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 “女心の歌”で有名なマントヴァ公爵。オペラファンにとっては「マントヴァ」といえばジュゼッペ・ヴェルディ作曲の歌劇《リゴレット》がすぐに思い浮かぶだろうと思います。ではもう一人、この街に縁深い大作曲家がいるのはご存知でしょうか。僕は恥ずかしながらマントヴァに住んでしばらく経つまで、音楽史で勉強したことをすっかり忘れてしまっていました。

 

 ルネッサンス~バロック音楽の大作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)その人であります。

 

 現在のイタリア共和国北部・ロンバルディア州の南東にある街マントヴァ県は、元々はマントヴァ公国(1433-1797。1530年にマントヴァ侯国からマントヴァ公国にランクアップ)というところでした。そのマントヴァ公国でヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として働き、後に宮廷楽長になるモンテヴェルディが1607年に公爵宮殿「鏡の間」で初演したのが、現在も演奏されるものの中では最古のオペラと言われている《オルフェオ》でした。

 

《オルフェオ》全曲を楽譜と共に楽しめる楽しい動画

 

 

 

 モンテヴェルディはその後ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長になって大活躍しちゃいますし生まれもクレモナ(マントヴァのお隣、ヴァイオリン工房で有名)ですが、オペラ史におけるマントヴァのポジションをぐっと高めてくれたお方と言えるのではないでしょうか。

 

 モンテヴェルディのお陰か、毎年6月辺りに開催される「マントヴァ室内楽フェスティバル」はなかなかの充実ぶりのようです。ホームページ、少し画面を下にスクロールすると「鏡の間」で演奏が行われている写真を見ることができます。http://www.mantovachamber.com/il-festival/lidea/

 

 当時の面影をそのまま残すオペラの記念の場である「鏡の間」をはじめ、ミラノのドゥオーモ建築にも関わりマントヴァのドゥオーモ大改修の主軸となった建築家ジュリオ・ロマーノ(1499-1546)の「テ宮殿」、ミラノのブレラ美術館で人だかりができる「キリストの死」の作者、アンドレア・マンテーニャ(1431-1506)の「結婚の間」などマントヴァ縁の芸術作品に囲まれながら当時の音楽を味わえることはさながら時の旅のようであり、マントヴァの芸術的懐の深さを思わずにはいられません。この街の空気を吸って生活して、目に見えない何かが素養となって僕の心と体に染み込んでるといいな。

 

 

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