最高位戦女流リーグ決勝戦観戦してくださった皆様へ | 柳まおオフィシャルブログ『猫の足あと』Powered by Ameba

最高位戦女流リーグ決勝戦観戦してくださった皆様へ

最高位戦女流リーグ決勝戦最終日、結果は3位でした。



6回戦までは総合ポイントトップだったのですが、7回戦でノーテンリーチをかけてしまい、△40に…



トップ目で追いかけられている焦りと緊張で、右端に置いてた4と5をトイツと見間違えてリーチをしてしまいました…完全に自分の凡ミスで、自分を追い込んでしまいました…



悔やんでも悔やみきれないほど自分自身が一番悔しい。



その半荘で大幅に沈んでしまい、優勝へのトップ条件がかなり厳しくなってしまいました。



でも、まだ優勝出来る条件が何パターンかあって、最後の半荘で、何点取ればいいのかとか、他の人の順位次第では何点差以上じゃないといけないとか、いろいろ考えて、まずはとにかく真っ直ぐ打とうとか、テンパイして少しでも点差を縮めなきゃとか、なんかいろいろ考えてしまって…



(2)(3)ニニ三三四四五五六六六のテンパイリーチかけたときは、とにかくテンパイしなきゃという焦りで、先に一と九を二枚ずつ切ってしまっていたので染められず………点数のない対面はラス親だし、降りないだろうけど、リーチして他の二人に降りてもらって点差縮めたいという思いで、リーチしてしまいました。

もちろんその後の展開も考えて、最低でも満貫以上欲しかったので、自分で高めの(4)ツモ以外は上がるつもりありませんでした。

親がテンパイしてれば流れても点差も縮まるし、何回か親がテンパイ連チャンでし続ければ、自分が2着になったときでも優勝出来る条件に辿り着くチャンスが増えるかもしれないという希望もありました。



最後のオーラスは役満直撃でも、もう自分が優勝するには至難の点差で………でも、あのまま点数削られ続けてたら、あの場で諦めたら、自分が総合ポイントの3着から4着に落ちてしまう可能性が大でした。

トップ目争いを邪魔するなという人もいると思います。

でも「3着から4着には落ちたくない」「3着よりは2着を目指したい」という気持ちがあって「とにかくテンパイし続けなきゃ」という気持ちがあって、無理矢理染めてテンパイを目指していきました。

点数を削られ続けて落ちたくなかったし、最後まで諦めたくなかったし、一つでも上の順位を目指したかった。



ノーテンリーチのことも、最後の半荘で上を狙い続けたことも、凄く非難されるかもしれないっていう恐怖もありました。



覚悟しなきゃって思って携帯開いてみたら、ブログのコメントにたくさん誹謗中傷コメントがありました。



プロ辞めろ、引退しろ、恥を知れ、最高位戦も落ちたな、他の三人の選手が可哀想過ぎる、酷いな、下手くそ、空気読め、もう二度と応援しない、最低だ、死ねよ………覚悟してたけど、やっぱり耐えきれなくて、帰り道の公園で一字一句全部読みながら、悔しさで泣いたよ。



最高位戦が落ちたわけじゃない、あたしが悪かったんだよ?

最高位戦が悪いわけじゃない。


あたしだけならともかく、団体のことまで悪く言わないでほしいです。



たくさんの誹謗中傷も、自分が招いた結果だって、痛いほどわかってる。



だけど、そんなこと言われて辛くないわけがない。



一つだけ、どうしても言い返したいのは「最後の半荘、不真面目過ぎる」ってコメントされたこと。



少しでも上の順位にいきたい、順位落ちたくないっていう思いで打ったのに、それを意味不明とか不真面目だとは言われたくない。



あたしは、真面目に挑んだよ。


何度も条件確認しながら、考えながら、自分なりに真面目に挑んだよ。



実力も経験も精神力も不足で、至らないところはいっぱいあったし、反省点もいっぱいあった。



応援してくれた人達には、本当に申し訳なくて不甲斐ない思いもあります。



でも、不真面目に打ったつもりは全くない。



だから引退しないし、これからも諦めたくない。



天国のおじいちゃんと最後にした約束だから、簡単には諦めるようなことしたくない。



応援してくれた皆様、ありがとうございます。



明日からはまた元気になれるように、今夜だけは目一杯泣かせてください。