しまんとジャーナル

しまんとジャーナルでは四万十市で見つけた素敵だと感じるヒト・モノ・コトを中心にアップしていきます。次はアナタへ取材させて頂くかもしれません。


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【しまんとジャーナル Vol.37】

「優木の家」 ―優しさに包まれる木の家― 

秋晴れの空の下、高知県しまんと市にて一軒の木造住宅の完成見学会が行われました。設計施工を手掛けたのは須崎市にて先代から工務店を営む矢野工務店。”見えないものをデザインする”をテーマに上質で永く飽きのこない家づくりに取り組まれています。幡多郡では初めての見学会という事で、矢野社長を訪ねて家づくりへのこだわりを教えて頂きます。






―幡多地域では初めての見学会という事ですが、矢野さんがものづくりにおいて大切にされているコトから教えて下さい。

「ウチは昔から自然素材を心掛けてやっています。もともとウチの親父が大工で工務店を始めたので、大工のせがれやったんですね。小さい時から木とずっと一緒に暮らしてますので、
家は木造住宅の自然素材の家が好きで、それを学んでお客さんにもお伝えしています。

それと矢野工務店が掲げている空気集熱”見えないものをデザインする”と言うのは
環境に優しくて、自然の空気を取り入れながら、建物はしっかり断熱性の高
いものを作って
太陽の恩恵を受ける家を作っていく、ものづくりですね。太陽光発電ではなくて太陽の熱を利用して、冬は日当たりが良いとそれだけで気持ちイイじゃないですか。冬場に外気温が5度くらいの時でも、屋根の面では40度とかあるんですね。その空気を集めて暖房に使ったりします。」



▼矢野工務店の”ものつくり”について語ってくれる 矢野久幸(やの ひさゆき)氏




―今回の施主様との出会いはどこから始まりましたか

「こちらの施主さんは、ホームページ を見て頂いて問い合わせがありました。
実際に来て頂いた時は、既にウチの方向性を分かって頂いてましたね。特に塗り壁が好きというお話でした。自分が年を重ねていくのと同じように、”家も時間を重ねる中で、自然に馴染んでいくような家が欲しい”という事で、まさにウチのコンセプトである”永く住める家”とピッタリでした。」



―非常に手の込んだ、意匠的な内装が印象的ですがその点についても教えて下さい。

「壁にはオガファーザー(ドイツの自然素材)を使っています。
経年変化で生成り色に段々と色が変化していきますが、汚れたりすると上から塗ることもで出来ます。その他には家具とかテーブルを家に合わせて、ウチで作ってコーディネートしています。
地震が来たら家具が倒れるという話をよく聞くと思いますが、家具を買われる予算がある場合には
家に作り付けの家具を組み込んでコーディネートさせて下さいとお願いしています。」





―家全体にすごく統一感が出ていますね。

「基本は杉の木を使っています。赤と白の杉の事を源平と言いますけど、源平の節のあるモノを使っています。2年くらいで色が段々と変わって自然に色が揃うてきます。
自然素材というのは住みだしてから段々と味が出てくるんですね。

傷もいっぱいいくけど、小さなお子さんが転んでも杉のほうがへこんでくれます。
そういう感覚でお話すると施主さんも”そういうのが良いよね”と分かってくれます。
テカテカの建材のフローリング使うても10年経ったら傷が多少はいくんですね。それは古びてくるという感じだけど、自然素材の木は味が出てくる感覚なのでオススメしています。」





―ハウスメーカーから地場の工務店まで数多くの業者が存在します。
 その中でも矢野工務店さんが他社とは違う点を教えて下さい。

「ビルダーの中には自由設計ゆうても基本的にお客さんに提示する後ろに図面が出来ています。それを持ってきて、合わんかったら別のを持ってきての繰り返しなんですね。
僕は基本的に敷地を見に行ってます。例えばリビングに座ってどこに抜けがあるとか、風が通るなどそういった事を意識して、その敷地に合わせた家をプランニングする事ですね。
お客さんでも鬼門とか風水とかを勉強される方もおいでるので、このお家も南東の玄関が家相にすごく良いという事で、こういう風なカタチにさせて頂きました。





―デザイン的にはいかがでしょうか。

「デザインの事でいうと、なるべく階高(ひとつの階の高さ)を低くします。近所の家を見て頂いたら分かりますが、40cm~50cmくらい低くしてます、屋根もグッと低いですね。」

―階高を低くするのは、どういった意図があるんでしょうか。

「低いほうが目立たないし、街並みにも自然と馴染みます。
お客様は色んな住宅展示場に行きますよね、ずっと立ったままの姿勢で説明を受けると思うんです。
僕の場合は、まずお客さんに座ってもらいます。
家の中でおる時は座るか、寝るかが半分以上じゃないですか。座ったときの感覚と目線の高さがグッと低いほうが落ち着くんですね、守られてる感覚と言いますかね。
天井も低くて2m20cmくらいなんです、ウチの家は全部これですね。」





 
「おだやかはうす」 の見学会でも、玄関から入った際に"何か違う"とは感じましたけど天井が低いという事だったんですね。

「サッシも今回2mを使ってますけど、よそはおそらく2m20cmの縦長のサッシを使っていますよね。そうすると背が高いし、高級感があると思われていますけど、実はそうではないんです。低いほうが広く感じるし、落ち着いた空間が出来ますから。それは吉村順三先生の設計を学んでいる人達はそういう形にします。中には2m10cmくらいにする設計士の方もいますね。さすがにそこまでやると、お客さんに「ちょっと低いですね。」と言われそうです(笑) でもね、慣れたら絶対にイイですよ。」 

―どのようなお客様に、御社の家づくりを届けていきたいですか。

「僕たちの家作りにこだわりがあるので、そこに共感して頂けて同じベクトルを持っているお客さんと一緒にやると良いものが出来ると思っています。ウチのスタイルをイイと思う人と一緒にやると分かってくれるし、ちょっと冒険したくても冒険させてくれるので監督とかもやりやすいですね。自分達の事を分かってくれるから。逆に僕にカワイイ感じとか、白と黒を基調にしたものをやって欲しいと言われても出来ないですよね(笑) 僕たちの好きなことを理解してくれて、一緒にやっていくことが成功する秘訣ですね。」





お問い合わせは下記へ

有限会社 矢野工務店

高知県須崎市浜町2丁目3番5号

TEL0889-42-2062

最新の施工例はコチラ


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