善良なるカレー市民の皆さん。
カレー探偵、やみちゃんです。
2013.7/31-8/2に実施したカレー遠征記、
「カレー遠征2013ミッドサマー・漢(おとこ)たちの挽歌(信州・北関東編)」
つづきます。
<ここまでのあらすじ>
北陸の雄、富山カレー王国。
そのカレー首都・射水市(いみずし)でカレー探偵事務所を構えるカレー探偵やみちゃんのもとに、北関東カレー共和国のS卿からカレー遠征の依頼が届く。
それは南方の脅威(帝国)に対する共同戦線への打診であった。
やみちゃんは持病のチャナ欠乏症にさいなまれながらも、東信州カレー公国の宿場町「アラム」、さらには「ジャイプール」の2連チャンを敢行。
チャリラリ・チャッ・チャッ・チャーン♪
やみちゃんはカレーLV38になった。
ターメリック・トルネード(※)を覚えた。
※ワキから黄色い粉をばらまく
やみ「あっ、ついでやからサクっとスリッスリ活動もしとかんなん!」
<3.探偵、スジャータでイディアッパを喰らう>
上田市から一般道を車で約1時間。
「スジャータ」(長野県佐久市)は、帝都にもその名が響くスリランカ料理の名店である。
店名の由来?
やみ「スジャータ~ スジャータ~ 白い広がりスジャータ~♪」
・・意味が分かる人はもう立派なオ・ト・ナ、である。
ちなみに、釈迦がスジャータから乳がゆの供養を得て悟りを得た逸話は有名。
後述するが、実はここに来る前に物資を補給するため軽井沢を「ぶら病み」(=ぶらぶら散策すること)していたため、あたりはすっかり暗くなっていた。
<入店>
19時すぎだったが、先客はゼロ。
※あとからインド人夫と日本人妻がカレーチルドレン(2名)を連れて来店。
スタッフはオーナー兼メインコックのパットミニ女史。(スリランカン)
そしてその息子でウエイターのD君。(ハーフ?)
D君は水嶋ヒロ似の青年で接客がやたらていねい。
ホテルマンのような物腰の柔らかさ。気配り。ソフトヴォイス。
なんというか、もうスリッスリなのである。
3年ほど前に藤井フミヤ氏が来店。
・・あっ、しまった。
「カレー探偵やみちゃんズ色紙」を書いてあげるんだった。
うっかり失念。
(カレーLV38→37にdown)
ちょっと意外だったのは、夜なのにセットメニューしかなかったこと。
アラカルトでいろんなスリランカン料理を注文する気満々だったのだが、事実上このページの中から選ぶしかないようだった。
私はAコースの「イディアッパセット」に決めた。
カレーは9種の中から2品選択できたので、定番のダールと、サバカレーにした。
<食べる探偵>
まずはゴマドレッシングがかかったサラダから。
いたって普通。
やみ「わーい、2種類の味を同時に楽しめるにかぁ~!乙女ゴコロ、分かってくれるんけ~?」
キャピキャピ探偵。
これは南インド~スリランカで食べられている、米粉でつくった麺である。
練った生地をトコロテンのように押し出し、蒸しあげて作る。
この店では蒸したてアツアツを出してくれた。
味は、日本の素麺(小麦粉)と似ており、これだけでは特に味が付いているわけでもない。
そんな訳で、このようにカレーをまぜたりミキシングして食べると良いだろう。
スリランカカレーの味には淡白なイディアッパがまたよく合うのだ。
※最初から完全にミキシングして作った料理が「イディアッパコットゥ」。
ダールはレンズ豆を使った「パリップ」だった。
ココナッツミルクの柔らかい風味の中に、モルディブフィッシュのカツオ風ダシがコンニチハ。
何度食べても激ウマなのだが、この店の味はまた最高。
緑の葉は何だろう?
いま考えたら生のカラピンチャ(カレーリーフ)だったのかもしれない。
D君に聞いてみるんだった。
魚のカレーはスリランカらしい気がしてオーダー。
サバは骨まで柔らかく煮込まれていた。
オニオンソテーベースの甘いグレイビーにフレーク状のサバがガン入り。
これはすべての新湊人が好きな味だ。
指定しなかったからか、辛いイメージのあるスリランカカレーは2品ともまったく辛くない、むしろ優しい味であった。
そういえばカレー探偵事務所には通販で購入した「サバカレー缶詰(しのだ缶詰製)」が10年以上放置プレイされている。どうか極秘で。
やみ「うーん、これでまだカレーの3連チャンやわ。予定では11連チャンせんなん。まだまだ先は長いちゃ~。あー、腹がうい(=いっぱい)」
せっかくなのでセイロンティーを。
しかしながら、ポットの中のものをドボドボ注ぐだけであった。
やや興ざめ。
すでに香りは飛んでいた。
<まとめ>
・帝都スリランカフェス参加でおなじみのあの店です。
・名物はコットゥロティやチキンブリヤニらしいけど、カレーが食べたかったから注文できませんでした。
・スリランカカレーは9種類。さすがに旨いです。
・親しみやすい家族経営の店。
・近くにあればヘビロテします。
***
やみ「次のカレー活動は、あなた街のあの店です」
***
カレー・スリランカ料理 スジャータ
(スリランカ料理
/ 中込駅
、太田部駅
)
夜総合点★★★☆☆ 3.9
***
<おまけ>
・軽井沢活動(ぶら病み)
スジャータのある佐久市は軽井沢からすぐの場所。
せっかくなので軽井沢アウトレットをぶら病み。
当然のごとくカップルやファミリーが多く、カレー臭を漂わせる探偵がひとりで歩く姿は異様だったに違いない。
平日なので駐車場はガラガラ。
・膝がガクガク
西エリアから東エリアへ移動するだけでこの距離。
当然、膝がガクガク探偵。
やみ「パワーを、我に!」
軽井沢名物、ニンニクバジルを購入。
若いオシャレ女子がごぞって買っていたので。
ほかに服を2枚購入した。
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