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シリーズ12  「志望動機はホントに重要なの?」 16 会社理念で始める!

2012年02月16日
テーマ:志望動機の考え方・書き方

志望動機の事例は、最後にまとめて書きます。続いて2のアタマの部分です。


2.「②その会社の理念・採用スペック」+「所信表明」+「③自分自身の就活動機」


 前回も書いたように、志望動機で会社に斬り込んでいく際、学生でも一番判りやすいのは、取扱商品が身近である場合です。しかし、残念ながら商品が身近でない業界・会社もたくさんあります。


 例えば、製造業だと「産業集約型」ですね。「鉄鋼」 「非鉄金属」 「ゴム」 「繊維」 「紙パルプ」 「造船」 「電子機器」 「化学」などなど。 あとは、「物流」とかも学生には馴染みが薄い業界ですよね。


 非常に大雑把に分類するなら、要は、学生に馴染みがある商品を扱う会社というのは、個人向けに販売するものや、店頭に並ぶ商品であったり、その店舗そのものような、じかに触れたり見たりできるもので、逆に馴染みがない商品を扱う会社というのは、法人相手に販売するものや、店頭まで商品を運ぶ会社や問屋、商品を製造するための原料を扱う会社などですね。


 このような馴染みが薄い商品を扱う会社の場合、志望動機のアタマに商品ネタを持ってくることが出来ません。何故かというと、それこそ「本シリーズ12」 で書いた、中途半端な会社知識の典型例だからです。間違いなく部下のサラリーマンたちに、「まだまだ青いな、判ってないな」って突っ込みが入ります。


 でも、そうは言っても志望動機のアタマに書くネタは、「その会社をベースにしたもの」にしないといけない。じゃあどうずるか?となったときに「その会社の理念・採用スペック」が来る、というわけです。


理念や採用スペックというのは、例えば、


「失敗を恐れず、どんどん新しいことに挑戦するバイタリティ」

「充実した研修制度、福利厚生」

「下の意見も汲み上げる風通しのよい社風」

「着実且つ堅実に仕事を積み上げていく姿勢」


なんていうものです。こういった事項は、比較的容易に必ず見出せます。


 こういった企業の場合は、HPを見たり、説明会で話を聞いたり、パンフを見たりして何かが心の琴線に触れたからこそ、受けたい!って思ったはずです。その琴線に触れたものっていうのが、自分のキャラに基づいている場合が多いんですよね。


 この場合、気をつけないといけないのは、自分の経験やキャラを会社に合わせるのではなく、自分の経験やキャラの延長線に会社の事業や採用スペックがあるという点です。自分のポリシーと会社の採用スペック、どちらが軸になるのか?といえば、それは自分のポリシーです。


例えば、研究職なら、


「自分の研究室は●●で、自分は●●の解析を行っており、それを通じて、この研究内容は、●●の病気の歯止めに寄与すると思うに至った。そのための基礎実験を行い、関連知識を学んできた。」



 ⇒ それが、たまたま御社の事業方針、研究所で行っている内容にマッチすると思った。


という流れです。


 あくまで自分のポリシーや経験、キャラありき、で志望動機を考えていかないといけません。それは自分の素なんだから、面接で自信を持って対応するためにも、自分の素を扇の要に置いて、それにマッチするかどうか?を選別していく必要があります。自分の素は、普段の大学生活やバイトでの日々で培って形成されています。まさしく自己分析ですよね。


つづく。


言葉で傷ついた心に効く麻酔。

2012年02月15日
テーマ:自信とキッカケ!
友達がいて良かったと思った瞬間 ブログネタ:友達がいて良かったと思った瞬間 参加中



突然ですが、自分の頭の上にローソクが立ってると思ってください。

まあ、こんな感じ。


就活・恋愛・仕事・失恋・・・輝く自分をプロデュース!自信の持ち方教えます!~会社サイドの就活日記~-アセチレン


 で、何かの拍子で、ローソクの炎が、ふっ、と消えたとします。何か落ち込んだり凹んだりすることがあると、どうしても暗くなって、炎が消えちゃうことってあります。

 その時、どうやって火を点けますか?自分でマッチをすって、点してもいいし、ライターで点けてもいい。それだって正解です。

 でも、一番良いのは、炎が明るく点っている誰か他の人の近くによって、寄り添うことです。そして、その人から火をもらって点火すれば良いんです。これだと自分でマッチやライターを使って火をおこす必要もないでしょ?つまり、何かトラブル嫌なことがあって暗くなったら、元気で明るいオーラを持っている人の側に行って、火を分けてもらえば良いってこと。

 だから、いろんな人に出会ったほうがいいし、色んな人から火をもらったり、時には人に火をプレゼントできるような大人になれば、人生楽しいよね。


 ・・・って、これは、中央高等学院のライフサポートコース 講義の中で、パーソナルカラーの藤井さん が、生徒に向けて言ってくれた言葉です。

 うーーーん、なかなか素敵です。あ、ちなみに画像は、話を聞いてるときに、僕が勝手に連想したので、掲載しました(笑)。手塚治虫作品に出てくるキャラクラー、「アセチレン・ランプ氏」です。


 で、ここから先は僕の考えね。


 炎が消えているときって、信じていた人や好きだった人に、傷つくような言葉を浴びせられた場合が多いもの。言葉って、時にナイフのような刃物に化けるので、人を傷つけます。傷つける場所は心です。心にグサッ!と、突き刺さる。でも血が出ないから、どこに刺さっているのか、わからないんですね。だから余計に重い。

 心に刺さった言葉のナイフを抜くには、ゆっくりと、痛くないように、麻酔をかけながら抜かなければいけないんです。

 そして言葉で受けた傷に効く麻酔は、やっぱり言葉なんですね。言葉の傷には、言葉で癒やしていくしかない。そしてそして、そんな麻酔をかけてくれるのは、自分以外の人なんです。

 他の誰かに傷つけられても、それは所詮、世の中にいるたった一人の人間の言葉。でも世の中には、もっともっと多くの人がいます。そしていろんなローソクの炎を持っている。だから自分を認めてくれて、元気にしてくれる言葉を優しくかけてくれる人の側に行ったほうが、人生はよっぽど楽しいし、面白い。

 自分を傷つけることをいう、世の中でたった一人の人の言葉を真正面から捉えて、自分を否定したりダメ出ししたりするのは、意味がないしもったいない。生き方や考え方、そして自分の出し方は、100万通りあるんだから、そんな一人の人はスルーして、自分を受け入れてくれる人の側に行くこと。そこからもらう火は、多少の風では消えません。シッカリと自分のローソクに明るい炎を点して、いつしか自分だけのオーラになるからね。

シリーズ12  「志望動機はホントに重要なの?」 15 取扱商品で始める!

2012年02月15日
テーマ:志望動機の考え方・書き方

志望動機 = 


1.「その会社の取扱商品情報」+「所信表明」+「自分自身の就活動機」


2.「その会社の理念・採用スペック」+「所信表明」+「自分自身の就活動機」


 この2つの構成のうち、1も2も、「所信表明」+「③自分自身の就活動機」という部分は同じです。違うのは、アタマの部分だけ。ですので、まずはアタマの部分を考えていきます。


 まずは1から。どこの会社であっても、継続して活動していく以上は、必ず商品を持っています。しかしその会社の取扱商品と言っても、学生にとって、馴染みのある商品とそうでない商品があります。


 学生にも馴染みがある商品というのは、「モノ」を扱う業界でいえば、生活集約型、つまり個人を中心にした生活に密着した商品を製造する企業、ということになります。「食品・飲料」 「化粧品」 「医薬品」 「アパレル」 「生活用品」 「電気機器」等々です。また「サービス」でいえば、「流通小売」 「美容業界」 「飲食レストラン」 「旅行」 「レジャー」等々ですね。


 こういう業界に属する企業の志望動機のアタマは、製造している商品、扱っているサービスなどから斬りこんでいくことが比較的容易です。


 なぜなら、学生でも実際にモノを手に取ったり消費することができるし、またそのサービスの恩恵を受けることが出来るからです。特にサービス系の場合は、アルバイトで現場を知っているのかもしれない。


 どちらにしても、身近であるというキーワードは、学生が志望動機にするには最も使いやすい題材になり得ます。何故ならば、多くの学生は、エントリーする企業を選ぶ際、ブランドとか憧れとかという視点でみる傾向が強いからです。では、企業のブランドや、学生の憧れというのは何か?というと、それは取扱商品ということになるんです。


「一人暮らしをしているので、よく買って食べています」

「いつもこの化粧品を使ってます」

「近くにショップがあるんでよく利用しています」

「ホールスタッフとしてアルバイトさせてもらってて馴染みがあります」


 みたいな感じの斬り口です。この見方は、商品を消費者目線でしかみていない、ということになるんですが、少なくとも志望動機をまとめていく際には、この斬り口自体は悪くありません。逆に、中途半端な知識で会社内部の部分に触れてしまうと、部下のサラリーマンたちから突っ込まれてしまう、格好の餌食になってしまいます。


 上っ面の、しかも消費者目線の斬り口のほうがよっぽど餌食になるんじゃないのか?って不安になるかもしれないけど、大丈夫。その会社に興味を持つのは、どんな理由でも構わないんです。


 心配しないでも、これは志望動機のアタマの部分。中盤から後半には、「所信表明」+「③自分自身の就活動」が構えているんだから。


つづく。


「就活・仕事 心の保健室」  駆け込み相談 16

2012年02月14日
テーマ:就活中の悩み相談

過去の就活相談、自信とキッカケ駆け込み相談の記録を掲載しますキラキラ


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 ※相談内容は、承諾なく本ブログに掲載はいたしませんのでご安心ください。



【相 談】 「自己PRのキーワードについて」


私、今就職活動中の大学生のものなんですが、
自己PRにおける最適なキーワードが思いつかなく、相談させていただきました。


私は大学生のうちから、自分が今すべきことが何なのかを常に考えて実行して来ました。
例えば、私は読解力がなく常識、知識もなかったので高校まで全く本を読みまなかったのですが、50冊ほど大学のうちに読みました。


私は理系ですが、英語も将来必要性を感じ、独学で勉強しそれなりに成果も出しました。
留学時も、留学生同士じゃ、簡単な英会話しか出来ないことに気づき、より英語力を伸ばすために公共の会話サークルなどに参加し、現地の人とふれあい英語力を伸ばしいて来ました。

そのとき、そのとき、自分が何をすべきかをしっかり考えて実行してきたことを自己PRとして伝えたいのですが、そのための簡単なキーワードが思いつきません。


自己PR=キーワード+経験談


と言われているので、その適切なキーワードでアドバイスいただけたらと、思い相談させていただきました。


お願いします。



【回 答】 「手のひらシリーズに出てくるBさんに似てるかな?


四の五の言うより、まずは、手のひらシリーズのBさんの話を読んでみてください。


http://ameblo.jp/yansono/theme-10003325070.html


それを踏まえての話ですが、今回今すべきことが何なのか?を常に考えて実行してきたというポリシーが、例えばバイトでも学校でも友達とも遊びの中でも活かされていると思う場面があるなら、その言葉自体がキーワードになりますよ(笑)。


キーワードは悟りの世界ではないので、難しく考える必要はありません。どちらかというとスタートに相当します。悟りはゴールだもんね。


今すべきことは何なのか?を常に考えるのはなぜでしょう?そこには邪心もあるはずです。邪心とは自分にしか見えない価値観です。例えば、気が利くところを周囲に見せて、自分のブランドを高い位置で維持したいっていう邪心があるのかもしれませんよね。


50冊本を読んで、その後どういう風に活かされたと思いますか?現地の人に触れたのは、自分がこんなに出来ない人になるなんてあり得ない!って焦った結果ではないですか?全てはあなたの手のひらに通じる行動になっていると思いますよ。


キーワードを探す前に、まずはなぜ自分は、今できることをしているんだろう?ってことを邪心も含めて考えてみてください。きっと光は視えてきます。

シリーズ12  「志望動機はホントに重要なの?」 14 志望動機の構造

2012年02月14日
テーマ:志望動機の考え方・書き方

それではようやく、志望動機の構成論に入っていきますが、はじめる前に一つだけ。


 このシリーズを始めるにあたり、「本シリーズ1」 で宣言しましたが、これから書いていく内容は、一般論の表面のお話です。志望動機は、会社ごとによって考え方や位置づけも変わってくるので、こういう風に考えていけばイメージできますよ、っていう一つの目安として捉えてくださいね。これで全てバッチリ!というわけでは決してありませんので。 


 じゃあ、まずは志望動機を考える上でのキーとなる3つの要素。


①その会社の取扱商品情報


②「その会社の理念・採用スペック」


③「自分自身の就活動機」


 今はもう3月。ESもそろそろかなりの枚数が溜まってきてるかな?特に頭を悩ませるのが志望動機でしょう。自己PRは一度言葉にしてしまえば、どこの会社のESでもある程度転用可能だけど、志望動機は、会社ごとに考えていかないといけないし・・・でも、ハッキリいってどこの会社も同じように見えちゃうし・・・っていう感じ。


 就活はたくさんエントリーしてナンボ、です。学生の擁護をする訳ではないけれど、そうした時に、いちいち会社ごとの志望動機なんて考えてる時間なんてないはずです。特に特定業界を絞っている学生であれば、尚更です。


 例えば、テレビ局なんかは最たる例ですね。どうしてもテレビ局に内定をもらいたいと思っている学生がいて、その学生にとってみれば、ハッキリ言ってテレビ局ならどこでもいい!って思っているはずです。そりゃあ確かに個人的な好き嫌いというのはあるでしょうが、でもいざ就活になったら、Aというテレビ局もBというテレビ局も両方にエントリーするはず。私は個人的にAのテレビのほうがいつも観てるし好きなんで、って言ったところで、就活でAしか受けずBは受けない、っていうことはまず考えられません。


 そういう学生にしてみれば、A社もB社も志望する理由は同じです。小学生チックに単純な言い方をすれば「テレビ局に入りたい!」っていう、ただそれだけのはず。これはテレビに限らず、銀行でもメーカーでも一緒です。


 そういう現実がある中で、会社ごとの志望動機を考えても絶対に浮かんでは来ません。だから志望動機だって、基本的には自己PR同様、使いまわしをしても構わないという理屈になりますよね


 ということで、志望動機作成における、基本的な構造を書いておきます。



志望動機 = 


1.「その会社の取扱商品情報」+「所信表明」+「自分自身の就活動機」


2.「その会社の理念・採用スペック」+「所信表明」+「自分自身の就活動機」


 です。この構造を知っていれば、志望動機は恐れるに値しません。これは「通過」ステップを担当する、どこの会社の部下サラリーマンであっても、納得且つ安心させることができるものです。


 しかし構造が使いまわし出来るとは言っても、100%同じ内容というわけにはいきません。必ず会社ごとに変えていかないといけないポイントがあります。そのポイントさえ押さえておけば、後は使いまわし可能。その変えるべきポイントとは、


①その会社の取扱商品情報


②その会社の理念・採用スペック


 ということになります。つまりは志望動機全体から見れば前半部分ですね。ここだけです。志望動機を会社ごとに考えて、変えなくちゃいけない!っていうポイントはここだけ。やみくもに変える必要はないんです。もともとそんな作業は不可能に近いのに、それでもやろうとするから志望動機で立ち止まってしまう。この基本構造を知っているか否かで、志望動機は全く怖くなくなりますので。


 さて、各々の説明をしていかないといけませんよね。特に「所信表明」って何でしょうね?いきなり登場させましたけど。


つづく。


シリーズ12  「志望動機はホントに重要なの?」 13 取扱商品を考える

2012年02月13日
テーマ:志望動機の考え方・書き方

 前回からのつづきで、それでは、何を基に志望動機を考えていけばいいか?というと、それはまさしく、「③就活動機」 (←リンク)を基に書いていくしかないというわけです。だって、会社のことなんか何一つ判らないんだから。


 しかし前回の記事の中で、志望動機は会社のことをベースに考えていかないといけない、と書きました。その会社を受けた理由なんだから、確かにその通りなんだけど、就活動機は自分の想いがベースになっているので、会社の事情に深入りすることにはなりませんよね。


 就活動機を基にすることによって、志望動機を自己PRと同じ土俵まで持ってくることが出来ます。


 しかし、そうは言っても、やっぱり志望動機が「その会社をベースにしたものである」というのは定義です。ここは崩すことはできません。だからその会社のことも取り入れていかないといけません。


 ということで、学生サイドが一番イメージしやすい会社の事項として、「①その会社の取扱商品」もしくは「②その会社の理念・採用スペック」に注目していけばよいということになるんです。


 まずは「①その会社の取扱商品」に関して。


 ここでちょっと考えて欲しいことがあります。今皆さんが興味を持っていたり、エントリーしたりしている会社ってたくさんあると思いますが、なぜその会社って、新卒採用を行うことが出来るんだろう?って考えたことありますか?


 学生の皆さん、あるいは中途で転職しようと考えている皆さんも同様なんだけど、就活を行う時点で、すでに求人募集を行っている企業をあれこれ視ることからスタートしていますよね?でも新卒であろうが、中途であろうが、新たに人を採用するというのは、少なからずリスクが伴うんです。人件費を抱えることになりますのでね。


 でも多額の人件費を払ってでも人を募集できるのは、その会社が成長しているから可能なんです。判りますかね?この理屈。成長とはどういうことかというと、売上が伸びているということです。さらにこの先ももっと伸ばしたい!って考えているということです。


 売上がなぜ伸びるのか?それはその会社の商品が売れるからです。商品にはモノとサービスがありますが、どっちでも構わない、とにかく商品が売れるからです。


 ではなぜその商品が売れるのか?というと、商品に付加価値があるからです。つまり競合他社や類似商品と比較して、何らかの特徴があるからなんです。品質かもしれないし、価格かもしれない。実績かもしれない。他の理由かもしれないけど、とにかく取扱商品に何らかの特徴があるんですね。


 今まで書いてきたように、そもそも個別の会社に対する志望動機自体には、それほど意味がある訳ではありません。それは中途採用だって同様で、人材紹介会社経由で応募してきたり、HPやWebサイト経由で応募してきますが、その会社独自の戦略や風土については、一切知らないので、わかるはずがない。


 それでは何を軸に見ていけばいいのか?それが取扱商品ということになるんです。どんな商品を扱っているか?どこをターゲットにして売っているか?市場優位性はどうなのか?などをシッカリと調べることです。そしてその取扱商品に、自分が当事者意識を持てると思うか?を想像してほしいと思います。これは営業はもちろん、事務だって生産だって研究だって同じ。会社員は、自分の会社の商品に愛着を持てないと、絶対に続かないんです。


 僕なんかも転職して会社をピックアップする際には、職務内容が一番の基準ですが、商品をどうやって売って、誰に売って、という点は、自ずとイメージします。僕の場合は、今までの実績と経験があるから、どんな業界、どんな会社でもある程度想像がつくので、取り立てて調べることもないけど、でもビジネスモデルに興味を持てないと、そこで良い仕事はできないんです。


つづく。


シリーズ12  「志望動機はホントに重要なの?」 12 志望動機を考える手順

2012年02月13日
テーマ:志望動機の考え方・書き方

突然ですが、自己分析や自己PRと志望動機の決定的な違いってなんでしょう?


 「ESシリーズ1」 の中で書いたことがあるんですが、就活というのは、エントリーシート提出する以前とそれ以降で、自分主体のものから会社主体のものに切り替わります。つまりESを作成するまでの、自分史を掘り起こしたり、会社研究をしたり、やりたい仕事は何なのか?って思いを馳せ巡らせるのは、あくまで自分のペースで考えることばかり。


 でも、ESが通過すると、今度は会社サイドがそのESを見て、色々聞いてくる訳です。会社に聞かれたことに学生が回答する。これはまさしく会社主体です。


 そういった切り替わりはあるんですが、でも自己分析や自己PRは、あくまで自分のことをベースとして考えていきます。素の自分は超えられない訳だし、そこを無理やり会社に合わせる必要はない。でも志望動機は、会社のことをベースに考えていかなければならない。


 これって至難の業です。何故ならば、会社ベースで考えるには、あまりにも会社の内側の情報がなさ過ぎるからです。学生から見えるのは表側の情報のみで、消費者視点です。


 だからという訳ではないんだけど、有名企業や大企業は、ハッキリ言って、ブランドイメージからエントリーしている割合の方が高い。特に就活をはじめてすぐの頃、つまり今の時期には、大手有名企業しか目が行かない。会社の中身に興味があるんじゃなく、表面のブランドに憧れや興味があるだけなんです。


 良い悪いは別問題として、これは多くの学生の至って普通の姿です。会社の中まで見ることができない以上、憧れや興味の高低によって、エントリーする企業を絞っていくのは仕方ないことです。


 会社の中まで見えないと言っても、それでも志望動機は書かないといけない。それでは、志望動機はどのような手順で詰めていけばいいんでしょうか?


 志望動機を考えていくに当たっては、まず大きく分けて2つの斬り口を頭に入れておいてください。それは、



①その会社の取扱商品情報


②その会社の理念・採用スペック



 そしてそれに続くものとして



③自分自身の就活動機



 本シリーズ内で、今まで書いてきたように、志望動機というのは、合否の「決定」に使われるのではなく、「通過」させる正当な理由として使われることが多いもの。会社の上の方のお偉いさんではなく、下っ端のサラリーマンたちを納得させるためのものです。だからこそ、それ相応な熱意が重要であると書いたわけです。


 下っ端のサラリーマンは、普段上司に気を使ったり叱咤されたりしている反動、というわけでもないんだけど、明らかに自分より立場が下の学生には、安心して大きな顔が出来ます。そしてもちろん、その会社の知識も内側の情報も学生よりは把握しているわけです。そして自分たちがそうであるように、会社員になると、叱咤されたりストレスが溜まったりという場面が多くなることも知っています。


 だから、中途半端な会社知識をベースに、志望動機を書いたり言ったりすると、サラリーマンたちは、「まだまだ青いな、判ってないな」って思うんです。こうなると、会社の知識や内側の事情を知っているだけに、学生に突っ込みを入れたくなります。実は、これが圧迫面接の源流になるんだけどね。


つづくーー。


「就活・仕事 心の保健室」  駆け込み相談 15

2012年02月12日
テーマ:就活中の悩み相談

過去の就活相談、自信とキッカケ駆け込み相談の記録を掲載しますキラキラ


相談希望の方は、「こちら」 までお気軽にメールください!!ケータイから送れない、と言う人は、

yannsono55@yahoo.co.jp  まで!具体的に悩みを言葉にできなくてもいいですよ!モヤモヤを僕と共有したい!という人は大歓迎!など何でもどうぞ!

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 ※相談内容は、承諾なく本ブログに掲載はいたしませんのでご安心ください。



【相 談】 「自分に向いてる仕事って… 」


先日仕事を辞めました。

営業はどうも自分に向いてない。
接客も苦手。
体を動かすことは好きだけど
黙々と作業するような所はイヤ。

働くこと自体は嫌いじゃないです。

こんな自分に向いてる仕事ってありますか?

【回 答】 「やりたいことは本人にか判りません。


・・・と結論を書いちゃうと、突き放しているように感じるかもしれませんが、決してそうではないです。

先日までやっていた仕事がどのような職種だったのか判りませんが、文面から何かの営業をおやりになってたんですよね、きっと。


今回営業に向いてないという結論に達したことをあれこれ言う気はありませんが、一方で、今回のことのみで、「営業がキライ」という結論は速いような気がします。


ちょっと次につなげるためにも整理してみましょう。


本当に営業がキライだったのか?実は会社の人間関係や社風に馴染まなかっただけではないか?取り扱っている商品や売り方に疑問を持っていたのではないか?


そして、いや、そうじゃない、やっぱり営業がキライなんだ!・・・っていう結論だったとしても、

その営業は個人営業なのか?法人営業なのか?代理店営業なのか?接客販売営業なのか?商品はモノかサービスか?高額か低額か?


など、営業といってもいろいろな切り口があります。


あくまで一般論ですが、営業がキライと思っている人の大部分は、実は営業そのものではなく、人間関係だったり、売り方だったりが苦手だからという場合が多いんです。仕事というのは、事務であっても生産であっても、営業のセンスは必要です。だから営業がキライというのは本来はありえないんですよ。苦手なジャンルがあるというのが正しい考え方。


働くこと自体がキライじゃないのなら、絶対に営業のセンスはあるはず。今回辞めてハッキリしたのは、前職のような営業スタイルが苦手ってことです。これが判ったのはデカイことですよ。次に活かせる経験をしたんだもんね。

シリーズ12  「志望動機はホントに重要なの?」 11 使いまわしの意味

2012年02月12日
テーマ:志望動機の考え方・書き方

ここまで会社サイドから視た、志望動機の重要性を説明してきました。ここであらためて志望動機の意義をまとめてみます。


 志望動機は、新卒採用の選考ステップにおいて、前半部分の「通過」を担当するサラリーマンが、通過させてもいいかどうか?の目安にするために、頻繁に聞かれます。これは、上司になぜこの学生を通過させたのか?を報告するときに、もっとも説明しやすいものだからです。


 志望動機を聞いて、これこれこうだったので、通過させました・・・って説明するのと、私は個人的にこう思ったから通過させました・・・って説明するのとでは、上司の納得性が違ってきます。下手すれば、真剣に選考していたにも係わらず、「お前の個人的な感性で決めたのか?」って非難されるかもしれません。それでは真面目に仕事したのに、ヤブヘビもいいところ。つまり、部下のサラリーマンに視点を置くと、志望動機の位置づけというのは、このようにも言えます。


『上司に怒られないための説明ツール』


 どうでしょうか?こう考えると志望動機で無意味に焦る必要はない、っていうことが判るでしょう?哀れな部下のサラリーマンにエサを与えればいいんだから(笑)。


 志望動機はサラリーマン社会である会社という舞台では、確かによく聞かれます。でもそれは合否を「決定」する場面ではなく、学生を「通過」させる場面で。ということはつまり、部下のサラリーマンが上司に報告して怒られないようにするため、部下のサラリーマンを安心させるような無難な構成にしておけば事足りる、というわけです。


 「決定」を担当する上司にとってみれば、すでに「通過」を決める段階で、志望動機は聞かれているのだから、今さらあらためて志望動機を聞く必要はないんです。キャバ嬢に、「俺のどういうところが気に入ったの?」なんて聞いたりしてたら、あっという間に女の子のチェンジの時間がやってきます。


 だったら、自分のことをひたすらアピールして、好印象を与えつつ、本気で口説くために語らないと意味がない。ここで本気にならないと、女の子も他の常連さんに逃げてしまいます。学生だって、他の内定をもらった企業に行ってしまうかもしれません。こうなると、今度は上司の職務怠慢ということになります。


 そうならないために上司は、会社の実情や今後の目指す方向なんかを、できるだけ本音ベースで、学生に擦り寄るカタチで話します。これは営業トークと一緒。だから最終面接は、一番学生が言いたいことを言えてリラックスできるって感じるんです。それも会社からすれば、口説きのテクニックのうちなんだけどね(笑)。


 ところで、部下のサラリーマンが上司に説明するのに、一番説得力がある、つまり部下のサラリーマンがもっとも自信を持って説明できるものってなんでしょう?


 それが学生が出す「熱意(本気度)」なんです。アツさ、と言ってもいいかな?上司に、「なんで、この学生を通過させたのか?」って聞かれた時に、サラリーマンは「あの学生はアツい熱意を感じたからです!」って、堂々と言えるでしょ?ちょうど「本シリーズ7」 で、B君が女の子に見せた熱意ですね。


 この熱意には、その会社の詳しい話は特に必要ではありません。だってまだその会社で働いたことがないんだから。B君だって、その女の子の内面を褒めるような会話はしていないはずです。あくまでその女の子の話を聞いて、興味ありそうな話題を掘り下げて、それを利用しているだけです。会社も女の子も、上っ面の情報だけで、最初から知ったかぶりして深入りすると、必ず墓穴を掘ります。深いですよね(笑)。


 ですので、志望動機を聞かれたら、基本的には自分のやりたいことや、今の時点で出来そうなことを、自分基準でアツく語れればオッケーです。「本シリーズ2」 で書いた志望動機の言葉の意味を思い出してください。


 「自分が望んだ、将来こうなりたい!ってことを達成するために、直接行動する事由」


 あくまで自分基準でしょ?


 「ESシリーズ」 でも触れたんですが、志望動機は使いまわしでも構わない!というのは、実は以上のような背景から説明できるんです。自分基準で考えれば、自ずと使いまわし可能になりますよね。心配しないでも、他社には絶対に漏れないから安心してください。


 次回から、志望動機の考え方、作り方に入ります。ここまで長くてごめんなさい(笑)。


シリーズ12  「志望動機はホントに重要なの?」 10 

2012年02月11日
テーマ:志望動機の考え方・書き方

 前回は、キャバクラで自腹を切れる上司の、女の子の口説き方の話をしました。こういう話はいくらでも書けるな(笑)。


 ・・・ここで、ようやく就活の話に戻しますが、上司というのは、「通過」を担当する部下から、どういう学生を何人くらい通過させたか?という報告を聞きます。それを確認した上で、「決定」のステップの面接を担当します。


 会社の採用面接の場合、部下は学生の熱意、つまり志望動機を確認して、上司に報告します。上司はその報告を聞きます。だから上司は、「通過」してきた学生には、わざわざ志望動機なんて聞かなくて済むんですよね。そんなことはすでに、部下が下調べしたのを聞いているんで、判りきっています。つまり、キャバクラの構図と一緒です。


 非常に長くなりましたが、そして大いに脱線してしまいましたが、以上が、


 『志望動機の重要度が低い ⇒ 就活後半の「決定」のステップ』


 の説明になります。「決定」のステップになればなるほど、内定を出したい学生に対して、今度は会社サイドが本気度を高くして口説いていかないといけません。できるだけ気楽な気持ちにさせて、ざっくばらんな雰囲気で、会社のファンになってもらわないといけません。そんな場面で、今さらわざわざ志望動機を確認するのは、あまりにも意味がないし、時間がもったいない。志望動機は、学生側が事前に準備して暗記してきている場合が多いので、それを聞いたところで、学生の顔と本音が見えてこないんです。


 「通過」のステップで、志望動機がよく聞かれるのは、実は、担当者が合否の決定権を持っていないから、という理由が一番大きいのです。合否を決定する権限を持っている担当者だったら、志望動機や第一志望かどうか?なんて関係なく、欲しいと思ったら採りに行きますので。


 「通過」のステップでは、学生のことをESの記載内容や一次面接などで、ウチに来てくれるかなあ?ウチの事業に興味を抱いてくれるかなあ?という視点で判断しています。そうやって一律的に判断しないと、選考基準がブレてしまうからです。そして自己PRなんかも聞き、人物像を視て無難と思ったら通過。そうして次の「決定」の面接にキチンと来てくれたら、そこであらためて上司に面接で口説いてもらい、合否を決めようという段取り。


 このように、志望動機というのは、就活前半のステップでは頻繁に登場しますが、後半になるにつれて、会社サイドも優先度が下がってきます。


 就活前半のステップは、「とりあえずエントリー層」 及び「真っ先に落ちるヒト!!」 に該当しないように気をつけて、至って普通に、そして無難に、具体的には、笑顔でハッタリをかまして、結論を最初に言い、語尾を言い切ることを心掛けていれば大丈夫。だってもともと学生を判断しようと思ってないんだから。


 ということは、「通過」の選考ステップでの優先度が高い志望動機だって、それほど深く考え込まなくても良い、という結論になりますよね。


 この辺のことは、 「ESシリーズ18」 以降の記事で詳しく書いていますが、


 志望動機は使いまわしでも構わないけども、ある程度の熱意が必要となる!


 という見解とかぶりますよね。つまりは、志望動機は、合否を決定できない「通過」のステップを担当するサラリーマンが、通過させるか否かの判断基準にするためにある、と言っても決して過言ではないからですね。


 ここでようやく概論が終わりました。長くなって恐縮です。キャバネタが混じると、どうしても自分的に盛り上がってしまうな(笑)。


つづく。


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