中南米マガジンを読むと、頭がよくなるよ

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中南米マガジンを作るにあたって、カタカナ表記を多用しているが、カタカナ表記というのは「本来こう書くのが正しい」と主張する向きもいる。そこで、私も外国語のカタカナ表記については以前から興味を持ち、自分なりに研究(というほど大げさなものではないけど)していた。

外国語がカタカナで表記される場合、一定の法則というか、決まりごとがあるのだろうか。私が知るところでは、それはないんじゃないかと思う。たとえば、Vという文字があるならヴァヴィヴヴェヴォで表記されるとか、なんだかんだ決まりごとがあるわけじゃない。外国語のカタカナ表記とは、ナショナリズムや使う側の都合やよく似た言葉の影響の混合物なのだ。

ただ、発展途上国の固有名詞の場合、現地語に近い表記より、その言葉が日本に入ってきたときの西ヨーロッパの言葉が優先される傾向はある。たとえば、ルーマニアの首都はブカレスト。だが、しばらく前までルーマニアの首都はブクレシュティという名前で知られていたのである。古い世界地図を見ると「ブクレシュティ」と書かれていることが多い。ではなぜブクレシュティがブカレストになったのかというと、ブカレストという言い方は英語・ドイツ語的な表記だからだと思う。英語・ドイツ語経由の情報がブクレシュティをブカレストと表記・発音するようになり、だんだんその表記が定着するようになったに違いない。

同様の例はいくらでもあげることができる。たとえば、ドヴォルジャーク、ドヴォジャーク、ドヴォザークなどさまざまな名前を持つドボルザーク氏などがそうだ。チェコ語の発音ではドヴォジャークぐらいがただしいそうだが(それでもかなり発音は違う由)

ではカタカナ表記におけるナショナリズムとは何だろうか? たとえば現在、南北朝鮮の固有名詞は、より原音に近いカタカナ表記になっている。


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