2017-04-18 17:25:50

「4.2分」の差で助かる命もある

テーマ:議会質問&答弁

千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

 

~平成29年第1回定例会(代表質疑)~

【救急業務に携わる職員に対する教育体制について】
 

【質問1】

一般救急隊員の知識や技術の維持向上に対する取組みは?

 

【答弁:神谷副市長】

これまで救急救命士を除く救急隊員の教育は、職場内教育や医療機関で開催する勉強会に参加するなど知識・技術の習得を図って来た。


平成25年5月に、国から救急隊員に対する教育カリキュラムが示されたことから、教育体制などについて千葉市救急業務検討委員会で検討を行った結果、救急救命士の研修と同様、救急医療に関する講義やシミュレーション訓練、さらに病院実習を取り入れた研修を毎年80時間行うこととし、28年4月から青葉病院救急棟で実施している。


なお、全ての救急隊員が救急救命士と同様の教育を受ける取り組みは、全国の政令指定都市では初めてであり、救命率の向上や後遺症の軽減に寄与するものと考えている。

 

【質問2】

青葉病院救急棟での病院と連携した教育の効果と課題及び今後の対応は?

 

【答弁:神谷副市長】

教育の効果については、救急隊員から「個別研修のため能力に応じた指導が受講できる」「医療機関収容後の患者に対する治療を補助することや、医師及び看護師から直接、指導を受けることで、自身の活動を見直すことが出来た」
などの意見が多く寄せられ、救急現場活動を行うための知識や技術の向上に役立っていると考えている。


また、救急救命士が薬剤投与を行うための資格取得に必要である病院実習が、教育期間中に実施可能となったため、平成28年中の資格取得者数は前年に比べ23人増え、薬剤投与が可能な救急救命士の拡充が図られている。


一方、同一のカリキュラムを毎年繰り返し実施することから、カリキュラムを形骸化させないことが課題と考えており、その対策として、医師や看護師、また、指導にあたる救急救命士から意見を聴取した後、適宜、千葉市救急業務検討委員会において検討し、見直しを行って行きたいと考えている。

 

次に、救急情報共有システムを活用した傷病者の受け入れ体制についてお答えします。


まず、救急情報共有システムの現在の運用状況についてですが、平成27年度から、救急医療に精通した医師が待機していることや、傷病者のためのベッドを有しているなどの要件を満たし知事が認定した、いわゆる「救急告示医療機関」である両市立病院や千葉大学医学部附属病院を含む18の医療機関のほか、全ての救急隊及び消防局指令センターに常駐する医師にタブレット端末を配置して、本システムの運用を開始した。


現在では20の医療機関に拡充し運用しており、傷病者の約84パーセントを当該医療機関へ搬送している。


なお、本年4月から、新たに1か所の医療機関にタブレット端末の追加運用が決まっており、今後もさらに医療機関の拡充を図り、効率的な傷病者の搬送に努める。

 

次に、本格運用後の効果についてですが、救急隊が、現場に到着後、搬送先の医療機関が決定し、現場を出発するまでの「現場滞在時間」が、平成27年中の平均24.8分から28年中は平均20.6分となっており、4.2分短縮している。


また、救急隊が行う医療機関への収容依頼件数も減少しており、現場に到着してから病院へ到着するまでに要する時間は、平均3.3分短縮している。

 

なお、本システムが装備されたタブレット端末には、画像送信機能も装備されており、27年11月から、傷病者のケガの状況などを救急隊から医療機関に伝送する実証実験を行っている。

 

これまで、救急隊員からは「電話でケガの状態を詳細に伝達する事が困難である場合、画像送信は非常に有効である。」、医師からは「傷病者の受入れや治療方針を決定する上で判断しやすくなった。」などの意見が多いことから、本年4月からの本格運用について、千葉市救急業務検討委員会の承認を求めることとしている。

 

今後も、救命率の向上や後遺症の軽減が図られるよう、効率的な運用に努めていく。

 

【山本の視点】
千葉市の救急体制は全国的に見ても非常に高いレベルを維持している。
「いざ!」という時に、いかに迅速に対応し、そして的確に対応できるかは、救急隊による日ごろの訓練や関係機関との連携体制の構築など、不断の努力の上にある。


そして、千葉市に住んでいる市民が「住んでいて良かった」と実感できるのは、
文字通り救命救急の分野においても「安全で安心できる環境」を整えていることに他ならない。

 

今回の質問によって、全ての救急隊員が救急救命士と同じカリキュラムを学ぶ
という取り組みは全国の政令市で初めての取り組みという答弁をいただいたが、千葉市の救急体制が高水準にある一つの裏付けでもある。

 

また、今回の代表質問では、救急隊が現場に到着してから搬送先の病院が決定されるまでの「現場滞在時間」を聞いた。

 

答弁で平成27年は平均24.8分だったが、平成28年は平均20.6分と実に4.2分短縮しているとの事だ。

 

この時間にしてわずか4.2分かも知れないが、この4.2分早くなるだけで、少なくとも傷病者の救命率の向上に寄与するのは間違いない。

 

その他にも全ての救急隊員が救急救命士と同じカリキュラムで学び、傷病者を病院に搬送した際の医師とのスムーズな連携体制を平時から病院において訓練を行う体制を構築している千葉市消防局は本当に誇りに思える。

 

これからも市民の安心と安全を守る消防局の取り組みを全面的に支援して行きたい。

 

 

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