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そろそろ業界によっては、エントリーシート提出が求められている企業もあるし、すでに締め切り、っていう企業も出始めていますね。エントリーシートの基本軸は、何と言っても「自己PR」に関連する事項と、「志望動機」に関連する事項です。ここまで僕が書いてきた内容が、参考になるかどうかは判りませんが、使えるとこだけうまく使って下さい。僕の見解が、全ての企業に通じるとは限らないのでね。

 

 

 ところで、そういったエントリーシートの提出期限が迫っているということもあってか、学生から、「この質問って、こんな書き方で大丈夫かなあ!?」って感じの相談を受けます。たいていは、メールでの情報交換なので、やはり、ここでも書き言葉による意思の伝達になります。僕は、学生には、できるだけ本音ベースで話して欲しいので、友達感覚で頼むよ!って言います。だって、ただでさえ、書き言葉には温度差が生じるんだから、せめて相談の時は、友達にメールする感覚じゃないと、本心って、絶対に伝わらないからね。

 

 

 

 学生は、相談する側、そして僕は相談される側、だから、上下関係が生まれてしまって、僕に気を遣ってしまうのは、まあ仕方ないですが、でも、その垣根を取っ払って、同じ目線で言いたいこと言い合えた方が、より人物像が見えてくるんです。文章に秘められた、ホントの人物像っていうかね。エントリーシートに対する回答は、“よそ行きモード”全快なので、絶対に、真の人物像は判りません。その人の過去の背景や、価値観が判ってこそ、いいアドバイスもできると、僕は信じています。

 

 

 

 ・・・でも、ということは人事部の担当者は、学生の過去の背景や、価値観を全く知らないのに、エントリーシートを判断しなきゃならないっていう、メチャメチャ重大な仕事を担ってるんです。だから真剣勝負です。

 

 

 

 さてさて、そういう学生の相談に乗っていて、いつも気になることがあるんです。その、気になることっていうのは、例えば、以下のような相談を受けた時に感じます。

 

 

 

「来週末に提出期限の、会社のESで、『あなたの会社を選ぶポイントは何ですか』、っていう質問に対する回答作ってみたんだけど、添削して下さい!」

 

 

 

 だいたいの学生が、こういうカタチで相談してきますね。さて、僕はどこが気になるのか判りますか?

 

 

 

 僕が、こういうカタチで相談を受けて、気になってしまうのは、「この子は、就活を点で捉えてるんじゃないか?」っていうことです。僕のブログでは、総論とか各論とかって表現をすることもありますが、意味は同じです。要は、そこだけしか見えてない、ってことに対する懸念です。

 

 

 

 こういう相談をしてくる学生の立場に立ってみれば、「エントリーシートの質問全てについて相談すると、全然自分で考えてないと思われるんじゃないか?」っていう不安があるので、「ある企業のエントリーシート、他の質問に対する回答は、全部出来てるんだけど、この質問に対する回答だけが、どうしてもシックリいかないんです」って聞いた方が、呆れられないだろう・・・みたいな感じがあるんだと思います。これこれで理解できますけど。

 

 

 

 でも、相談を受ける側である、僕の立場からすると、「そこだけピックアップされても、アドバイスしようがないんだけど・・・」って感じなんですよね。そのエントリーシートを提出する企業情報、募集職種、エントリーシートの全体イメージなんかはもちろん、その学生の自己分析や、価値観なんかが見えてないと、アドバイスがテクニック論にすりかわってしまいます。

 

 

 

 僕は、過去に何度も書いてますが、採用過程では、エントリーシートにしても、面接にしても、一つの質問だけで合否が決まるっていうことは、絶対にありません。エントリーシートによる選考と、次のステップ以降の面接などの選考だって、もちろんリンクしています。だから、上に書いた例のような質問をする学生は、恐らく、目の前の質問にのみ、100点満点の回答をしようと集中しており、結果として、全体感が見えていないんじゃないかなあ?ってどうしても感じてしまうんですよね。

 

 

 

 以上を踏まえて、あらためて聞きますが、学生の皆さんは、まずその会社のエントリーシートを上から見渡したことがあるでしょうか?ネットによる応募であっても、まずはプリントアウトして、紙の姿でエントリーシートを見渡すこと、これが一番重要です。エントリーシートを上から見渡すと、実に様々なことが判ってきます。

 

 

 

 この会社は、何を知りたいんだろう・・・?まずは、住所氏名、年齢、学校学部名、学歴のような個人情報が、左側の項目としてあるのが一般的かな?その次に、いくつか質問が書かれていますよね?ここで、以下のような視点で、もう一度上から見渡してみましょう。

 

 

 

 ①そもそも、その会社は、なぜその質問を選んだのか?
 ②各々の質問に対する回答欄の、スペースの大きさは?
 ③制限文字数がある場合は、各々何文字か?

 

 

 

 世の中に、エントリーシートのマニュアル本は、たくさんあります。そこには、様々な質問事例が解説されていますよね。質問事例は、中分類で考えても100通りはあるでしょう。でも、一つの企業のエントリーシートの質問数は、せいぜい数個です。100通りも質問パターンがあるにも係わらず、なぜその数個をピックアップしたのか?これが①です。さらに、そのピックアップした質問にどのくらいの回答を期待しているのか?これが②と③です。

 

 

 

 皆さんも、ちょっと会社側の意図を考えてみて下さい。

 

 

 

つづきます。

 

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 それでは、エントリーシートの志望動機の説明に戻ります。エントリーシートの志望動機は、「他社に使いまわしできるくらいが、ちょうどいい」っていうことでしたね。

 

 

 通常、学生がこういう見解を聞くと、半信半疑になるでしょう。「Aという会社を受けるからには、A社のことを調べて、A社特有の動機を書かないと、それこそ、“とりあえずエントリー層”だと、誤解されてしまうのではないか?」ってね。

 

 

 

 まあ、その考えは、間違ってはいないでしょうね。少なくとも、A社を受けるからには、A社のことを、ある程度調べるのは、最低限のマナーです。一方で、A社特有の志望動機を書いていないから、「この学生は、“とりあえずエントリー層”だ」って、判断されることもないですね。だから、結果として、「他社に使いまわしできる」志望動機でも、問題ないってことになります。つまりは「就活動機」 です。

 

 

 

 ここでいう他社というのは、「同じ業界の」他社ってことですよ。少なくともエントリーシートの場合はね。でも実は、究極の志望動機って、「全ての業界の」会社にも転用可能なものなんです。ここまで割り切って(開き直って?)文章表現を考えることが出来れば、エントリーシートの志望動機は、そんなに意識する必要なんてなくなります。

 

 

 

 もちろん、これは一般的な学生の場合の話。一般的っていうのは、僕がよく言う、「やりたいことが何なのか、どんな会社を選んだら良いのか、よく判らない・・・」って、悩んでいる多くの学生のことです。中には、どうしてもあの会社に行きたい!とかって、明確に絞りきれている場合や、アナウンサーになりたい!とか、客室乗務員になりたい!とかって、職種が完全に絞り切れてる場合は、この限りではありません。そういう自分の将来像や、ビジョンがハッキリとイメージできている学生は、その夢実現に向かって、ピンポイントで企業研究する必要があるはずです。

 

 

 

 僕の学生時代には、エントリーシートはありませんでしたが、でも仮にあったとしたら、僕の場合、すべて同じ志望動機になると思いますね。僕の志望動機(=就活動機ですけど)は、「業種業界は関係なく、とにかく管理部門に行って、経営の知識を学びたい!それによって、会社を大局的に見れるようになりたい!」っていうものでした。「学べる体制になっている」会社っていうのは、ある程度しっかりした大きい会社だろうと。 だからハッキリ言って、業界なんてどうでも良かったです。あまり業界志向っていうのも無かったなあ。個人的な馴染みや、好き嫌いってのは、確かにありましたけどね。

 

 

 

 それでも、上場している食品メーカーの総務部に、入ることができました。僕は、大学院まで理系一筋で、遺伝子関連の研究室にいました。学会発表もしたことがあります。大学までの専攻と、就活動機は全く異なるものでした。でも何とか上手くいった。ていうことは、その会社特有の志望動機なんて、実はあまり意味がないんじゃないか・・・?僕の実体験から断言できますね、これは。要は、その就活動機を言い切れるキャラとパワーという、人間性の問題です。

 

 

 

 志望動機を聞いてくる企業の場合、総合職ではなく、職種もある程度、カテゴリー化された採用を考えている企業が傾向としては多いですね。逆に総合職で新卒採用、っていう企業の場合は、志望動機を聞いてくるケースは少ないような気がします。傾向値としてね。

 

 

 

 エントリーシートは、会社サイドにとっては、「次のステップで使う」ために用います。次のステップとは、会社説明会での筆記・適性試験を除けば、集団面接や一次面接のことです。各々の学生に使われる所要時間は、正味最大でも、30分程度です。ていうことは、自己PRをベースに、その学生の人となりを確認していったほうが、より正確なジャッジができます。これは前にも書きました。でも次のステップで、志望動機を聞かれることだってあります。この場合はどうすればいいのでしょうか?

 

 

 

 この場合は、堂々と自信を持って、自分の「就活動機」を述べてください。

 

 

 

 一般的には、志望動機に関する見解ほど、学生サイドと会社サイドの温度差が出るものはありません。このシリーズで僕は、温度差という言葉をよく使いますが、それは主に、「書き言葉」による温度差でした。でも志望動機に関してだけは、面接でのコミュニケーションでも、この温度差が生じます。なぜでしょう?

 

 

 

 学生は、その会社で働いたことがないので、志望動機は、どうしても消費者的視点になります。一方で、面接官は、その会社の人間です。だから、会社の裏の顔も知っています。消費者的視点の学生が、自分の理想や願望に近い志望動機を話すと、仕事の実態と厳しさを知っている面接官は、現実的目線で突っ込んできます。「実際の営業は、もっと厳しいんだよ」とかね。

 

 

 

 さらに、これは学生にとっては不幸な話なのですが、「実際の営業は・・・」なんて学生に諭している人事部の社員って、実は現場、つまり営業を知らない人間が多かったりするんです。いきなり人事部に配属になって、今日に至る、って感じのね。僕は、管理部門に配属になる前に、現場研修をさせる方がいいと思ってますが、現場を知らない管理部門のスタッフって、現実には、たくさんいるものです。でも、学生よりは実態を把握しています。だから、学生には突っ込める。こういうケースは、志望動機には非常に多く見受けられます。

 

 

 

 だから危険なんです、志望動機は。学生サイドは消費者的視点。会社サイドの人事部員は、実態を知らない場合がある。最初からこんなに温度差があると、自ずとかみ合わなくなって当然です。

 

 

 

 実態を理解していない面接官の突っ込みは、結構キツイものがありますよ。普段、営業の人間に、「人事部って、本当に現場を知らないくせに、偉そうに言うよなあ」なんて言われてることを、そっくり学生に言うんだから。多少横柄に聞こえるかもしれませんね。

 

 

 

 ちなみに、こういった面接官と候補者の温度差から生まれる事象が、「圧迫面接」です。圧迫面接の本質は、  「こちら」 のシリーズをどうぞ。

 

 

 

 よって、結論としては、志望動機は、自分の「就活動機」の言ったほうが無難なんですよね。就活動機は、働く動機から産まれるものでしょ?自信持って回答できるし、突っ込まれても志望動機よりは平気でしょ?

 

 

 

つづく。

 

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誰だって自分の思い通りに生きていきたい!!!・・・って願っているものです。特に若い頃はそう思います。自分の思い通りというのは、多くの場合、誰にも束縛されず自由に生きたい!ってこと。他人に頭を下げてまで、愛想笑いをしてまで、遜ってまで生きていきたくない!という価値観ですね。

こういう価値観の対極にある生き方が、サラリーマンなんですね。社会経験の乏しい学生にとって、いいイメージを持てないのが、サラリーマン。上司に気を使って、自分の主張を押し殺して、皆と同じスーツにネクタイをして過ごさないといけないことに本能的に嫌悪感を示す。

例えば高校生が、ツッパリで生きていければそれに越したことはないと思っています。大人から、そんなんじゃダメだって言われても、露骨に反抗します。だからそこは認めてやらないといけないし、そんな自分でも生きていける世界を教えてやればいい。そういう自分が認められる世界に自分を置けばいいんだから。例えばですが、ツッパリを売り物にする役者になれば、自分の素で飯が食えることになる。

自分の思い通りってことは、今の自分の感性そのもので生きられる世界ということ。それを見つけられれば人生の勝ち組であり幸せなことです。

でもその世界を見つけるためには、自分ひとりの力ではどうしようもありません。その世界をすでに知っている人に巡り合って、どうやったらそこに行けるかを示してもらわないといけない。

より多くの世界を知って、自分のハマる場所を見つけること。人脈の大切さなんですね。

人脈をつけるには、多くの人に巡り合わないといけない。そのためには他人に受け入れてもらって人間性を理解してもらわないといけない。他人に受け入れてもらうためには、必ず初対面の瞬間があります。その瞬間を相手に受け入れてもらわないといけない。

第一印象が大事だって言われる理由はそういうことなんです。自分の思い通りに生きられる世界を見つけるために、相手の目線に合わせて行動しないといけない。その基盤に来るのが、社会のルールであり常識ってヤツ。だから最初は敬語も必要だし、身なりも小奇麗にしておかないといけない。つっぱりで生きるために、最初はつっぱりを封印する。

これが社会で自分らしく生きるために必要な手順です。だから、自分は今の毎日で十分なんだという考えだけに閉じこもって、新しいことにチャレンジする勇気から逃げないこと。好奇心を常に意識して過ごせば、実は何気ない毎日にも多くの新しい出会いがあることに気づけます。

それが就活であり飲み会なんですね。面接も落とされるかもしれない。飲み会でも素敵な異性に振られるかもしれない。でもこういう席を毛嫌いしているようでは、世界が広がらないということなんです。まずは自分の思い通りを封印して、社会基準で接すること。それが結局は、器のデカイ素敵な大人になれる秘訣なんですよ。
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擬似面接の目的である、

 

 

①面接の雰囲気をバーチャル体験すること
②面接時に使うビジネス会話を練習すること
③想定された質問にスムーズに回答できるよう訓練すること

 

 

 

 のうち、②と③に関する勘違いの説明の途中でした。説明の前に、趣旨をもう一度書きますが、これは「いわゆる、就活の“常識”に、知らないうちに囚われてしまう」ということの危険性に関してが、メインテーマです。擬似面接は、あくまでもその一例であり、擬似面接の必要性の話ではありません。誤解しないように願います。

 

 

 

 擬似面接で意識しておかなればいけないのは、③を「テクニック論と取り違えないようにする」ことです。

 

 

 

 テクニック論と取り違うって、例えばですが、学校の先生に、今日の放課後に、擬似面接をやってもらったとします。そこでは、自己PRと志望動機を質問されました。この2つは、エントリーシートの東西の両横綱だから、まあ定番でしょう。これはこれでいい。問題はその後です。

 

 

 

 学校の先生が面接官役をやって、あなたが自己PRと志望動機に対して、上手に回答出来なかったとします。そうすると、面接官役の先生は、今までの経験から、色んなアドバイスをしてくれます。そうして、「じゃあ、来週もう一回やろう」って感じになります。そうするとあなたは、週末に色々と自己PRと志望動機を練り直します。そして再トライ。そしてまた後日・・・。それを繰り返すうちに、いつの間にか、自己PRと志望動機については、自分なりに完璧な回答が出来上がってきます。

 

 

 

 ・・・どこが問題なのか判りますか?判らない人もいるでしょうね。でもこれは危険信号なんです。

 

 

 

 もちろん自己PRや志望動機を、自分なりに固めることが危険だと言ってる訳ではありませんよ。これは非常に大切です。そうではなく、僕の言う危険信号とは、「自己PRと志望動機に対する回答が、自分自身に刷り込まれたこと」なんです。

 

 

 

 バーチャルである擬似面接で、志望動機の回答方法について、何度も訓練されると、実際のエントリーシートや面接でも、志望動機があって当たり前!のような錯覚に陥ってしまうことって、人間なら誰でもあります。しかも、何度も訓練してもらったので、バッチリ暗記できてるしね。少なくとも、これだけはいつ聞かれても大丈夫・・・って手持ちの数少ない武器になっているはず。

 

 

 

 さらに、就活における、会社サイドのゴールをイメージできていない学生にありがちなんですが、世間の“常識”では、自己PRと並んで、志望動機も重要である、と言われています。ネットの情報でも、「あの企業では、志望動機の質問で、いかに熱意が伝わるか?が、分かれ目らしい」なんて、もっともらしく書かれていたりします。また、友達と情報交換をしていると、「あそこの企業は、必ず志望動機聞かれるらしいよ・・・」とかね。これを聞いて、気にならない学生なんていないはずです。それは痛いほど判ります。

 

 

 

 そういった情報の積み上げで、いつの間にか自分の中に、一種の“常識”が出来上がります。擬似面接によって刷り込まれ、周りの情報で踊らされて、いつしか出来上がった「志望動機が重要!」っていう“常識”です。一般論としては、志望動機は重要です。でもエントリーシートや面接で、志望動機を聞いてこない会社も、現実にはたくさんある。

 

 

 

 「志望動機は重要!」という“常識”を持った学生が、たまたま志望動機を聞いてこない会社を受けたら、どうなるでしょう?自分に置き換えて考えてみて下さい。断言できますが、疑心暗鬼が生まれ、不安でいっぱいになるはずです。だって、自分にとって、その会社は“非常識”な状態なんだから。ひょっとしたら、ひっかけじゃないのか・・・?他のライバルたちには、志望動機が書いてあるエントリーシートが届いてるんじゃないのか・・・?質問の裏を読み取って、志望動機を言わせることを狙っているんじゃないか・・・?実は、自分は初めから、落ちる運命にあるんじゃないか・・・?

 

 

 

 なんていう感じですね。多かれ少なかれ、そういう心境になるはずですよ。

 

 

 

 その結果、その学生が、実際にどういう行動するか?というと、エントリーシートに、無理やり志望動機をくっつけて書いたり、面接で質問の意図に反して、強引に志望動機を言ったりすることになるんです。志望動機は、訓練したり暗記してるので、自信持って言えるしね。

 

 

 

 以前、相談に乗っていた学生で、実際にそういうコがいました。ある旅行会社の面接で、最後まで志望動機が聞かれず、面接官に「最後に質問はありますか?」って言われた時に、「・・・すみません、志望動機を言ってもいいでしょうか・・・?」って聞いたらしい。そこでは言わせてもらえたのですが、結果は不合格でした(志望動機をアピールしたことで不合格になったのかどうかは定かではないですけどね)。

 

 

 

 これは、百害あって一利なし、です。聞かれていない質問には、答える必要なんてないんです。極論すれば、もし仮に、自己PRを最後まで聞かれなければ、ムリに自己PRする必要もないのです。変な“常識”に囚われて、強引に自分の世界に引っ張っていくと、質問の趣旨を理解していない、と判断されることになります。

 

 

 

 だって、就活は双方向性のもの。特に面接は、コミュニケーションなんだから。

 

 

 

 エントリーシートや採用面接は、素直な質問ばかり。決してひっかけなんて存在しません。ひっかけて判ることなんか一つもないんだから。特に志望動機は、学生サイドと会社サイドの認識の温度差が大きい事項。決して、大勢や常識に惑わされないで下さい。この辺りで右往左往したら、自分の本質が相手に伝わりにくくなるだけです。

 

 

 

 すっかり話が横道にそれてしまいましたが、エントリーシートの志望動機に戻りますね。

 

 

 

と言いつつ、つづく。

 

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 前回は、「志望動機を聞いてこないエントリーシートはたくさんある」というところまで書きました。

 

 

 志望動機を聞いてこないエントリーシートって・・・?って、半信半疑かもしれませんね。でも今、手元にあるエントリーシートをテーマにしたマニュアル本を、よく見返してみて下さい。持ってない人は、後で本屋さんに行って、ページをめくってみて下さい。結構あると思いますよ。志望動機を聞いていないエントリーシートって。

 

 

 

 ちなみに、ここでいう志望動機は、「その会社自体を志望する動機」っていうことです。例えば、「企業を選ぶポイントは何ですか?」とかっていう総論的な質問とは、切り分けて考えて下さい。これについては、後日テーマにします。

 

 

 

 エントリーシートで志望動機を聞く一番の目的は、何だったでしょうか?それは、「とりあえずエントリー層」を見抜くことでしたね。と言うことは、「とりあえずエントリー層が存在しないか、極端に少ない」っていう会社は、志望動機を聞く必要なんてないんです。だって、エントリーシートで次のステップに進めば、みんな参加して来るんだから。こういったエントリーシートは、人気企業や有名企業、大企業等に比較的多くみられる傾向があります。

 

 

 

 僕なんかは、新卒で入社した会社を除けば、規模が小さく比較的知名度もない会社ばかり見てきたので、エントリーシートに志望動機の質問はキチンとありましたし、面接でも一応聞きます。これは、新卒・既卒者問いませんね。なんで、ウチの会社のような小さい会社を選んだのだろう・・・?って、逆に興味津々(笑)。

 

 

 

 でも有名企業は違います。エントリーシートを通過させた学生が、次の選考に来ないなんて考えません。自信満々です。僕が知ってる某有名ホテルでは、エントリーシートに志望動機の「し」の字もありませんでした。人事部の人に、このことについて聞いてみると、「他に確認したいことがたくさんあるのに、志望動機なんかにスペースを割くのはもったいない」なんて、ベンチャー企業の人事担当が聞いたら、気を悪くしそうなことを平気で言う(笑)。

 

 

 

 まあ、これは業界にも寄りますけどね。一般論になりますが、特にホテルやレジャー業界、百貨店・スーパーのような業界は、そこで何をしたいか、ハッキリイメージできているかは別として、どうしてもその業界!っていう志向の学生が多いんです。なかには、特定の会社に憧れて、絶対そこ!っていう人もいますね。もちろんスーパーなんかは、中堅どころの企業になると、「この学生は、当然イオンやヨーカ堂にもエントリーしてるんだろう」って理解してますので、自分のところが第一志望かどうか?ということを、エントリーシートの選考では、一般的には考えません。志は面接で直接、学生本人の目を見ながら聞いた方が、確実だからです。

 

 

 

 これが、商社や金融業界になってくると、とりあえずどこでもいいから内定もらえれば!っていうタイプの学生が多いです。銀行なんかで言うと、個人的な事情や嗜好の問題はあっても、どうしても三菱東京UFJ銀行がいいんだ!って、信念持ってる学生は少ないですから。銀行なら三井住友銀行でもいい!っていう学生が圧倒的。

 

 

 

 ただこれは、どっちが良いとか悪いとかっていうレベルの話ではないですよ。これは「働く動機」の問題だから。ホテルやレジャーのような業界を希望する学生の働く動機と、メーカーや金融業界を希望する学生の「働く動機」は、根本的に異なっていることが多いです。自ずと企業選びのポリシーも、変わってきて当然なんですよね。

 

 

 

 ・・・僕の過去のブログを読んでくれている方にとっては、「働く動機」ってよく出てくるキーワードだし、就活の一番のポイントだってことも理解していただいているでしょうが、文字が多くて理屈ばっかりで、あまり昔の記事まで読んでないよ、っていう方もいるでしょう。→ 「働く動機」  

 

 

 

 さて、エントリーシートに志望動機が書かれていない理由として、以上のようなものが挙げられることが判りました。こういう企業は、面接でも志望動機を質問してこないかもしれません。でも学生にとってみれば、志望動機を聞いてこないのは”不安”この上ないでしょうね。

 

 

 

 就活を真面目に真剣に、そして前向きに捉えている学生ほど、色んな情報を入手したりするものです。この行為自体は、非常にすばらしいことだし、頭も下がる思いなんですが、そうすると、世の大勢というか、いわゆる就活の“常識”に、知らないうちに囚われてしまうことってあります。

 

 

 

 そういった、就活の“不安”と“常識”が相まって、時として、間違った行動に出てしまう学生をよく見かけます。僕としては、これは何としても避けてほしいことなので、エントリーシートとは趣旨が異なりますが、ここでちょっと触れたいと思います。

 

 

 

 “常識“って、どういうことかというと、例えば、学校なんかで擬似面接を行なってもらった場合を考えてみます。擬似面接において、面接官役になる人って、学校の職員さんだったり先生だったり・・・色んなパターンがあるでしょうね。擬似面接の目的は、

 

 

 

①面接の雰囲気をバーチャル体験すること
②面接時に使うビジネス会話を練習すること 
③想定された質問にスムーズに回答できるよう訓練すること

 

 

 

 などが一般的です。①と②は、まあいいでしょうね。これは、非常に意味のあることだから。問題は③です。ここを是非とも注意していただきたいのですが、想定された質問に回答する訓練というのは、あくまでも会話の訓練が主なんです。つまり②と③は同じ目的なんですね。でも②については、例えばビジネス用語とか敬語とかって、表面的な意図として捉えてしまい、③は、いつしか回答のテクニック論にすりかわってしまう場合が多いんです。

 

 

 

 このように、②と③を分けて考えてしまうと、その時点で擬似面接の本来の目的を逸脱していることになるんですが、これだけでは判り難いでしょう。でも繰り返しますが、非常に重要なポイントです。ここも多くの学生を惑わす要因の一つであると言っても過言ではないくらい。

 

 

 

つづく。

 

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ここから、エントリーシートにおける「志望動機」の本質論です。

 

 

 エントリーシートにおける志望動機は、 『曖昧で、間口の広いものを書いても良い。使い回しも構わない』、ということでしたね。自己PRと異なり、随分遊びの部分があるように感じられます。

 

 

 

 それは、ある意味当然です。だって、面接では志望動機って、あまり重視されないからです。この辺りの詳しい見解は、「志望動機よりも会社が知りたいこと」 と、「志望動機シリーズ」 を参照願います。

 

 

 

 もちろん、面接の基本的パターンとしては、「簡単に自己紹介して下さい」の後に、自己PR関連の質問が飛んで来るか、志望動機関連の質問が飛んでくるか、っていうどっちかだとは思います。

 

 

 

 自己PRというのは、学生のポテンシャルを視る上で、非常に大切な質問です。一次面接が終わって、二次や最終まで進んで面接官が変わっても、必ずと言っていいほど、その時その場にいる面接官に、同様の質問をされます。そのくらい重要な質問だということです。

 

 

 

 ・・・ちなみに、一つの会社の面接で、一次面接と二次面接で同じ質問をされた場合、回答内容を変えたほうがいいのか?っていう質問を、たまに学生から受けることがあります。この場合は、自信を持って、同じ回答をしましょう。相手によって、また面接段階によって、回答を変える必要は全くありません。その回答から、どういう返しがくるかは、面接官によって違うし、一次と二次でも、その質問の意味合いが違います。だから、変に回答を変えると、突っ込んだ質問をされた時に、前回言ったことと、ニュアンスに相違点が生まれ、評価ができなくなる可能性があります。

 

 

 

 一方で志望動機。志望動機は自己PRに比べ、その企業に対する熱意とかは、特に必要ではありません。もちろん受けるからには、その会社の基本的情報(売上、資本金、取扱商品、現在力を入れていること等)は把握しておく必要がありますが、その会社にしか通用しない志望動機は、あまり意味がないんです。

 

 

 

 但し、前の話を繰り返すことになり恐縮ですが、本当にその会社に行きたい!って思っていて、ものすごく企業研究していた場合は、どんどんアピールした方がいいですよ。でも、明確な意識を持ち、その会社だけしか視えてません!っていう学生は稀だし、むしろ、自分の気持ちが中途半端な状態で、研究成果を話しても、揚げ足を取られて言葉に詰まるのがオチ。当然ですが、その会社のことは、その会社に勤務している社員の方が詳しいんです。生半可な付け焼き刃の知識では、面接官に勝てる訳がありません。

 

 

 

 面接官も、このことを当然のごとく理解しています。“このこと”っていうのは、学生が、自分の会社だけをメインに考えて就活してない、ってことです。だって数年前は、面接をしている人事の社員だって、学生として就活をしていたんだから(笑)。

 

 

 

 だから面接官は、学生の志望動機が、まだまだしっかり固まっていないっていうことを知っています。知っているからこそ、逆に志望動機を聞くっていう場合もあるんですけどね。果たしてこの学生は、内定を出した際に、ウチの会社に来てくれるだろうか?っていうことを確認したいっていう思惑ですね。これは、候補者のことを高く評価していて(少なくともそのステップの面接では)、逃げられたくないって考えているのであって、決して圧迫ではありませんよ。

 

 

 

 念のために言っておきますが、僕が言っているのは、特定企業に対する熱意はあまり重視されない、という意味ですよ。社会に出て働くということに対する熱意、つまり就活動機は非常に大切です。

 

 

 

 極論すれば、

 

 

 

「まだ何をやりたいのか、ハッキリとは見えてないんですが、社会に出てバリバリ働きたいという気持ちだけは、メチャクチャあるんです。でも判らないんです・・・」

 

 

 

 っていう感じの学生。決して、体育会系っていう意味ではなく、これが本音だ、っていう学生って、恐らくたくさんいるのではないか?って、僕は個人的には思いますね。こういうタイプの学生が、特定企業の志望動機をいくら考えても、所詮、それは上っ面の意見にしかなり得ません。だから、面接官がその部分を質問しても、短い面接時間の中では、結局お互いの悪い印象しか残らないんです。

 

 

 

 “バリバリ働きたい!”っていう気持ちが、本物かどうか?は、その学生の就活動機(働く動機)は何なのか?を探っていけば、真意が判ってきます。僕に言わせれば、その学生の“やりたいこと”は、自己PRを中心とした質疑応答の中から、面接官の方が見出してあげるというのが、「デキル面接官」であると、個人的には思っています。

 

 

 

 面接官は、人事部員であることが多い。人事部のドメインは、適材を適所に配置すること。ということは、オドオドしている学生から、適性を見出すことは、むしろ会社サイドの仕事だと思います。・・・残念ながら、そういうポリシーで人を視ている面接官ってなかなかいないですけどね。

 

 

 

 話を戻しますが、志望動機それ自体が重要視されないといっても、即座に信用できないかもしれません。しかしこれは本当です。その証拠に、志望動機を書かせる質問がないエントリーシートは、実は、たくさんあるんです。

 

 

 

つづく。

 

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エントリーシートの「自己PR」で、必要要件である時間の概念が含まれない代表例として、

 

①キーワードとエピソードがリンクしていない。
②キーワードに懲りすぎ(奇抜さがある)。
③目立とうと、絵やキャッチコピー等を駆使している。

 

 の3つを代表例として挙げました。

 

 まずは①。これは、今までも本シリーズの中で、テーマとして書いてきたので、内容自体は判ると思います。キーワードは、現在の自分であり、エピソードは過去の自分。当然ながら、自分自身のことを説明している訳だから、キーワードとエピソードは、密接につながっているはずです。過去と現在がつながっているからこそ、未来までイメージできるんです。それが、キーワードとエピソードがバラバラだと、過去と現在が寸断されて、未来にもつながらないことになります。これによって、具体性及び納得性のない自己PRになるんです。

 

 だから、何度も言いますが、キーワードありきで自己PRを考えてはダメなんです。現在から逆算して過去を考えると、改ざん性が出てきて当然。これは、自然の法則にも逆らってるでしょ?時間は、過去から現在に流れていくものだからね。

 

 そして②。③にも通じることではありますが、市販のマニュアル本の中には、自己PRでは目立つために個性を出せ!という見解もあります。人事担当者の目に留まって、印象に残ったほうが有利だから、というのが、その理由の大半です。

 

 僕は個人的には、この見解は正しくないと思っています。こういうことを書く人は、本当にプロ意識を持って、人を採用したことがないのではないか?って思っちゃいますね。理由としては、キーワードに懲りすぎたり、絵やキャッチコピーを用いると、それ自体に踊らされて、結果的に時間の流れが組み込まれない場合が多いからです。

 

 エントリーシートの回答は、制限文字数があります。書ける量が、少なくなれば少なくなるほど、具体性が加味できなくなることが多いものです。状況説明に文字を費やせなくなるからです。ただでさえ制約があるのに、自分で率先して制約してしまって、どうするんだろう・・・?って思います。凝った(奇抜な)キーワードや、キャッチコピーって、それ自体が、すでに抽象的なんですよね。以前読んだ自己PRでこんなものがありました。

 

「私は、惑星で言うと木星です!」

 

 理由は、木星って衛星をたくさん持っていて、その惑星をしっかり掴んで離さない。しかも、常に一定の距離を保っていて、そこに恣意性もない。・・・要は、リーダーの器がある、ってことを言いたかったのでしょうが、皆さんは、これを読んで、その人がホントにリーダーの器があるかどうかって、判断できますか?だいたい木星のような人間ですって言われて、どんな人間かイメージできる訳がないんです。どうしても球体の惑星しか頭に浮かんで来ず、「この人は太ってるんだろうか・・・?」なんて変なイメージがつきます。まあ百歩譲って、その部分を許容したとしても、実際に、リーダーとしての器があるエピソードを書いてくれないと、全然未来につながらないし。

 

 「私はお米のような人間です!」とかっていうのも、同じですね。常に食卓に登場して、何にでもマッチし、物事を中和する役目も果たし、そして粘り強い・・・笑点なら、ざぶとん一枚!って感じだけど、エントリーシートを読む担当者は、残念ながら、歌丸さんでもなければ、山田君でもありません(笑)。

 

 絵とかもそうです。初めから質問に、“絵を用いて説明して下さい”と、書いてあれば話は別ですが、絵を用いて、人間性がイメージできたエントリーシートに少なくとも僕は、一度も出会ったことはありませんね。せいぜい、「ああ、この子は絵が上手だなあ・・・」っていう感想くらいです。でも、自己PRで絵の上手さをアピールしても、採用スペックにつながらなければ、無駄な苦労です。

 

 自己PRの本質は、自分のことを具体的に説明して、相手に納得してもらうことです。ということは、自ずと普通で、無難な文章構成になってくるはずなんですよね。奇抜なものや、凝ったものは、必ず人事担当者の、仕事のリズムを乱します。何度も読み返さないといけなくなる。何回読んでも内容を理解できす、はいご苦労さん・・・、ってことになりがちなんです。

 

 自己PRに、時間の流れを組み込む必要がある、っていう見解をハッキリ書いたマニュアル本って、恐らく無いのではないでしょうか?でも、僕の意見が特別な訳ではなく、人事担当の立場に立ってみたら、自然に判ることだと思ってるんだけどなあ。

 

 ここまで読み返すと、何か、小理屈ばかり書かれているような印象を抱く人もいるでしょうが、それは、僕が書き文字で表現しているからです。どこの会社の人事担当者でも、こういうことを無意識のうちに考えているものなんです。“こういうこと”というのは、学生のポテンシャルの探るということです。ポテンシャルを探るには、過去の体験から、今の自分を語っている箇所から探るのが、一番確実だし、それしかない。だから、学生の自己PRの書き方は、

 

「私は、リーダーシップがあります。大学入学時から続けている○○サークルの・・・」

 

 っていうお決まりのパターンが、受け手には一番判りやすいんです。そこに、奇抜さや凝ったものはいらない。普通の実体験を書いていけば、それでいいんです。あとは、キーワードがエピソードとリンクしているかに神経を使うだけ。だって奇抜さや、キャッチコピーからは、その人の未来は絶対に読み取れないから。

 

 とにかく自己PRに必要なのは、時間の流れです。それ以外のことは、考える必要なんて一切ありません。そうやって出来上がったものが、「次のステップに進める」、“無難”なエントリーシートであることは確実ですよ。

 

つづく。

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 会社サイドは、エントリーシートを「次のステップで使う」と書きました。また学生サイドは、エントリーシート作成のポイントとして、「自己PR」は、具体性と納得性のあるように書き、「志望動機」は曖昧に書く、と言いました。

今日はこの本質の説明です。まずは「自己PR」から。

 

 自己PRについては、自己分析から産まれてくる産物です。先に書いた「自己分析シリーズ」 の中でも、何度も言ってきたことではありますが、学生が自己PRを考える目的は、「就きたい会社に内定をもらうこと」です。そのために、「過去の自分を掘り起こし、今の自分を語り、それを未来につなげる」訳です。

 

 一方、会社が自己PRを聞く目的は、「費用対効果があるか?会社の成長と利益に貢献してくれそうか?」を探ることであり、具体的には、「採用スペックにうまくハマルかどうか?」を確認したいのです。

 

 面接には、恋愛と違って上下関係がある、と書いたように、通過できるかどうかは、全て会社側に委ねられています。ということは、ESや採用面接は、会社サイドの目的(ゴール)を意識できるかどうかで、進め方や戦略も変わってくることになります。

 

 ここで、ちょっと視点を変えてみましょうか。今就活を行なっている自分が、無事に、ある企業の内定をもらって、その会社の人事部に配属になった、と想定してみて下さい。そしてあなたは、一次面接の担当者。目の前に、明らかに緊張した学生が、オドオドしながら座っているとします。

 

 面接時間は30分です。もちろんあなたは、目の前にいる学生のことは全く知りません。手持ちの武器は、エントリーシートだけです。その限られた時間で、その学生が、果たして採用スペックにハマルかどうか?また、その学生が主張していることが、果たして未来につながるかどうか?を、どうやって判断するのがベストだと思いますか?

 

 それは、自己PR内容を詳しく掘り下げることなんです。きっと、あなただってそうするはずです。自己PRを、質問の軸にして、それ以外のエントリーシートの回答内容を加味させていく、というスタイルですね。

 

 学生サイドの目的と、会社サイドの目的の中で、イコールの部分はどこかと言うと、

 

「未来につなげる」 = 「採用スペックにハマルかどうか?」

 

 ここの部分です。前にもどこかで書いたのですが、当たり前のことですが、今就活を行なっている学生は、身分は学生です。でも、エントリーシートや面接過程では、皆さんはすでに社会人としてのポテンシャルの有無というポリシーで視られています。この部分が、未来につなげる部分なんですね。

 

 面接を何十回行なっても、その人の本質は、絶対に判らないし、果たして会社の社風や文化、仕事のスタイルに合うかどうか?は、やっぱり実際に働いてみないと判らないものです。でも、会社の成長のために選ばざるを得ない。特に新卒の場合は、働いたことがないんだから、判断の軸は、ポテンシャルのみです。ポテンシャルをどう見出すか?は、その学生が過去にどういう経験を積んできて、そこから何を得たのか?っていうことを聞いていくのが一番有効的なんですよね。だって、自己PRには、時間の概念が入っているからです。

 

「こういう経験をして、こういう風に考え、今の私はこうなりました。」

 

 という感じの自己PR。人事担当は、これを読んで、「この経験を踏まえて、この学生は、この先どうなるだろうか?」って、イメージしていくんです。それが面接時点における、ポテンシャルを見出す方法としては、一番ベストな方法です。

 

 上の事例において、「過去、こういう経験をして、こういう風に考え」っていう部分が、過去のエピソードであり、「今の私はこうなりました」っていう部分が、今のキーワードです。本シリーズの自己PRで書いてきた、キーワードとエピソードの部分。学生が意識するのはここまでですが、実は、会社サイドが読み取ろうとしているのは、書かれていない未来の部分なんです。判断基準は、自分の会社の採用スペックです。これは、自己PRに時間の概念が含まれているから出来る作業です。つまり、この時間の概念というのは、自己PRの必要要件であるとも言えます。

 

 ・・・って、難しくてすみません。笑

 

 30分という限られた時間の中で、初めて会った学生の良し悪しを判断するには、エントリーシートに書かれた自己PRが、納得できるものであるということが前提で、そこからホントに書かれた内容にズレはないのか?を確認し、整合性を取る。これが面接の本質です。

 

 ということは、言い方を変えると、自己PRに、こういった時間の概念が含まれていなければ、「落ちる危険性が高いエントリーシート」ということになるんです。だから、内容は無難なもので全然構わない。無難に書いたら、他のライバルたちのエントリーシートに紛れてしまって、埋もれてしまって目立たないんじゃないか?って心配する学生も中にはいますが、それでいいんです。だって、無難なエントリーシートが、一番人物像をイメージしやすいんだから。上に書いたことを考えれば、そう思うでしょ?逆に目立とうと、奇抜さや変や個性を出そうとすると、かえって必要要件を満たさなくなるんです。必要要件である時間の概念が含まれていないものの代表例は、

 

①キーワードとエピソードがリンクしていない。
②キーワードに懲りすぎ(奇抜さがある)。
③目立とうと、絵やキャッチコピー等を駆使している。

 

なんかですね。

 

つづく。

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 さて、それでは、エントリーシートの志望動機の締めとして、「自己PR」「志望動機」を比較してみることにします

 

 前にも書いたように、エントリーシートの「自己PR」と「志望動機」は、東西の両横綱と言っても過言ではないくらい、必ず登場し、且つ重要です。でもこの2つに対する考え方や、攻め方のポイントは、全く異なっています。

 

「自己PR」と「志望動機」の相違点をまとめると、こうなります。

 

①「自己PR」 ・・・ 自分の本質が伝わるように、具体性と納得性のあるものを書く。
②「志望動機」 ・・・ 曖昧で間口の広いものを書いても良い。使い回しも構わない。

 

 明らかに違うでしょ?

 

 そういえば、誤解の無いように最初に書いておきますが、志望動機を曖昧に書くとか、使い回しもOKっていう見解は、学生と会社の温度差を少なくするための、一つの方法論に過ぎません。本シリーズ11 でも書きましたが、学生が、就活でもっともエネルギーをかけるべきポイントは、「自分の将来の可能性を楽しんで考える」ことです。このように、就活を楽しく前向きに、そしてワクワク感を持って取り組むために、細かいことで必要以上に悩んでほしくないからこそ、そんな風に書いている、ということをご理解下さい。

 

 本当に、その企業に惚れていて、どうしても入社したい!と切望しており、多くの社員さんに話を聞いたり、インターンに参加したり、独自に研究したりして、積極的に動いたり、明確で具体的な志望動機を持っている学生だってたくさんいるでしょう。そういう人は、自信を持って今まで頑張った成果をぶつけて下さい。

 

 しかし一方で、今の時点で、そんな明確な将来像や興味ある企業が定まっていない、という学生がたくさんいるのも事実。そういう学生に志望動機をしっかり明確に書けと言っても、それはムリな話。また会社サイドのエントリーシートの判断基準は、僕が書いてきたような粗い基準が多いのも現実なんです。

 

 だとしたら、その基準にできるだけ合わせて攻めた方が、効果的ですもんね?

 

 さて、それを踏まえて話を進めますが、このように「自己PR」と「志望動機」で考え方が違うんだよ、と言われても、即座に信用できませんよねえ?特に、志望動機なんかは「曖昧で、使い回してもいい」なんて書いたから余計にそう思うかもしれません。

 

 僕は、本シリーズ1 において、「エントリ-シートには、学生の視点と会社の視点の両方がある」と書きました。ということは、エントリーシートのゴールも、厳密に言うと、両者異なることになります。今まで毎回のように書いてきた、「次のステップに進む」ということ。これは、エントリーシートの目的なんですが、実はこれは、学生サイドのゴールです。では、会社サイドのゴールは、一体何だと思いますか?

 

 会社サイドのエントリーシートの目的、つまりゴールは、「次のステップで使うこと」なんです。判りますか?

 

 「次のステップ」である会社説明会や、面接の選考では、学生本人の姿を、直に見ることができます。エントリーシートに書いてあった内容でイメージしていた人物像と、実際の人物像が、イメージ通りか?もしくは、どのくらいズレているのか?が、ここではじめて判るんです。

 

 エントリーシートをジャッジした人事担当者って、そこに書かれていた内容を、だいたい覚えているものです。これから書くことは、会社にも寄るので、あくまでも一般論的な事例ですが、皆さんが、会社説明会や面接に参加すると、受付で学校名と名前を言いますよね?この受付業務を行っているのは、だいたい人事部の人間。その周りでスーツを着て立っている人も人事部。

 

 顔には決して出さないけども、心の中では、「オッ、あの子がAさんか。俺が通過させた学生だ」なんて考えたりします。そうすると、Aさんは、説明会や集団面接のときに、ずっとその人に視られていたりするんです。

 

 それに、エントリーシートの記載内容は、原則、必ず面接のネタになるものです。最近の人事採用は、人物重視の傾向が強いので、いったん面接過程まで進んでしまうと、エントリーシートの評価より、面接での評価の方が優先されるものですが、面接でなされる質問のネタは、皆さんがエントリーシートに書いたことです。書き言葉で大まかにイメージできることを、直接本人に質問というカタチで投げてみて、その回答によって細部を詰めて、学生の人物評価をしていく訳です、一般的には。

 

 会社サイドにとってエントリーシートは、もちろん一次選考の意味合いもあり、「とりあえずエントリー層」を中心としたふるい落としを行うツールではありますが、同時に学生の人物像をイメージするツールでもあります。だから、次のステップに進んだエントリーシートに関して言えば、イメージした人物像とのハマリぐあいを確認する目的で、「次のステップでそれを使う」訳なんです。

 

 エントリーシートの記載内容を面接のネタにするってことは、そりゃ当たり前でしょ?って思うかもしれないけど、実際にエントリーシートを作成している時には、皆さんそこまで頭が回ってないでしょう?

 

 でも、この当たり前のことを理解したうえでエントリーシートを作成すると、今日のテーマである、上記①「自己PR」と、②「志望動機」の考え方が判るはずです。これが判れば、結果的に、エントリーシートに余分なエネルギーをかけなくて済むことになります。

 

つづく。




 

 

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 「エントリーシートの志望動機には、ある程度の熱意が必要である」ということについて説明しましたが、この熱意っていうのが、また難しいですよねえ?ここでちょっと、この熱意について考えてみましょう。

 

  ・・・とその前に、エントリーシートの目的を再確認してみます。エントリーシートの目的は、「次のステップに進む」ことでしたよね。ここでいう次のステップというのは、会社説明会や筆記試験だったり、一次選考(ディスカッション・集団面接等)のことを指します。

 

 エントリーシートの位置づけに関しては、このシリーズ1 で書いたように、学生と企業の起点にあるということでした。言い方を変えると、エントリーシートの段階では、学生と企業のお互いが、直接顔合わせしていないということ。エントリーシートの選考は、書き文字だけです。これは温度差による誤解が生じやすい。だからできるだけ本質が伝わるように書きましょう、と言うのが僕の見解だし、これは、表現方法は多々あれど、市販のマニュアル本の結論は、全てこれに帰結するのはないかと考えています。

 

 その中で自己PRと志望動機は、一般的には、ほとんど全ての会社のエントリーシートで聞かれるし、ここが次のステップへの分かれ目になることが多いので、会社側の意図を理解した上で作成すると、通過の確率が高くなるんです。

 

 この、「できるだけ本質を伝える」ための要件として、志望動機の場合は、“熱意”が挙げられるということなんですが、熱意って言葉も、非常に幅が広いんですよね。まさに書き言葉の温度差です。

 

 昨日も書きましたが、エントリーシートの志望動機については、「とりあえずエントリー層」の見極めが最大の仕事です。決して、「是非御社に入社したい!」って、ギラギラとアピールしているものから順に選ぶ、という話ではないんです。これって実は、消去法の世界。良いものを選ぶのではなく、ダメなものを落とすというかね。ということは、エントリーシートは、無難なものも通過できる、と言い換えることも出来ますね。

 

 実は、これを知ってるかどうかで、エントリーシートの攻め方が180℃変わります。

 

 ここまでの話を、志望動機における「熱意」に置き換えてみます。エントリーシートは、ダメなものを落として、無難なもの以上は通過できる、ということは、熱意については、必要以上のアピールは意味が無く、ただ無難にまとめれば良い、ということです。つまり、ここでいう熱意とは、「私は、とりあえずエントリー層の学生ではないんですよ」ってことが判るように回答する、ということなんです。

 

 何度も言いますが、会社は、熱意の有無で内定を出すことは、絶対にありません。だから、志望動機も曖昧なもので構わないのです。曖昧というのは、使い回しが利くということ。つまり、その企業に対するピンポイントの熱意は含まれない、ということになります。これは、無難な回答の部類に入ります。では、“とりあえずエントリー層”の学生だと判断されてしまう回答ってどういうものか?というと、

 

①「てにをは」の間違い、誤字脱字、必要以上に回答欄が余っているとかっていう、「見た目」の印象が悪い。
②その会社には無い、もしくは占める割合が低い事業や、部署に触れている。
③HPや会社案内を見た感想に終始している。

 

 なんていうのが代表例です。

 

 ①については、このシリーズで一つのテーマとして説明してきましたが、これは、とりあえずエントリー層の最右翼(笑)。手書きのエントリーシートの方が、より顕著に現れます。

 

 信じられないかもしれませんが、僕がある会社で、履歴書やエントリーシートの選考をしていた際、字は走り書き、しかも字の間違いは平気で、修正液とかで修正する訳でもなく、ボールペンで黒く塗りつぶして消していた、っていうものを見たことがあります。これは、会社を舐めていると思われても仕方ないですよね?ここまでヒドイものはあまりないですが、志望動機の回答における「見た目」って、熱意の判断に大きなシェアを持つので要注意です。

 

 次に②ですが、これは実は、回答を使い回ししている学生に多かったりしますが、同業界に属する会社に同時にエントリーする際に起こりうるリスクです。例えば、運輸業界に属する企業にエントリーしようとして、Aという企業のHPを見ると、今後は、郵便事業に力を入れていくと力強く書いてあり、同業界のBという企業は、特に郵便事業を強く考えていなかった場合。Aへ提出するエントリーシートの志望動機を、郵便事業ネタに作ったのですが、同業界のBへ提出するエントリーシートにも、郵便事業について触れてしまったら、当然ハンデを背負いますよね?文字数が制限されている中で、ピックアップしたネタが郵便事業だったら、Bでは、熱意の判断に影響するのは当然の話。これは、行きたい部署や職種の名称とかについても、同じことが言えます。いくら使い回しといってもこれではマズイ。

 

 そして③。①と②は、学生側に非があることは明らかですが、③は罪の無い学生が陥ることが多いんです。HPを見て、「御社のHPは大変キレイで、センスがよく、感動したのでエントリーしました」みたいなヤツ。この感想と熱意を、取り違えてる学生って多いんです。HPに載っている事業内容や、先輩社員の意見とかを見て、それをネタにするのは、問題ないのですが、それを見て、自分の就活動機と、どうリンクしたのか?に触れていないと、ちょっと人事担当としては微妙。

 

 もっとも、③に該当する学生は、全体の構成や他の回答のレベルによっては、通過できることも多々ありますけど。自己PRとかがしっかり納得できれば、志望した理由は、面接で聞けば済む話だからです。

 

 これが、エントリーシートにおける志望動機の熱意の意味です。決して、積極的にアピールしろっていう話じゃないでしょ?至って無難なものばかりです。

 

つづく。




 
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