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2016-09-30 20:35:25

緊褌一番

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緊褌一番―土俵愛 国技・大相撲復興のための四十八手/日之出出版
¥1,543
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 元横綱で、NHKの相撲解説者の北の富士の著書(といっても、書いたのはゴーストライターの聞き書き本だろうが)なので、ごく気楽な気持ちで、手に取る。
 出たのは7年前。まだ朝青龍がトップにいて、白鵬が肉薄してきているくらいの時期。野球賭博や八百長の問題が表面化する前だ。

 しかし、この本の時点でも、相撲界は今までと変わらずに「伝統」にアグラをかいていたらとんでもないことが起きる、といっていたわけだが、このすぐ後に、ホントにとんでもないことが起きたわけだな。まさか、一場所、完全な中止となって、その次の場所は技量審査場所となってNHKの放送もなかったとは。

 歴史の荒波をくぐって乗り越えてきた相撲界の「再生力」はすごい、と著者も語っているが、
まったくすごい。5年前は危機の真っただ中だったのが、今、東京場所は15日間満員札止めだからね。
 私も、「相撲少年」だったので、昔からちょくちょくは国技館に来てる。だけど、平日でも満員てのは、若貴のころくらいしかなかった。あんなスターがいないのに、なぜお客さんがどんどん増えてるのか不思議なくらい。

 ちなみに、この本で期待の若手としてきたの富士があげた名前がなんと稀勢の里と豪栄道。当たっているというかハズれているというか。7年たっても稀勢の里が「期待の力士」であり続ける現状は、けっして喜ぶべきことじゃない。「期待外れ」続けてるって証拠だしね。
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2016-09-25 00:07:30

大河ドラマ入門

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大河ドラマ入門 (光文社新書)/光文社
¥799
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 これ、なかなかスゴい本だな。
タイトルからして、相当な大河ドラマ通かと思いきや、けっこうドラマ一つ一つを見ていない。
90年の『翔ぶが如く』で久しぶりに大河に復帰した、なんて書いてあるくらいで、その前はしばらくオンタイムでは大河ドラマを見ていなかったのだろう。

 しかも、「この俳優は、私は気に食わない」「この役はイメージとは違う」「ドラマ全体が戦国っぽくなくてダメ」みたいな個人的な、単なる感想が綴られる。

 その上、ちっとも似てない著者自身とその奥さんの描いた似顔絵までついている。

 つまり、特に専門的な知識もなく、そんなに大河ドラママニアというほどでもない人が書いた、
大河ドラマに関するブログを読まされている気分。

 よくこれで光文社新書の企画として通ったものだ、とそちらにビックリする。何か、出版社側に特別な意図があったのかな?   著者プロフィールを見ると、けっこう活躍されている人みたいなので、その名前を利用したかったのか?


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2016-09-22 11:09:27

生活保護ケースワーカー奮闘記2

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生活保護ケースワーカー奮闘記〈2〉高齢化社会と福祉行政 (MINERVA21世紀福祉ライブラリー)/ミネルヴァ書房
¥2,160
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 また、わざわざ気持ちが暗くなるような本を読んでしまった。

 生活保護を受けている高齢者の実態について、ケースワーカーである著者がまとめた本。
全体的に学術本のようなレイアウトになっていて、ちょっと読みにくい。ただ、内容は著者が実際に目にした実例ばかりなので、ナマナマしい。

 中には、なるほどこういう仕事をしているからわかるってこともあるんだな、と感心させられたりもする。部屋中がゴミだらけの老人でも、ただ「収集癖」がある人と、片づけが苦手な人だけでなく、体力的に片づけたくても片づけられない人もいるのだな。
 ボケて、おカネがみつからない、と近親に電話しまくる年寄り、誰がに物を盗まれてるという妄想を持ち続ける人、ずっと若いころから旧遊郭街に住んで、追い出しを食らっても行き場がない人、崩れかけの自宅に住んでいるが改装などやりようがない人など、ほとんどは「独居老人」であり、死んだときも、「友人」としてやってきたのが借金の債権者だけだった、なんてエピソードもある。

 読んでいて切なくなる。年取るってのはシンドいね。
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2016-09-11 22:01:01

物語 中東の歴史

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物語 中東の歴史―オリエント5000年の光芒 (中公新書)/中央公論新社
¥907
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 「中東の歴史」といっても、主軸はアラブ・イスラム世界が、キリスト教世界、モンゴルなどと闘った戦争の歴史。
 しかもこの本がユニークなのが、完全にアラブ・イスラム側に視点を置いて書いていること。

 何しろ十字軍のことを「宗教の名を借りた帝国主義的侵略」と言い切ってといるくらい
だから。
以前も別の本でも読んだが、十字軍の侵攻があった当時、いかにイスラム世界の文化は進んでいて、キリスト教世界が野蛮国だったかは、ここでも強調されている。
 また、イスラム教の他宗教への寛容さとキリスト教の不寛容さの対比も出てくる。

 貢物さえ差し出せば、他宗教でも共存を認めるイスラム教。スペインの南米侵略でもわかる通り、改宗しない地元民は根絶やしにしてしまうキリスト教。
 どうも近年はイスラムの凶暴性ばかり報じられたりするが、これって欧米の色眼鏡のフィルターを通して出たニュースを日本人は見せられすぎている気がしてならない。

 9・11のテロにしても、アメリカはそれこそ空爆などによって何倍、何十倍の中東の人間を殺しているわけで、どうも「被害者ヅラしてんじゅねーよ」と私は思ってきた。

 サラディン、バイバルスなど、キリスト教側の本では「敵役」にされているイスラムの英雄たちの颯爽とした雄姿が描かれているあたりも、なかなか心地いい。
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2016-09-04 13:52:23

病気になった人、ならなかった人の気になる寿命

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病気になった人、ならなかった人の気になる寿命 (健康人新書)/廣済堂出版
¥864
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 医学の世界での統計データについて、「あまり大げさに考えない方がいいですよ」とアドバイスしている本。

 たとえば「私たちの3人に1人はガンで死ぬ」というと恐ろしいが、「この1年でガンで死ぬ人は10万人あたりのうち2~300人だから、残りの9万9千人以上は噛んでは死なない。だからガンをそんなに恐れる必要はない」と著者はいう。

 どうも、最初から、いってることが、よく頭に入らない。人が10万人いるとして、いずれ死亡する確率は100%。日本におけるその死因の3分の1がガンなのだから、不安になって当然ではないか、と思う。

 さらに「私たちの30%はガンで亡くなるということではなく、死んだ人のうちでガンで亡くなった人が30%ということです。ここを混乱させると、なんだか、私たちの3割近くがガンで死ぬ、といった感覚になり、非常に不安になるのです」という記述でますます混乱。結局、3割はガンで死ぬってことではないか。

 その後も「タバコもアルツハイマーを予防する」とか「5人に1人が「糖尿病予備軍」というのは疑惑のデータ」とか、世間に流布する「定説」とは違う柱を持ってきてはいるものの、前提となる最初の「ガン3割」が、どうも納得できなかったために、あともアタマにすんなり入らない。

 要するに、あんまり病気は気にするな、って意図だけはわかった。
 
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