カレー探偵、やみちゃんです。
カレー新年 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
PAK MASALA
"PAK MUTTON KAMRAAN"
- Roti Circle Year-end Party Report -
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January 6, 2017
＜或る日のパークマサラ＞
"PAK MUTTON KAMRAAN"
December 30, 2016 19:00-23:00
【MENU】
・Salad 野菜サラダ
・Mutton Raan マトンラーン
・Mutton Chump Plao マトンチャンププラオ
・Chapli Kabab Masala (Beef) ビーフチャプリカバブマサラ
・Roti ロティ
・Chapati チャパティ
・Kajar Halva カジャルハルワ
・Ice Yami Cahi アイスやみチャイ
***
・マジで始まる31分前
というわけで、正月気分が抜け切れずに随筆も滞ったまま、はや新年も６日になりました。。
しょっぱなの更新が昨年12/30のロティサークル・カレー忘年会というのもアレですが、、まあ気にしない。
年末の慌しい時期にもかかわらず、大勢のカレー仲間さんたちにご参加いただき、感謝あるのみです。
それだけメガネ兄貴こと、ムハンマド・カムランという天才の料理に惚れ込んだ人間が多いということなのでしょう。
■動画１ 「PAK MUTTON KAMRAAN (1/4)」 32秒
前置きが長くなりましたが、↑動画で「チャプリカバブ」製作風景をご覧ください。
そして何といっても今回のメイン料理は、マトンの脚を丸ごとスチームした【マトンラーン】。
かつて何度かイミズスタン内の店に登場はしているのですが、天才・カムランのはまだだったという意外な事実。
そんなのヤダ！
カレー市民、一斉蜂起。
やっとこさご対面できました、マトン・カムラーーンに。。
＜食べる探偵＞
・プラオを掲げるメガネ兄貴（近影）
開宴時間も近くなり、どんどん料理が完成し運ばれてきました。
今回はカウンターに料理をどんと並べ、参加者各自がとりに行くというビュッフェ（セルフ給仕）スタイル。
カレー界の動向、参加者の嗜好や年齢層、人数や店のキャパ、料理の構成に応じて毎回趣向を変えてパーティを開催しています。
・MUTTON CHUMP PLAO マトンチャンププラオ
うわ、でた！！
最も人気の高い部位、チャンプだけをつかったプラオです！！
※今回とくにこだわってチャンプでお願いしました。
羊肉で”チャンプ”と呼ばれている部位は、牛肉でいうことろのサーロイン、ヒレ、バラ肉の集合体です。（※伝統的に部位わけが牛とヒツジで異なる）
横紋筋は発達して厚みと弾力性をもつと同時に、程よい脂を含み、あるいは肋骨まわりのゼラチン質を付属させています。
もちろん骨髄からは旨みエキスが大漁放出。
バスマティに浸潤させる効果はナンバーワン。
ヒツジ肉を喰う醍醐味をもっとも享受できる部位。
まさに至高。
後述のマトンラーンが腿肉で弾力性が高い部位であることから、”肉のコントラスト”を楽しむためにもチャンプの選択は不可欠でした。
・CHAPLI KABAB MASALA （BEEF）
さあ、ちゃぷちゃぷな【チャプリカバブマサラ】も登場だ！！
”肉のコントラスト”的には【牛肉】も欠かせない！！
ビーフ100%！
コリアンダーシードがガン入りで口腔内に火花が弾け飛ぶ！
・群がる市民
思う存分にッ！！
喰べよう！！
・盛り付け例
ヒツジメシ？
いやいや、これぞまさに”兄貴メシ”！
ゴゴゴゴゴ・・・・
・うれしそうにラーンを運ぶカムラーン（近影）
さあ、お待ちかね、【マトンラーン】の登場です！！
メガネ兄貴、会心の笑顔！！
出色の出来！！
でけええ！！
今回は１本 5kg のＬサイズなラーンを使用。
（※ 3kg 程度のＳサイズも流通しています）
一般的にはこれ１本を８人～10人程度でシェアするそうです。
ですから、今回はその計算で準備したのですが・・
やみ「・・やわらかっ！！」
なんと、あまりにも柔らかく、トングでつまんだら肉がそのまま取れてしまうぐらいの状態。
ナイフなど不要、いやトングすらいらない。
箸でそのまま喰えちゃうレベル！
・・思わず笑いが止まらなくなりましたわ、私。
メガネ兄貴、おそるべし！！
さすが、、
【肉を柔らかくする魔術師】の名をほしいままにしているだけのことはあります。
・ほろほろマトンラーン
肉の繊維がピーヒャララ。。
こんな腿肉みたことねえし！
・諸行無常
そんなわけだから、美味すぎてラーンは見事に完売。
チャンププラオも完売。
ラーンは仮にもう１本あっても行けたかも知れません。
この完成度、仕上がりであれば。。
（※実際にはちゃんと満腹になりました。まだ若干喰えたかもという意味）
さあさ、動画の３連チャン！
参加者の熱き感想、実況をご覧ください！
↓↓↓
■動画２ 「PAK MUTTON KAMRAAN (2/4)」 45秒
■動画３ 「PAK MUTTON KAMRAAN (3/4)」 20秒
■動画４ 「PAK MUTTON KAMRAAN (4/4)」 28秒
***
・探偵たちの食卓
今回は忘年会でもあり、アルコールと兄貴メシを一緒に味わうカレー仲間さんたちもいましたよ。
・探偵の食卓
私の盛り付けはこんな感じでした。
・兄貴アブラ
また、今回のパーティでは、メガネ兄貴のつくりだす魔法の油、通称『兄貴アブラ』にロティを浸して食べるという新たなワザも提案されました。
このアブラ、メガネ兄貴が好調なときには大漁に産出されます。
むしろない場合はアニキどうしたの、具合でも悪いの、サ○ー○に丸投げしたの、といらぬ心配をかけさせるモノ。
まさに『アニキ・バロメーター』的位置づけのアブラであり、カレー市民たちの潤滑油ともいえる貴重なお宝なんです。
・お宝
”お宝”といえば、今回、地元・高岡市の伝統工芸、金属塗装の職人さんが製作された【マイ・カレースプーン】（全６色）も参考展示されました。
素晴らしいとしか言いようのない仕上がりに、
参加者一同「おおおおっ！！」と感嘆の声。
いずれ市販される可能性もありますのでそのときはよろしくお願いしますとのこと。
・RAAN ROLL
私たちはいつだってチャパティ派なんです。
全粒粉ロティ派なんです。
チャパティで肉と野菜を巻いて【ラーン・ロール】を製作したカレー仲間さんもいましたねえ。
マトンラーンでこれをつくるのは日本初でしょう。
お見事。
品数を厳選して、品質にこだわった今回。
肉をたらふく喰ったあとでも、メガネ兄貴のデザートならば『飲みもの』みたいなものです。
（※註 メガネ兄貴の名言に、
メガネ兄貴「 サラダは飲み物みたいなものですよ。
飲みますか？ ・・どもです」
というのがガチで存在しますが（証人多数）、デザートについては私の創作です）
・GAJAR HALVA
スージーハルワのニンジン（ガジャル）ミックス。
甘さ控えめでイイネ。
・パン君（近影）
このパーティをもって、インドのムンバイに一時帰国（３ヶ月）しちゃったパン君。
笑顔をありがとう。
また元気に戻ってきてください。
・ICE YAMI CHAI
〆はパン君が淹れてくれた【アイスやみチャイ】にさせていただきました。
（※全員）
12月の冷え込んだ時期に、こんな冷たいものが美味しいなんて。
つまりはそれだけ店内が、料理が、参加者が、メガネ兄貴が、熱かったということです。
兄貴ーーー！！
メガネ兄貴「 キミはボクのトモダチ・・ 」
ちゅ。
***
そんなわけで、レポートを終わります。
パークマサラさん、メガネ兄貴、ありがとう！
参加者の皆さん、大晦日イブにありがとうございました。
マトンラーンは今後、兄貴ふくめて各店で再登場することもあると思います。
そのときはまたご一緒に楽しみましょう！
＊＊＊
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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