2016-09-27 00:44:24

北朝鮮に関する決議に棄権の理由

テーマ:ブログ
核実験や、ミサイル発射実験は時代遅れ。


東電原発事故の収束方法も解らず、

汚染水も海に希釈して垂れ流し、 誤魔化し続ける国が言えた話ではないかもしれない。

が、核実験やミサイルを飛ばされるのは、

ハッキリ言って近所迷惑だ、やめて頂きたい。

なので、5度目の核実験に対する抗議決議、 という発想には賛成する。


では何故、棄権したのか。


決議文にあるこの一文だ。

「我が国が独自の制裁を徹底するとともに、

新たな制裁を含め北朝鮮への圧力を強化すべきである」



非常に勇ましい言葉だが、いくつか心配になる。


「独自の制裁を徹底し、新たな制裁を含めて強化する」事と、

拉致被害者の奪還は両立するだろうか?


「独自の制裁を徹底し、新たな制裁を含めて強化する」事は、

彼の国が暴発する危険性が増加するのではないだろうか?

暴発してもしなくても、結果、

拉致被害者の奪還まで遠のく、ではないだろうか?


暴発した際、ターゲットになり得るのは、彼らが思うところの、

多数の米軍基地が存在する米帝の属国日本ではないか?

そして、

「独自の制裁を徹底するとともに、新たな制裁を含めた北朝鮮への 圧力を加える」

と勇ましく吠える、日本ではないか?



「座して死を待つなら!」など、より勇ましい声も聞こえてきそう だが、

冷静に考えてみよう。


8月3日の北朝鮮のミサイル発射。

秋田県男鹿半島沖、約250kmの日本の排他的経済水域に落下。

日本側がミサイル発射を知ったのは落下後、またはその寸前。

ミサイルの飛来に気づけなかった。

防衛省の釈明は、「事前の通告がなかった」


相手国からの「今から撃ち込みますので、お気をつけ下さい」や、

「今回は移動式の発射台を使用するのでシクヨロです」

などの事前の情報提供がなければ成り立たない、

ミサイル防衛システムだと言うことが、ハッキリした。


脆弱なミサイル防衛システムと、

日本列島を取り囲むように原子力施設が多数存在する国防上の弱味 を考えれば、

アプローチを変える必要があるのではないだろうか?





緊張が高まれば高まるほど、安全保障に際限ない出費が許される。

暴発してくれれば、一部の産業は美味しい思いができるだろう。


勇ましい雰囲気は時には心地良いモノだし、

勇ましい事を言いたい気持ちもわかる。言えば気持ちいいし。

でもそこをグッと堪えて、大人の立ち回りをしなきゃ、

暴発されて面倒な事に巻き込まれるのは、日本に生きる人々ですか ら。



核問題も、拉致問題も、解決を望むなら、 対話を尽くす以外に道があるのだろうか。


少なくとも、世界が制裁を強化する方向の中、

対話できる相手としてポジション作りができる、 今がチャンスではないだろうか。


ご近所さんをまとめるリーダーに、 日本はなるべきではないだろうか?
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