違いない。大変だけど、もし自立できればラク。

夜間誘導してしばらく待って、下腹部を圧したり、手洗い水を出して呼び水にしたり、「おしっこが出る…」と耳元で囁いたり、そして又しばらく待って、耳を澄ますとチョロチョロチョロと排尿の音。この至福のひととき。あるいは誘導しても出ず、戻って休んだらすぐ大失禁で上下とも全更衣、しかもでかくて重たい人、という悔しさ。あるいはまたパッド交換のみで済んだと思ったら、お部屋の床上に放尿でできた池があって滑って転んだり。禍福はあざなえる縄のごとし。そんな格言を一晩でよく味わえるのも介護職の醍醐味と言えるのではないでしょうか。言えないでしょう。

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