きたきたきた、ねずみの三銃士!最強のチーム。
残念ながら第1回の「鈍獣」はDVDでしか観てないけど、第2回の「印獣」で色んな意味で度肝を抜かれて、第3回の告知があった時は嬉しくて仕方なかった。待った。待ちに待った。
古田さん、生瀬さん、成志さん。抜群の安定感に遊び心、冒頭で思い切りギャグみたいなの(小松さん演じる落語家の弟子3人がオオカミ男:生瀬さん、ゾンビ:古田さん、ウルトラ系の怪人:成志さん)をかまされたと思えば後半になるにつれどんどん怖い。笑いと恐怖の振り幅の広さが更に怖さを助長する。しかもその切り替えが素晴らしいですね。
そして今回楽しみだったのは小松和重さん。なにもかもがパーフェクトだわ。実際に起きた事件をベースにしたというクドカンの展開が全く読めず気が抜けないし、文句のつけどころがない。ヘビーな(殺した人をABBAのダンシングクイーンの替え歌を歌いながらみんなでバラしてるとか、精神的監禁状態とか)内容なのにこんなに笑っちゃったし、ショッキングなのに重苦しくない、不思議な感じ。久々に満足満腹で劇場を後にした公演でした。さすがねずみの三銃士!

それにしても古田さんはオッサンになったなぁ・・・。
パンツ一丁になったりするから余計か・・・。