母と息子の二人旅 上高地を歩く1 | ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

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1995年に夫と2人で始めた山登り。
2年半の北海道在住をはさみ、2001年にはキリマンジャロに登りました。息子が生まれてからは、3人で八ヶ岳やアルプス、残雪期の山歩きなどを楽しみました。
息子が家を出た今は、日々のことをいろいろ書いています。

2009年8月、息子5歳の夏休み。

上高地2日目の朝。
この日は、明神、できれば徳沢まで歩ければいいな、
と考えていました。
宿まで戻ってくることを考えると、それ以上は欲張れません。

朝8時半。
河童橋を出発します。



時々立ち止まって何を思う?



きもちのいい朝の空気を吸いながら、歩きます。



梓川を眼下に眺め、



視界が開けると、ドーンとこの景色。
息子が珍しくポーズをとりました。



1時間で明神に到着。



少し休んだ後、
「まだ歩ける?」
「うん、行く」
徳沢を目指して出発します。

すぐに徳本峠への道を分けます。



この辺になると、すれ違う人たちもほとんどが山登り目的の様子。
母子二人連れが珍しいのか、よく声をかけられました。

雄大な穂高の山々と、



透き通るような梓川の流れに見とれながら、



歩いていきます。



1時間10分程で、徳沢に到着。
さすがにちょっと疲れた様子。



ベンチに座っていると、ここでもいろいろな人に話しかけられました。
大キレットを歩いてきたというお兄さんには、
「君もそのうち登れるから」
との激励の言葉をいただきました。

時間が早いので、もう少しだけ歩いてみることにしました。
新村橋の分岐です。



ほとんどの人は、そのまま真っすぐ歩いていきます。

私たちは、対岸に渡って、河原でお昼を食べることにしました。



お昼を食べている間も、橋の上を歩く人はほとんどいません。



白昼とはいえ、あまりの静けさにちょっぴり人恋しくなり、戻ることにしました。