平成26年11月23日(休)、絵下山に紅葉する植物の写真を撮りに行った。次週の土日は仕事なのでこれが最後のチャンスかもしれない。
さまざまな植物が、紅葉、黄葉、褐葉していた。
地味だがたくさんあるのが、薄黄色に紅葉したコシアブラとタカノツメ。パッと見、同じように見える。
見分け方は簡単。5枚がコシアブラで、3枚がタカノツメである。
一番数が多いのではないかと思われるのがウリハダカエデ。翼果と呼ばれる、クルクル回って落ちる種で遊んだあの木である。深紅に、オレンジに、真っ黄色に紅葉する。
しかし、紅葉の王様はやはりイロハモミジ。まず、葉の形が美しい。
この夏、「3連首飾りの道」の「2段の道(中段)」にイロハモミジの群生地があることを見つけていた。
11月3日にここを訪れたが、まだ全部緑色だった。標高500メートル程度で南向きの斜面になるが、麓の谷合より紅葉が遅い。
ざっと数えたが、背の高いモミジが20本程度、群生している。
幅広く展開し、通常の画面に収まらないのでパノラマモードで撮影してみた。
緑、黄緑、黄、橙、赤、深紅のモザイク模様。空の青や木漏れ日とも相まって見事なグラデーションを醸し出す。
「錦織り成す」とは、このような光景なのであろう。
(クリックしてもあまり大きく表示されないので、縦に貼りつけてみました。)