宇宙戦、サイバー戦と日本 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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反新自由主義・反グローバリズムの立場での政経論、時事ニュースなどを解説。
ヤン・ウェンリー命は2ちゃんねるのコテハンです。

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ロシア、対衛星兵器の実験か 宇宙の軍拡に米軍は危機感

 

興味深い記事が載っておりまして、ロシアが対衛星兵器の実験をしたそうです。この手の実験は中国もやっておりまして、今後の戦争の主戦場は宇宙、サイバー空間の2つが加わると言われておりますし、すでに加わっております。

なぜそもそも衛星なのか?というと、例えばアメリカや日本のイージス艦の最大の特徴はデータリンクです。

現在の戦争においての主流は「相手に見つからず相手を見つけ、相手が気付かないうちに攻撃する」というロングレンジ戦法なんですね。

だからステルス機やらデータリンク、こういったものが非常に重要になってくるわけです。んでデータリンクするには衛星が必要と。

 

つまり衛星の存在はアキレス腱とも言えるわけですが、これは民間、軍事にかぎらず「衛星への攻撃は社会的混乱、もしくは軍事的混乱を引き起こせる、効率の良い攻撃」なんですね。しかも直接的に人が死ぬわけではないので「人道的」といえるかもしれない。

さらに代替手段がすぐに用意できないなど、なかなか辛辣な攻撃手段です。

 

さて、日本はこの手の兵器の開発はしていなかったはずです。はやぶさ等の「精緻な宇宙ミッション」を見れば、日本の技術力だとすぐにでも開発できそうなんですが、憲法上の制約ということでしょう。

憲法9条というのはもっぱら「専守防衛」をうたっていると解釈されますが、専守防衛というのは「本土決戦」を意味しておりまして、軍事的には非常に馬鹿馬鹿しい話です。

なお憲法解釈で敵基地攻撃能力を認める、という議論が出てきておりますので、それでしたら対衛星兵器の開発もぜひとも進めてほしいものなんですね。

 

日本のサイバー攻撃、宇宙攻撃の能力というのは下手したら北朝鮮より低くて、アメリカ、ロシア、中国という3つの大国に海を挟んで囲まれている立地で、ちょっとのんびりしすぎじゃないか?と私は思います。

自衛隊の練度、兵装がひじょうに高いのは承知しておりますが、やはりサイバー攻撃、宇宙戦まで手がまわらないのは「予算の制約」が大きいと思います。

 

さらにもう一つ重要なことは、自衛隊のドクトリン(どう戦うか?)はアメリカ軍抜きでは語れないという体制です。

戦後70年、日米安保を基本として兵装を整えてきましたので、自主独立を旨とするならば国産兵器の開発、特にミサイルや戦闘機などの分野で開発をすすめることが必須だと思います。

 

世界情勢は不安定化しておりますし、中国、ロシアといった隣国の大国は着々と軍事を整えております。

またアメリカは今後、モンロー主義的な一国主義になっていくと思われますので、過大にはアテにできません。

こういった「混乱する国際情勢」というのは、逆にチャンスとも言えまして日本が自主独立する良い好機かもしれません。

 

では軍事予算をGDP比で2.5%程度の世界平均まで高めるのか?勿論さっさとやってほしいのですが、それ以上に「財政出動によって経済成長をして、国内産業、特に製造業を保護育成し、国力を高める」ということが何より不可欠になります。

アンポンタンの経済学者とかは「先進国になると産業構造が変わって、サービス業が主流になるの!」とか言いますが、軍事学的には「あほか!」でございます。

サービス業で兵器が製造できるか!工業技術が進展するか!でございます。

 

ちなみに金融立国という馬鹿馬鹿しい話や、観光立国という馬鹿馬鹿しい話も有識者や経済学者から時折出ますが、イギリスが第一次グローバリズムから衰退した時に、メインになったのが金融と観光だそうですよ。

つまり「金融だ!観光だ!」と言い出すというのは「亡国の兆しここにあり」なのであり、現在のような厳しい国際情勢で進んで「日本を滅ぼす」ことになります。

安全保障を考えるならば製造業の復活は欠かせず、そのためには財政出動と経済成長、保護貿易による国内産業の保護、育成が「確実に必要」なのです。

 

アメリカはすでにそちらにかじを切りました。イギリスもブレグジットによってかじを切りました。そしてロシアは元々グローバリズムに懐疑的でした。

歴史を踏まえるならば保護主義に舵を切った国が次の時代の覇権を争っており、日本は間抜けにも未だに「グローバリズム幻想」から抜け出せておりません。

このままだと「極東の小国」になっていくことは間違いがないでしょう。

 

まだ時間はあります。一刻も早く日本が「グローバリズム幻想」から抜け出して、次の時代も大国として存在できることを祈っております。

 

P.S

保守や右翼と言うとなんだか「軍事、歴史はよく知っている」ように思えますが、いわゆる保守、似非保守、ファッション保守は正直なところ「ダメダメ」です。

せいぜい知ってるのは「韓国のあれは捏造!」「南京事件であって南京大虐殺なんてなかった!」くらいのことです。

 

というか勉強して知っていたら「グローバリズム!TPP!中国包囲網!」とか言うはずがない(笑)

今現在の日本のヤバイ状況を「安倍総理以外に誰がいるんだ!」とか言えるはずがないし、言えるとしたら「相当脳みそがヤバイ」んじゃないでしょうかね。

 

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本日の男の料理~蒸鶏のピリ辛ソース~

画像はイメージです。

 

牛肉、豚肉、羊肉、たしかに美味しい。しかし一人暮らしの男の食卓たるもの、やはり鶏料理なのだそーなのだ。

まず圧倒的に安い。グラム50円程度で胸肉が買えてしまうし、グラム80円出せばささみも買える。豚などどんなに安くてもグラム100円はするのだから、圧倒的ではないか!我軍は!である。

しかし鶏胸肉はどうも評判がよろしくない。曰く「パサパサする」だとかなんだとか。それは調理法が間違っておるのだ!そーなのだ!

ということで本日はしっとりとした鶏胸肉のレシピ。

 

材料

・鶏胸肉

・日本酒

---ソース---

・醤油

・豆板醤

・オリーブオイル

・レモン汁

・胡椒

・ガーリックパウダー

・五香粉

 

1)鶏胸肉は包丁で皮の部分に穴をプスプスあけていきます。フォークでもOK。んで穴を開けたら日本酒に漬けます。ジプロックでやると、日本酒の量が少なくて済みます。これで30分~1時間ほど冷蔵で放置。

ここが大変重要で、こうするとしっとりとした鶏胸肉になりますよ。

 

2)醤油3、豆板醤1(お好み)、胡椒、レモン汁1、ガーリックパウダー、五香粉を適量ずつ混ぜ合わせ、オリーブオイル3~4を少しずつ入れながら、分離しないようにかき混ぜます。

 

3)鶏胸肉はお皿に入れて、日本酒も入れて、電子レンジで8分ほどチンします。熱いうちに手で裂いてさらに盛り付けて、ソースを掛けて出来上がり!

きゅうりやレタス、そういったものと混ぜ合わせるのもありですね。

 

オリーブオイルをごま油にするのもありなんですが、私、ごま油ってそんなに好きじゃないんですね。なので中華とイタリアンの折衷案ということで(笑)

 

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