15 蓼科山 | ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

1995年に夫と2人で始めた山登り。
2年半の北海道在住をはさみ、2001年にはキリマンジャロに登りました。息子が生まれてからは、3人で八ヶ岳やアルプス、残雪期の山歩きなどを楽しみました。
息子が家を出た今は、日々のことをいろいろ書いています。

2010年8月、息子6歳

北八ヶ岳山小屋泊縦走3日目。

蓼科山荘では、予約していた単独行の方が来なかったため、
2階の広い相部屋に泊まったのは、私たち3人だけ。
息子ものびのびと、寛いで過ごすことができました。

6時50分に出発。
大きな石が積み重なった急な道を登っていきます。



樹林帯を抜けると陽射しがまぶしく、振り返れば下の方に蓼科山荘の屋根。
息子は、体の半分位あるような大きな岩をよじ登っていきます。
とても楽しいらしく、パワー全開。



息子 「もう岩登りないの?」

7時30分、蓼科山(2531m)に登頂。※標高改定で1m高くなりました。



南八ヶ岳がきれいに見えています。



山頂部は大きな溶岩がごろごろ。



この日は帰りのバスの時間が決まっているので、遅れるわけにはいきません。
8時に下山開始。
蓼科山頂ヒュッテのそばにある分岐から、登山口に向かって歩きだします。



最初は岩の上をトラバース。
その後は、岩石帯を下っていきます。
下りの方が危ないので、声をかけながら慎重に。

振り返って見上げると、なかなか激しい下りでした。



岩石帯を抜け、樹林帯に入った後も、急な傾斜が続きます。
縦走3日目ということもあり、
息子 「まだぁ?まだ、着かないの?」



10時45分、ようやく下山。
麦草峠からよく歩いてきました。



初の山小屋泊と初の2泊3日の縦走を終え、満足そうな息子の顔が印象的でした。