ー 震災後 -
津波で、なぎ倒されたような県北の海岸線。
直後に、大津、磯原に縁のある人々の安否を尋ねた時、
町の無残な姿に、師匠はただ茫然と涙していた。
行く度に、早いスピードでガレキが整理され、明日に向かっている人々に、
むしろ、励まされて帰ってきた。
そして、今日も ・ ・ ・
船主の方は、「家は修復したが、船を続けるか悩んでいる ・ ・」
魚を扱っている人は、「風評被害がなければ、大丈夫だよ ・ ・」
無事な方は、「正楽さん、変わらずに来て下さい ・ ・」
師匠は、いろいろな思いを受け止めて、
力強い復興を信じて、
一年が始まろうとしています。