2014年5月31日(土)
10時20分、計画よりも10分早く登山口を出発。
登山者数をカウントする数取器を押し、登山届を提出し、歩き始めます。
最初はなだらかで歩きやすい道です。
念のため、息子にはヘルメットを持たせました。
信仰の山というだけあって、すぐに鳥居がありました。
この道標、よく見ると「山道」って。どこに行くのかしら。
ちょっとした岩。息子はちょっと嬉しそう。
鎖もついていました。
後は歩きやすい道が続き、七滝沢コースとの分岐を過ぎると会所でした。
会所にはテーブルとベンチが一組ありましたが、休まずに歩きます。
すぐに丸太を使った小さな橋を渡りました。
樹林帯の中ですし、水のそばを歩くので、さほど暑さを感じません。
道の脇に時々いろいろな石像が現れます。
沢を数度横切りました。
リボンがしっかり巻いてあるので、安心です。
沢を離れ、登っていきます。
八海山という標柱があった場所には大きな岩と、
石像がありました。
さらに歩いていくと、白藤の滝へ下る分岐がありました。
その分岐を過ぎると、右手にまた石像です。
清滝小屋まで意外とあるなぁと思っていると、
弘法乃井戸がありました。冷たくて気持ちいい。
そして、まもなく見えてきました。
清滝小屋です。
お花がお出迎え。
清滝小屋には、計画より30分早く到着しました。
お菓子を軽く食べて再出発。
小屋の脇を抜け、裏手から登ります。
「岩場はまだ?」と、不審がる息子。
「尾根に出たら」と、私。
急登ですが、尾根に近づいているのがよく分かります。
ヘルメットをかぶり、念願の岩場を登ります。
待ちながら、何を思っているのでしょう。
横岩という大きな岩。
両神神社の本社の鳥居が見えてきました。
ここでは休憩せずに進みます。
思わず手を合わせてしまいます。
「岩場はもうないの?」と何度も聞く息子。
「まだまだ」
山頂が近くなってきたのかな、と思わせる看板。
「ほら、あったでしょ」
ほとんど腰を下ろしていませんが、よく歩けています。
時として、父や
母を、見守ります。
気持ちがいいね。
と、ここまでは順調でしたが、
この先でツアーによる大渋滞に巻き込まれてしまいました。
最後の岩のかなり手前まで行列ができていて、
遅々として進みません。
計画より早く歩いてきましたが、時間的にあまり余裕がないため、
内心焦ります。
それでも、最後の岩場を越え、
ついに登頂。
空もまだ青く、好天のままです。
人があまりにも多いので、すぐに下山することにしました。
神社まで急ぎます。
行きは取り損ねましたが、神社から山頂までの間に、
鉄製の橋(上の写真)と階段(下の写真)が1カ所ずつ、設けられていました。
この後、神社でお昼を食べ、下山開始。
山頂の渋滞で時間をロスしましたが、清滝小屋まで戻ってきました。
小屋の中もきれいです。
バスには間に合いそうなので、少し休憩してから、下ります。
「背中にあたったら、ぽかぽかする感じの光だね」
「そうだね、もうそんな感じの陽射しだね」
行きには長く感じられた道も、そんなことは気にならずに下りてきました。
16時40分、計画よりも20分早く下山できました。
バッジを購入し、ジュースを飲んだ息子は、バスの中で爆睡。
その後、電車を乗り継ぎ、無事帰宅しました。
日向大谷口(10:20)――会所(10:50)――清滝小屋(12:05~12:15)――両神神社(13:00)
――両神山(1723m、13:30~13:40)――両神神社(14:05~14:25)――清滝小屋(14:55~15:05)
――会所(16:05~16:10)――日向大谷口(16:40)