写真撮影

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7月18日の子供稽古で、慎介パパが写真を撮ってくれました。
子供が稽古している姿は微笑ましく、活気も感じます。
と、言うわけでHPにアップ。
慎介パパに感謝。

日々徒然-090718
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読書記録 成金炎上

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先週までに読んだ本 =成金炎上 昭和恐慌は警告する=   山岡 淳一郎

第一次大戦~第二次大戦までに勃興した所謂「成金」の興亡を小説タッチで描いた作品。
主人公は鈴木商店の金子直吉と山下汽船の山下亀三郎であるが、そのほか当時のエリート階級(小説中ではエスタブリッシュメントと表現)である、井上準一郎(日銀総裁~大蔵大臣)や池田成彬(三井銀行筆頭常務~大蔵大臣)など、多士済々の人物が描かれている。高橋是清や後藤新平なども出てくる。

成金といえば、バブルに乗っかってあぶく銭を稼いだ人というイメージがあるが、そうでない人たちも存在した。
今で言うところの起業家というべき人も確かにいた。金子直吉や山下亀三郎はそういう人達と言える。
金子が起こした事業は神戸製鋼、帝人などの基となる。

金子が主導した鈴木商店は巨額な借り入れと昭和金融恐慌が原因で倒産したが、一次は三井三菱を凌ぐ売上高を計上する(一説によると日本の国家予算の20%)。成金と言うには規模が大きすぎる。

本書は成金と言われる人達の生態を書くようでいて、実は大正から昭和(第二次大戦前まで)の不況、恐慌の原因とそのときの世相を詳細に説明している。

昭和恐慌の時には娘を遊郭に売るだけでなく、子供を里子として引き取って親元から金を受け取った後殺してしまう等の非人道的な行為が半ば公認に近い状況であった。
それは現在の臓器移植のために売られる子供達の状況に重なる。
また、戦争景気の時には投機マネーが株式市場に流れ込み、企業の時価総額を異常なくらい押し上げたことも現代のバブルと重なる。

今の不況は決して今だけの状況ではなく、歴史が繰り返されているのだと率直に思いました。
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コーチング

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不況のあおりで会社では教育助成金を得るための研修が行われている。
本日はコンサルタントの先生を招いてのコーチング研修でした。

コーチング、ビジネスマンならば時々耳にする指導方法であろうと思う。
特徴を簡単に言うと、部下や後輩を叱責をしたり、やり方を教え込むのではなく、聞き役に回って相手の自発性を促す指導方法である。

これと比較されるのがティーチングである。両者を比較するとイメージし易い。

ティーチング:作業方法などを説明したり、実際にやって見せたりして教え込む。
コーチング :相手にどうすべきかを問いかけ、自ら答えを出すように導く。

ティーチング:時として相手のやり方に駄目だしして、正しいやり方を説明する。
コーチング :基本的に相手を否定しない。トコトン肯定的に話を聴き、良いほうに導く。

ティーチング:初心者に基本を教えるのには有効。
コーチング :時間を掛けて本人なりのやり方を考えさせるのに有効。

簡単な例だが、上記のような特徴がある。

講師の話を聞きながら、「武道はティーチングだな」と思った。

武道の流儀を伝承するのは徹底的な基本の反復である。
本人の解釈や意見を交えて基本を変えてしまうのは原則としてNGである。

一つの流儀を行うためにはその流儀の考え方を正確に伝承することが重要である。
流儀の方法論は基本に宿り、基本を伝承された弟子たちによって、また次の世代に伝えられる。

武道をコーチングするとしよう。そうするとどうなるか?
「基本はあなたの中にあるから自分に問いかけて会得してみましょう。形は教えなくても良いです」そんな方法論になってしまう。

その結果、決まった型のない、創作ダンスのようなものになってしまうのではないか?
そう思いました。
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