両神山2 | ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

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1995年に夫と2人で始めた山登り。
2年半の北海道在住をはさみ、2001年にはキリマンジャロに登りました。息子が生まれてからは、3人で八ヶ岳やアルプス、残雪期の山歩きなどを楽しみました。
息子が家を出た今は、日々のことをいろいろ書いています。

2014年5月31日(土)

10時20分、計画よりも10分早く登山口を出発。
登山者数をカウントする数取器を押し、登山届を提出し、歩き始めます。



最初はなだらかで歩きやすい道です。
念のため、息子にはヘルメットを持たせました。



信仰の山というだけあって、すぐに鳥居がありました。



この道標、よく見ると「山道」って。どこに行くのかしら。



ちょっとした岩。息子はちょっと嬉しそう。



鎖もついていました。



後は歩きやすい道が続き、七滝沢コースとの分岐を過ぎると会所でした。



会所にはテーブルとベンチが一組ありましたが、休まずに歩きます。
すぐに丸太を使った小さな橋を渡りました。



樹林帯の中ですし、水のそばを歩くので、さほど暑さを感じません。



道の脇に時々いろいろな石像が現れます。



沢を数度横切りました。



リボンがしっかり巻いてあるので、安心です。



沢を離れ、登っていきます。



八海山という標柱があった場所には大きな岩と、



石像がありました。



さらに歩いていくと、白藤の滝へ下る分岐がありました。
その分岐を過ぎると、右手にまた石像です。



清滝小屋まで意外とあるなぁと思っていると、



弘法乃井戸がありました。冷たくて気持ちいい。
そして、まもなく見えてきました。



清滝小屋です。
お花がお出迎え。



清滝小屋には、計画より30分早く到着しました。
お菓子を軽く食べて再出発。



小屋の脇を抜け、裏手から登ります。





「岩場はまだ?」と、不審がる息子。
「尾根に出たら」と、私。
急登ですが、尾根に近づいているのがよく分かります。



ヘルメットをかぶり、念願の岩場を登ります。



待ちながら、何を思っているのでしょう。



横岩という大きな岩。



両神神社の本社の鳥居が見えてきました。



ここでは休憩せずに進みます。



思わず手を合わせてしまいます。



「岩場はもうないの?」と何度も聞く息子。
「まだまだ」



山頂が近くなってきたのかな、と思わせる看板。



「ほら、あったでしょ」



ほとんど腰を下ろしていませんが、よく歩けています。



時として、父や



母を、見守ります。



気持ちがいいね。



と、ここまでは順調でしたが、
この先でツアーによる大渋滞に巻き込まれてしまいました。

最後の岩のかなり手前まで行列ができていて、
遅々として進みません。
計画より早く歩いてきましたが、時間的にあまり余裕がないため、
内心焦ります。



それでも、最後の岩場を越え、



ついに登頂。






空もまだ青く、好天のままです。



人があまりにも多いので、すぐに下山することにしました。
神社まで急ぎます。



行きは取り損ねましたが、神社から山頂までの間に、
鉄製の橋(上の写真)と階段(下の写真)が1カ所ずつ、設けられていました。



この後、神社でお昼を食べ、下山開始。
山頂の渋滞で時間をロスしましたが、清滝小屋まで戻ってきました。



小屋の中もきれいです。



バスには間に合いそうなので、少し休憩してから、下ります。



「背中にあたったら、ぽかぽかする感じの光だね」
「そうだね、もうそんな感じの陽射しだね」



行きには長く感じられた道も、そんなことは気にならずに下りてきました。




16時40分、計画よりも20分早く下山できました。

バッジを購入し、ジュースを飲んだ息子は、バスの中で爆睡。
その後、電車を乗り継ぎ、無事帰宅しました。

日向大谷口(10:20)――会所(10:50)――清滝小屋(12:05~12:15)――両神神社(13:00)
――両神山(1723m、13:30~13:40)――両神神社(14:05~14:25)――清滝小屋(14:55~15:05)
――会所(16:05~16:10)――日向大谷口(16:40)