やましんのメダゲー&パチスロ回顧厨ブログブログ、第二回は「EVRレース(任天堂レジャーシステム)」です。




昭和50(1975)年製でアメリカCBS社のEVR(ElectroVideoRecording)という再生専用のビデオシステムを採用しており、実際のテープは直径20~30cmのオープンリール、デッキは初期の家庭用ビデオデッキの様な大型のものであったと記憶しています。
レースは1テープにデフォルトで50数本収録されており、レース終了後、巻き戻しもしくは早送りで次のレースの頭出しを行うものでした。
走頭(車)数が5頭(車)の連勝複式のみですが、席数は4席~数十席の可変式で色々なロケーションに合わせられるという当時としては画期的なシステムでした。
アニメの競馬バージョンが三種類、カーレースが一種類あったのは確認しています。尚、実際の馬が走る草競馬バージョンもありましたがこれは筐体が微妙に違ったので、任天堂製ではなかったかも知れません。
配当は全バージョン同じで
1-2: 4倍 1-3: 5倍
1-4: 6倍 1-5: 7倍
2-3: 8倍 2-4: 9倍
2-5:10倍 3-4:13倍
3-5:16倍 4-5:25倍
となっていて、それぞれ最大4ベットまで可能であり、また当時では珍しくクレジット機能(表示上5枚、MAX9枚まで)がついていました。表面上のペイアウト率は78.4%と当時のライバル機種であったハーネスレースよりはましでしたがかなり低いものでした。
また、店によっては大穴(2-5~4-5)のテープの一部をカットするといったことも行われていました。
アニメバージョンは平地(芝1600m右回り)のものが二種類(1-2~4-5が1種類ずつ10通りのもの、1-2~4-5が数種類ずつ50数通りのもの)で出走馬が
1枠1番ハイセイコー
2枠2番シンザン
3枠3番スピードシンボリ
4枠4番タケホープ
5枠5番マーチス
のものと
平地と障害に別れたものが一種類で平地(確か芝1600m左回り)の出走馬が
1枠1番キタノカチドキ
2枠2番ロングエース
3枠3番ヒカルイマイ
4枠4番リキエイカン
5枠5番タケシバオー
障害(何mか失念、確か左回り)の出走馬が
1枠1番グランドマーチス
2枠2番キングスピード
3枠3番ブルーホワイト
4枠4番ナスノヒエン
5枠5番メリーダンサー
のものがありましたが、
後述する攻略法の影響もあってかハイセイコーの10通り(通称Bテープ)のものが主流でした。

さて攻略法ですが、テープデッキに6つのランプがついており、そのランプの組み合わせで巻き戻しか先送りか(通称)ガチャガチャ(仕様か不具合かわかりませんが、デッキヘッドがガッチャン、ガッチャンと音を出しながら1レース先に進むもの、終わったレースからみると2レース先になる)かがわかり、かつ点滅するごとに1つ進むもしくは戻るかがわかるので現在位置さえ判れば次のレースが何か判るというものでした。
そのため、Bテープ(の4-5)以外は位置が直ぐにわかるので、対策されなければメダルは抜き放題でした。
対策(対策に対する攻略)は
1.ランプを見えなくする(1レース飛ばすのに3秒弱かつテープを折り返すまでは巻き戻しか先送りを繰り返していたので外から音を聞けばテープの動きでわかった)
2.テープデッキをカウンター等の物理的に客が触れない場所に置く(ディスプレイの動きで判断)
3.本来テープを折り返すまでは巻き戻しか先送りを繰り返していたものをランダムで巻き戻し、先送りもしくはガチャガチャとし、かつテープが止まる瞬間にベット出来なくなる(基本的に10数レース飛ぶ事が多かったので配当の高い3-4~4-5がそこに含まれるときだけベット)
と最終的にはBタイプで3のパターンの店が多かったかと思います。
最後に見たEVRレースはハーネスレースと同じく紅葉パラダイスでしたが、それはBタイプで1のパターンでした。
また通称「流れ」と呼ばれるものがあり、テープの汚れが原因だと思われますが、レースが終わったあと次のレースに直ぐに進んでしまうものでした。状態によっては数レース進んでしまうこともあり、それが終わったときに
1.全ての組み合わせに対して当たりの判定となる。
2.最後のレースが有効となる。
3.ベットがそのままでやり直し。
とそのレースて外れた客にとっては流れは得になるので、攻略法が広まる前は外れたときに「流れろビックリマーク」と叫ぶ人がいたりしました。その流れによってレースの順番を覚えたものです。

また、ハイセイコーバージョンの実況が秀逸で実況音声だけでレース展開や結果がわかるというという、実況のお手本の様なものでした。
(ハイセイコーバージョンの全パターンをカセットテープに録音して実際の順番に合わせて編集してあったのですが、引越しの際に紛失してしまいました。。。
一応、幾つかのレースを抜粋したものはまだあるので、後日そこから実況の紹介をしたいと考えています。)
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