さて、冬を越しましてようやく、茶室復元工事が始まりました。
貫(下地)もそっくり、復元。
隠れてしまいますが、大切な『番付』
円窓(えんそう)の周囲もそのまま、復元。
これから、約3ヶ月の長丁場です。

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刻みも佳境です。今日から、6名での墨つけと刻み。28日には建前。
一般の工務店やましてや、ハウスメーカーはプレカット(工場での製作)が普通。
今回は施主様の材木。一旦、お金をお支払いして、自社で伐採~搬出~製材します。・・・それが当社のやり方。施主様からの授かった大切な木材。
木の目・くせ・素性などを見極めて、適材適所に使います。それができるのは真の大工。職人は先輩から教えられたり、目で盗みながら覚えて、腕をあげます。

プレカットはなんでもいいんです。木のくせや素性など全く関係ない。だって、人間ではなくコンピューターが家をつくるんです。職人は育ちません。

熊本の被災住宅。復興は大変です。また、中越地震や中越沖地震のように、新築はハウスメーカー、修理は地元工務店みたいになるのでしょう。復興は大工の力が生きます。経験と真の大工なら、修理もできるし治せます。
刻み、墨付けは大工の腕を鍛える大切な手順です。墨付けもできないのは大工と言わず『大八又は大七』ですよ。

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節があってもいいんです。それなりに使えば。
昨年は120×610mmという大変大きな梁を地元の杉材を使いました。
今年は120×455mmがMAX。
さらに赤松で151mm×455mmという化粧梁を製材。(写真4枚目)
現しにします。すべて、施主さん所有の木材。
ここまでの1棟分にかかった燃料代は先般述べたように
外国産の木材を使う5分の1

お金も1/5とは言いませんが、かえって、安価に上がりました。
そして、何よりなのは
先祖から受け継いだ森林資源が生きるのです。
みなさん、地元の、しかも自分の木材(林)で家を作るなんて
ロマンじゃないですか?地域や地球に貢献しませんか?

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