2008年06月18日 22時42分14秒

「女の子にキスしちゃった」Katy Perryと、ファッションとしての同性愛

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
BARKSのニュースより、
全米の保護者を大激怒させた、お騒がせアーティスト

Katy Perryというアーティストの"I Kissed A Girl"(女の子にキスしちゃった)という曲について。全米の保護者達が同性愛的な内容に猛反発、テレビでも取り上げられている一方、ヒットを飛ばしている…という内容。

記事は宣伝用なのかなーと思いました。
今さら同性愛的歌詞くらいで全米が大騒ぎなんてなさげだと思うんですよねぇ。
そりゃさ、頑なカトリックの人とか、猛烈に絶対反対って人はいるのがアメリカだけど。

ちなみに歌声はあんまり好きなタイプじゃあなかったです。
パワフルでロックな声より、透明だったりキュートで伸びやかだったりする声が好きなのです。
曲調ももっとポップでキュートな女子女子曲かと思ったら反対だった。でも、聴いてるうちにクセになりそうね!何度も繰り返されるサビのメロディはキャッチーで口ずさみそうになります。


歌詞を見る機会があったので、訳してみました。たぶんだいたいこんな感じだと思います。一部分からないところはすっ飛ばしてます。間違ってたらごめんなさい…。

今までこんなことしようとなんて
思ったことなかった
そんなつもりじゃなかったのよ
試してみたかったの
私の目を引いたあなた

(※)
女の子にキスしたの よかったわ
彼は気にしないと思うな
いいことのようにもイケナイことみたいにも思える
言わないで 今夜 私が恋してたなんて

名前なんて知らない たいしたことじゃないわ
ちょっとした実験・ゲーム
いい子はこんなことしない
いい子はこんなやり方しない
頭がごちゃごちゃで従えない

(※繰り返し)

オンナノコって不思議ね
やわらかい肌 赤い唇
あんまり素敵でキスしたくなる
逆らえないの

(※繰り返し)


これくらいで猛反発なんてありえないっていうのは、別に同性愛の歌詞なんて音楽には珍しいことじゃないし、映画やドラマ、ミュージカルでだってそうだから。特にゲイやレズビアンをカミングアウトしているセレブ達だって沢山いる国ですからね。
もし猛反発をしているのなら、熱心なカトリックの方なのかもしれないなぁ。とは言え、キリスト教でも同性愛を別に禁じてる訳じゃないっていう解釈をしてる人もいるんですけど。若い子に影響の強い、歌手(特にダウンロードで気軽に曲を手に入れられたり、動画投稿サイトで見たりできる昨今)だからっていうのがあるのかな。

あるいは、もっとセクシャリティに対して進んだ見方であれば、「同性愛のファッション化」への懸念だったりして。
ティーンエイジャーの個別化欲求を満たす手段として、「そこらの奴らと違う自分」を手軽に演出しようと「私ってゲイなんだ」って言うのは確かにまぁよろしくはない。カテゴリで自己評価を高めるのは、ややもすると不当な選民意識に繋がりそうだし…。自己肯定感は他者との比較で獲得すべきじゃないと思うんですよねー。
とも思うけど、セクシャルマイノリティへの正しい理解が同時に押し進められるのなら、それはそれでアリなんじゃないかなぁ…とも思ったり。ファッションとしての同性愛も、敢えて流行の服を着なかったり、マイナーな音楽ジャンルにハマってみせたり、ちょっとワルイコトしてみたり…そういう実験の一つにすぎない位置に落ち着いてさ。


ただ、まあ日本じゃまだその段階まで行ってないですよねー。
瑠可を見て「なんちゃってFtM」が増えるとも思ってないです(今も一部にそういう子はいるみたいだけど)。
アメリカよりものすごく遅れてるとは思うけど、正しい理解をするに至らなくても「その用意はありますよ」って扉を開けて待ってる人が増えれば良いな、と願ってはいます。

さー、明日は本当に最終回だわー!
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2008年05月17日 23時52分01秒

IDAHOありがとうございました

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
idaho2008

IDAHOの「6色の虹を掲げよう」アクションにご協力くださいましたみなさん、どうもありがとうございました。もう今年の「多様性にYES!」の日は終わってしまうけれど、また来年のこの日まで、どうかその気持ちを忘れずにいてください。

名古屋でのIDAHOアクションについて、中日新聞が県内版に1/4ページくらい取り上げてくださったそうです。キキが教えてくれました。内容は差別が見えないゆえに日常的に行われていること、だからこそ立ち上がろうとしている人の紹介で、先日の朝日新聞社会面と同じように良い記事でした。
でもその記事を紹介しようと写真を撮ったキキなんだけど、その行為すら「母親に見られない様」一生懸命してくれたものなんだ…と思うと胸がきゅっとなりましたよ。



「IDAHO」というのは、訳すと「国際反ホモフォビアデー」なんですけど、記事中の彼らが「多様性にYESの日」にしているのはきっと意味があるんだと思います。「ホモフォビア(同性愛嫌悪)反対!」と「ノー」のこぶしを突き上げると、必死に目をギラつかせてるみたいで、かえって引いちゃう人がいるかもしれない。余計「同性愛」から距離を置きたくなるかもしれない。でも、本質はそこに固執することじゃなくて、「個性を許さない」生き方が不自由、ということだから。だから包括的な意味になって、なおかつ前向きな表現に変えるんじゃないかなと思うんですよ。

いわゆる世間様の理想…というのは


健康で身体にも心にも障害のない
日本人同士の
男女が
女性は30歳までに
法的に婚姻関係になり
DV/モラルハラスメントもなく
不倫などせず
離婚もせず
子どもを二人以上もうけて
できれば男の子がいる方がよくて
健康で身体にも心にも障害がなくて
虐待もせず育てたその子らは
非行をせず
いじめもいじめられもせず
最低高校に進学し
不登校や引きこもりにならず
無事卒業し
フリーターにならず就職し
金銭トラブルなどなく
異性と結婚し
法的に婚姻関係になり
DV/モラルハラスメントもなく
不倫などせず家庭円満
子どもを二人以上もうけて
できれば男の子がいる方がよい
その頃夫が勤め上げた家庭で定年を迎え
夫の無関心に妻は友達と愚痴り合いながら平凡に暮らす

※おお、いけないいけない。忘れてた。これがいるね(5/19追記)

というような感じでしょうか。
おおよそ、「これに外れるとご近所の噂になる」っぽいものを列挙してみたんですけど、こんな「普通」を完璧にクリアしてる人なんて、逆にどのくらいいるんだろうかと疑問に思ってしまいます。

理想を無意識のうちに作り上げ、それに外れたときに笑う。それは他人を笑っている様で、実は自分すら傷つけているのかもしれないです。「多様性にYES」というのは、セクシャリティに限らず、みんな笑顔でいようよ、っていうメッセージ。
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2008年04月15日 21時42分40秒

「GOSSIPS PRESS」のレズビアン特集に考える

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
こういう話題をするときは、軽めの話より何倍もエネルギーを消費するのです。だからついつい避けて通っちゃう。本当はもうだいぶ前から書こうと思っていたんだけれどね。



GOSSIPS PRESS (ゴシップス・プレス) 2008年 05月号
Amazon.co.jp

「日本初セレブゴシップ・マガジン」のキャッチコピーの通り、海外セレブの私生活やファッションチェック、スキャンダルや新作情報など、読みやすい記事が盛り沢山。昨秋に月刊化されてから毎月書かさず買っておりました。映画(特にハリウッド大作)をあんまり頻繁に見ない私もだいぶセレブの名前を覚えてきて、普段の海外エンタメニュースが分かるようになってるのが楽しいです。
でも、今月号(3/18発売)ではとても読み流せない記事がありました。

それはP.62~P.65の「GIRL-ON-GIRL」という特集。セレブの女性同士の恋愛事情や性体験を綴ったものです。
気になった点は3つ。

・「レズ」という表現について
・ライターの文章表現
・「レズビアン」と「同性間セックス」の扱い方


1.「レズ」という表現について
 基本的に、日本では性的少数者に対しての「ホモ」「レズ」「オカマ」は侮蔑表現です。男性同性愛者は「ゲイ」、女性同性愛者は「レズビアン」または「ビアン」、身体と心の性が一致しない人は「トランスジェンダー」(特に男性の身体に女性の心がある人は「MtFトランス」、女性の身体に男性の心だと「MtFトランス」)、中でも強い違和感を感じて身体を心の性に適合させるのを望む人は「トランスセクシャル」と呼びます。他にも色々ありますがここでは割愛。
 「ゲイ」という呼び方に最近日本のマスコミも気を使うようになってきているようで、ほぼ「ホモ」とは聞かなくなりました。でも「レズ」はまだまだ聞きます。
 なぜ言い換えを行うのか。それは多数派が少数派を傷つけるときに使われた言葉だからです。それを、肯定的な言葉で呼び直そう、と当事者達の動きでやり直しをしたのです(「gay」は元々「陽気な」という意味のみで使われていました)。ただ、女性同性愛者は全く別の言葉はなくて、「レズビアン」と言うだけです。「ビアン」と言う呼び方は日本独特のもので、これも当事者達のコミュニティ内で発生したようです。日本でも公的には略さず「レズビアン」と呼ばれています。
 
 この特集では、おそらくそういった事情をご存知でないのでしょう、「レズ」という言葉が頻繁に使われていました。が、私はこれは適切ではないと思います。文字数がかさんでも、「レズビアン」と呼ぶべきです。
 「用語に拘わっても意味がない。言葉狩りだ」という指摘もあるでしょう。確かに大事なのは使われ方です。例えば昨年も、「月9」ドラマで「ゲイ」という言葉を使った明らかな差別表現がありました。しかも、CMでも使用し、全国で何度も何度も放送されて。「ゲイ」という肯定的表現を使おうとも、これでは意味がありません。本当にひどいです(ちなみにこの時、ドラマの掲示板に遺憾のコメントを書き込みましたがアップされることはありませんでした)。
 ただ、「だからどんな言葉を使ってもいいじゃないか」と言うのもまた違うと思うのです。当事者達の思いで変わってきた呼称であり、それが既に世界中で定着しているのであれば、少なくともマスコミは侮蔑的表現を使うべきではないでしょう(※「クィア」など、最近呼び直しに使われ始めた言葉はケースバイケースだと思います。難しいです)。マスコミ側がポリシーを持って「レズ」と言う言葉を敢えて使うのなら別です。例えばGOSSIPS PRESS編集部が、ヒース・レジャーについて

ホモ映画「ブロークバック・マウンテン」でホモ男を好演!彼のホモ演技は素晴らしかった!

と違和感なく書けるのであれば構わないと思うのです。批判を受けても「私達は敢えて使っているのです!」と言えれば。ただし、傷ついたり離れて行ったりする読者は確実に出ると思いますが(当然、今回の特集でもいると思います)。そういう文章は、また例えるなら


オカマ歌手、中村中が母へのメッセージ語る!

美輪明宏が振り返るオカマ人生



と番組の見出しに書くようなものです。「レズ」という言葉が持つ嫌なニュアンス、おそらく当事者以外は分かりにくいと思います。当事者でも別に構わないという人もいます。ですが、個人レベルの問題ではないのですし…こういう単語の中立性(という表現もヘンかもしれませんが)気を使うマスコミであれば、「レズビアン」と呼ぶのが適切だと考えるのです。



2.ライターの文章表現
 残念ながら、これについてはがっかりしました。見出しについた文章は

いつも自由奔放でお騒がせのセレブたちは、恋愛だってフリースタイル!男性はもちろん、魅力的なら女性だってOK!そんな欲望に正直なセレブたちの、レズビアン事情を大公開!(「GOSSIPS PRESS」5月号 P.62より引用)

「魅力的」なら、とはどういうことでしょう。
「男性なら魅力的でもそうでなくてもOKで、女性であれば魅力的でなければいけない」というのは、男性にも女性にも、女性を恋愛対象/性的対象にしたセレブ達にも、同じようであるセレブ以外の人にも、皆に非常に失礼です。
「欲望に正直」という文面もひっかかります。同性に魅力を感じるのは特別なことなのでしょうか。これでは「普通なら、そんなものに正直にならないよね」というニュアンスを感じてしまいます。
「恋愛だってフリースタイル」という表現も適切ではありません。同性愛者が同性に惹かれるのは「趣味嗜好」で変えられるものではないからです。異性愛者は自分の強い意志で異性だけを選んでいるのでしょうか?そうではないでしょう。

さらに、クリスティーナ・アギレラの過去の同性間セックスに言及して、

「どんなセックスが向いているのか試してみたかった」

…との言葉に「驚くべき探究心」と述べられています。なぜ異性だと何も言われず、同性だとそんな言われようをされなければいけないのか。これも異性間のが基本で同性間のセックスを異常と捉える考え方が見え隠れして、怒りを押さえられません。これも、例えば異性愛者の女性に「あなた、男性とセックスをするなんて…」と同じように続けたらその失礼さが分かると思います。
ドリュー・バリモアに至っては、「ずっとレズのウワサがつきまとっていた」「洗いざらい白状するようになったのは最近のこと」…。私生活を暴くのがゴシップの一つの役割なのだろうけれど、これではまるで悪いことであるかのようです。「白状」させられなければいかないことなのでしょうか。恋人の噂、金銭問題、ドラッグ使用など…ゴシップで取り上げられる色々なことが「ウワサとしてつきまとう」だろうし、本人が「白状」したと書いても不適切ではないかもしれません。けれど、先に指摘したような同性愛に誤解/偏見のある特集内で書かれれば、文脈上「レズ」であること自体が面白おかしくて注目の集まること、と捉えられるでしょう。例えばビアンの誰それが、若い女優とモデルの女の子と二股の噂があり、それをついに認めた…という話であれば特に不適切だとは思いません。



3.「レズビアン」と「同性間セックス」の扱い方

 もう、くどいかもしれませんが…。同性愛というのは「性的指向」です。「指向」、つまり、どの性別を向くかという性別の方向を表しているものが異性か、同性か、性別を問わないか…。同性愛は恋愛対象/性愛の対象が自然に同性である、ということです。行為、つまり、セックスをするかしないかという問題とは本質的に異なります。ハグ、キスはしてもセックスはしない人もいますし、パートナーがいなくても「同性愛者」は「同性愛者」です。
 特集では、それが全く混乱されています。セレブが誰とセックスした、それが女性だった、と、レズビアン「関係」をセンセーショナルに暴露しています。「レズ経験」「レズビアンキス」…それと「同性愛」は別物。恋愛とセックスは密な関係にあるものですが、同性愛=セックスのような短絡的な誤解を招く恐れがあるから、これは明確に分けて書かれるべきです。おそらく、ライターさん自身が理解されてないのだと思うのですが…。これはマイナスの連鎖になり、知識のない読者が読めばまた、誤った認識が強化されてしまうでしょう。
混同したままの特集に、カミングアウトしたセレブを一緒くたに並べるのはさらに良くないです。私は純粋に情報として得ましたが、これも誤った認識を強められる恐れがあります。カミングアウトするというのは、周囲との関わり、その後の生き方まで含めて引き受ける大きなことです。それを、単に女性とつき合う、セックスをする…というだけしか連想されないのは、同性愛の認識において大いにマイナスです。


以上が気になった点です。
色々書きましたが、それでもレズビアンが特集として4ページも取り上げられたというのは良いことだと思っています。こういう指摘があるからと言って、萎縮はして欲しくないです。ただ、おかしな点はそう言わないと変わらないし、それで嫌な思いをする人が全国に沢山できるのは良くない。良くないし、雑誌にとってもマイナスです。期待している雑誌だからこそ、正しい認識を持った上で面白い記事を作って行って欲しいな、と思います。
今月も買うからーーー
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2008年03月02日 22時07分18秒

仕事はちゃんとしようよという話

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
あぁー…そうだ、番組の感想と言えば。
先週月曜日の「英語でしゃべらナイト」のを書こうと思ったーって言いましたね。あれもセクマイ話でして。(実は昨日一気に書き上げたけど長過ぎて分割してます…)



アートディレクター佐藤可士和が出るっていうから録画したら大して仕事の話はなくてがっかり。でも「Lの世界」の特集を別VTRでやったんですよ。出演女 優さんであるジェニファー・ビールスと川島なお美がトークをする…という内容。あまりに分かってなさすぎてびっくり。(以下、会話は大意で正確ではありま せん)

(一つ目)
レズビアン役を、デビュー当時の20年前くらいでも引き受けたかという川島なお美の質問に、「もちろん、でも当時じゃ放送されなかったと思うわ。社会の準 備ができていなかったから」と答える女優さん。逆に「じゃああなたはレズビアンの役を依頼されたら、引き受けた?」と質問すると、間髪入れずの素晴らしい 即答で「いいえ(No)…。引き受けないと思う」と答える川島なお美。そして「なぜ?素晴らしい役なのに!」とものっすごく意外がられて「そうね…私はこう いう女性の役をやったことなかったし……やっぱり…受けたかな…」と歯切れの悪い返答。割と強めのはっきりした口調だったけど…「NO」と即答したのが本 音だと思ったわ…。

(二つ目)
「同性愛=HOMOSEXUALS=の役をして、考え方が変わったことはある?」と尋ねる川島なお美。
「実は、それまで深く考えた事はなかったの。ゲイの友人はいたんだけどーー」
「私もよ(喜)!」
「でも、彼らは私達と同じだと思っていたの。同等に権利が保障されていると思い込んでいた…役をやってみて、」
「なぜ今日のレズビアン達があんなに力があってエネルギッシュなのはなぜだと思う?」
「??…そうかしら?日本ではそうだと思う?」
「日本では違うと思うな…魅力的な男が少なくなったから?」
「いいえ(笑)!そうとは思わないわ(笑)!…そうではなくて遺伝と選択の両方(コンビネーション)であって、誰かの人となり(who they are)を変えることはできないのよ」


「ヤー」とか「アーハ?」とか分かってる風に相づち打ってるけど……ねぇ?
「同性愛者」で"homosexuals"っていう表現は、それが差別的に使われてきた背景があって、多分今はあまり使わないのです。当事者達を中心に 「もっと前向きな言葉で呼ぼう」と使われ始めたのが「陽気な」が元々の意味である"gay"。欧米では女性一般的には含んで使われます。だから "homosexuals"と問われたときに"gay"の友人は…と言ったんだと思うのね。多分文脈からして男女両方を指してると思うんだけど、おそらく 川島なお美はそれを分かってない。日本でだいたい使われる「男性同性愛者」としての「ゲイ」だと思ったんじゃないかな。
一つ目でのがっかりエピソードとその推測が確信に変わったのが最後の

魅力的な男性が少なくなったから?

という一言だよ…。
本当に、本当に申し訳ないけれど失笑してしまいました…。ありえなさすぎるから。あなたは魅力的な女性が少ないから「やむなく男性に走る」んでしょう か?…ということです。異性愛者以外の性的指向はいつでも一定割合存在するし…私達にとってそれが自然な形であって、異性がダメだから同性を選ぶなんてい うことは決してありません。相手が笑った理由も分かっているのだろうか…。同性愛についての本当に基礎の基礎の基礎の基礎になる考え方なのに…。ああ、この人は同性愛についての知識も持っていないし、認識も誤っているんだなーー…と結論づけちゃいました…。


しかもこのトーク、この後すぐドラマや同性愛の話は終わって川島なお美のフィアンセノロケ話、そして日本文化について語り合っておしまい。ドラマやセク シャリティの話は…。質問は悪くないのに掘り下げずに次の質問に移る、受け答えに理解の浅さがにじみ出る、自分のノロケ話…。

一体何をしに行ったんですか。



対談をするのであれば、それに失礼のない基礎知識と考え方くらい学んでいくべきなんじゃあないかな。そうじゃなければ、知らないなら知らないという態度を 示して質問に徹するとか!「オーラの泉」の国分太一くんみたいに「全然知りませんでした!話の6割分かりませんでしたよー」って言っちゃったり感心してる 方がずっと好感持てるよ。知ってる風にしながらトンチンカンなことを口走るのは対談相手に失礼。もちろんテーマである同性愛者にも。学べば深くて難しい話 だし、全部は知らなくても理解できなくても全然おかしくないと思うのです。でも、対談する上であれではいけないよ…。

もちろんこれは、昨日のミッチーの話と一緒で、彼女の資質や人格全体を否定するものではありません。ただ、仕事ぶりという意味ではあまりにお粗末だったんじゃないかと強く思うのです。


*******************

おぉーそうだ、前々から用語について語ろうと思ってたんだった。また長くなりすぎて書けなかった。今度書くかなー。名古屋の続きもまだだなー。

<自分メモ>
・性同一性「障害」という表現について(オーラ、江原さん)
・「オカマ」という表現について(オーラ、美輪さん)
・「ホモ」「レズ」という表現ついて


注)記事中での人名の呼び方が統一されてないのは、私が普段呼ぶのをそのま まにしているからです。昔ジャニヲタだったので国分太一「くん」、ミッチーつながりで美輪「さん」(「様」じゃないのはそこまで傾倒していないから)、そ のつながりで江原「さん」。同じセクマイという存在の親近感で中村中「さん」、それ意外は敬称略の佐藤可士和、川島なお美、ジェニファー・ビール、です。 ご了承くださいませ。
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2008年03月02日 00時40分53秒

中村中さん出演「オーラの泉」〜あいつらと私達と美輪さんとミッチー〜

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
今日(もう日付変わって昨日)の「オーラの泉」は中村中さんでした。MtFトランスの中村中さん、やっぱり美輪さんとの会話が中心でしたね。美輪さん8:江原さん2くらいしか江原さんは喋ってなかった気がする。

内容としてはかなり物足りなかったです。
彼女のこれまでの人生については以前「金スマ」で再現ドキュメントVTRやった時の方が詳しかったし、彼女の気持ちも多く語られてました。で、「人生をより良い方向へ導くためのヒント」としての位置づけも、中村さんについてはそんなに大きな変化をもたらすものではなかったように思います。
色々言われるまでもなく彼女はたいがい苦労して考えて生きてきて、導き出された結論をとっくに持ってると思うんですよね(話し方とか表情、今まで見てきた番組で感じ取れる範囲での私の判断です)。それを再度確認のようにアドバイスされてて、そこは大人だし返事はしつつも、本音のところでは「そうですね。十分心得ていることでその通りです」って言ってるようにも見えました。だから、美輪さんや江原さんが言っていることは的確であるけれど、彼女を導くというよりは、視聴者の理解のためという気がするな。

あ、彼女の内面について江原さんが指摘したことは、いくつか私も「そうそう」って思ってました。
彼女は本当は自分のことが嫌いなんじゃないかとか、人が好きだと言うけれど、決して踏み込ませない領域を持っているでしょうとか…。で、それを超えたら誰でも自分の領域に入れる事ができますよーっていう話もね。それは私がかつてそうだったから、なんとなくそうなんじゃないかなーとは思う。他人に対して、最後でどこか警戒してるところはあったから。疑ってかかっちゃうんですよねぇ。今はそうでもない。



そうだ…美輪さんの言うことは、ちょっと違うなと思った点があります。(以下、セリフは大意で正確ではありません)
自分をオカマだ変態だとバカにする奴はコンプレックスの塊で、彼らこそが頭の悪いバカばかりなんだと。頭の良い、人格者こそが認めてくれるのだ、だから気にする必要はなく堂々としていればよい…ということ。

これはミッチーが悩んでた頃の彼へのアドバイスと一緒なんですけど、私はこの考え方はどうも馴染まないのです。と、言うのは、自分を見下す「あいつら」と、認めてくれる人達と自分を含んだ「私達」…という、世界を分割するやり方は危険だと、身を以て知りすぎるくらい知ったからです。


2006年の8月にこのブログでカミングアウトする前…特に鳥羽温泉やらアルバム「ノクターン」リリースした年は…本当にミッチーの言葉一つ一つに苦しみました。1996年からずーーーっと、ミッチーが大好きで彼の生き方や人生哲学を信じてきたから、苦しみました。

「僕が温泉デートもしたことなかったら、コレかコレ(「オカマ」のポーズ)だと思われちゃうだろ(笑)」
「恋愛しない女性は素材と時間の無駄遣い」
「同性愛者はよく銭湯で僕の身体を見ますけどね(笑)」
「『Gainer』って雑誌に出たけど、僕はゲイじゃないから(笑)」
「ゴルチエが日本を撤退するって聞いて残念!まぁ確かに日本で誰が買うって…あのゲイみたいなヒラヒラの服(笑)」

私が同性を好きになれば彼は笑うんだ…笑われていいようなダメな人間なんだ…でも恋愛しない女性は無駄なんだ…じゃあ男性を好きになれば…それって自分に嘘をついてない?無理してる…苦しい…いいや、もう信じなければいい…なんてひどいことを言うんだ、もう嫌いだファンもやめる…でもずっと好きでもう私の根っこなのに…。
そうやって毎日毎日ボロボロになるまで泣いて、出た結論が「彼全体」と「彼の言動」を分けて考えるということ。不適切なことを言っている事実は変わらないけれど、本当に分かっていないだけかもしれない、それは彼だけに責任がある事ではない、未来に変わるかもしれない。彼の楽曲やパフォーマンスは素晴らしい。

「私達」「あいつら」の人は、どちらのカテゴリも容易に出入りするんですよ。
だから、そうやって全人格をくくってしまわず、冷静に分けて考えるべきなんじゃないかと。私がミッチーの件と自己にある同性愛嫌悪を乗り越えたときに得た哲学がそれです。


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2008年01月26日 11時47分46秒

「GaRiYa」の「Lの世界」特集はプラスもマイナスも。

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
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「GaRiYa」は、福岡のフリーペーパーです。
広告ばかりで普段はあんまり読むとこがないんだけど、「Lの世界」特集と言うことで思わず手に取りました。


※「Lの世界」は原題"The L Word"という、ハリウッドが舞台のオシャレなアメリカンドラマ。登場人物のほとんどがレズビアンやバイセクシャルということがきっかけで注目を浴び、今は第5シーズンまで放送されてるそう。日本でも確かケーブルテレビではやってるんだっけ?この度ようやく日本でもDVDのセル/レンタルが開始されることとなり、ちょっとした話題なのです。


6ページに渡る特集。
最初の2ページにドラマの簡単な紹介と相関図、次の2ページは舞台のハリウッドの現地リポート、最後の2ページはキャストと監督へのインタビュー。
ドラマを見たことのない人にも分かりやすく魅力が解説されてるし、いちフリーペーパーがハリウッドでインタビューなんて相当すごいと思うよ!結構貴重なんじゃないだろうか。

ただね、「レズ」が侮蔑語だってことくらいは知って記事を書いて欲しかったね。
書いてるライターはきっとヘテロさん。「同性愛カップル」とか、ちょっと違和感のある言葉が出てきたり、ロケ地紹介で「昼間は普通のカフェのようだけど夜になると雰囲気が一変!」とか(普通ってなんじゃい)、記事自体はニュートラルな印象だけど細かいところでオヤっと思ってしまうのね。

そしてこの表紙。
ハートで隠された男女に「女も憧れる女になろう!」、右上に「ハッピー バレンタインデー」のコピー。あぁそうか、これはあくまで働く女性のための雑誌がコンセプト、しかもそれはヘテロなのだね。やたら「オシャレ」「スタイリッシュ」が強調されてると思ったけど、それはドラマの特徴の強調ではなく、「オシャレならレズドラマもアリじゃない?」ってことなのかしら。きっと当事者が読むことは想定されてない。ヘテロ女性へ向けてのものなんだろうな。



         
Lの世界 DVDコレクターズBOX    Lの世界 シーズン2 DVDコレクターズBOX(DVD) ◆20%OFF!


このパッケージだけ見てエロ百合DVDだと思った人は残念でしたー。
まぁ、そうじゃないって知ったとして、もひとつ「禁断のレズの世界って!?」みたいな興奮はやめといてくださいませ。ヘテロも女性同士も、性別が変わったからって恋愛自体がむちゃくちゃ変化するなんてことはない訳で…そりゃあこれで取り上げられてるような差別とか人工授精とか、特有の問題はあるにしても、よ。あれだ、「女子校って男子の妄想のようなものじゃないから!」っていうのと同じよ、きっと。

あ、そんでゴメン、私これ見たことないです…。
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2008年01月08日 01時02分46秒

よしながふみ「きのう何食べた?」:佳代子さんの距離感

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
私の昨夜の晩ご飯はたまご粥。後からご飯を投入するのは雑炊?味付けはフンドーキンの白だしで。それと、お母さんが作っておいてくれた豆腐の味噌汁(油揚げは噛めないので避けて)。

以上、矯正装置つけ始めの私からでした。
まだ口内炎があるから滑舌悪いです。唇の開閉が嫌なので、半開きのまま喋ろうとするからです。まぁいいや。
サイコちゃん が先月下旬に紹介しとらした漫画を買いました。



きのう何食べた?(1)


よしながふみマンガは、多分きょーみさんに「西洋骨董洋菓子店」を借りたのが読み始めかしら。どれもだけど、何でもない「フツウ」な日常の描写が非常に上手で、なんでこんなリに現実味ありすぎるくらいなのに面白いんでしょねと思います。
40代のゲイカップル、筧史郎と矢吹賢二の日常を、おいしそうな献立が彩りまくりのマンガです。いや…私みたいに料理しなくて済むならそれでいい派(たまに楽しみとしてするのは好きだけど)は、料理の詳しい作り方の描写は飛ばして読んじゃうんですけど…コナンで肝心の推理を読み飛ばすのと同じだ。


それにしてもよしなが先生、本当にリアリティありすぎ(苦笑)で、本気で気分が重くなってきたわ(笑)。筧の母親、あーもうこれは…。「ゲイでも犯罪者でも受け入れる準備があるつもりよ!」とキラキラしながら聖母の微笑みな彼女にゲンナリの筧…私まで生暖かい微笑みが出てしまうわ。私も、真っ直ぐにホモフォビアな人よりこういう人が一番厄介だと思ってます。良き理解者の顔を取り繕っても、何も分かってないしむしろ壁ありまくりの人…。最悪なのが、半端な知識で「私はセクシャルマイノリティを良く知ってます!」な態度を取りつつ、それは他人の知らないことを知ってるのをひけらかすためだけ。すぐに「可哀想な人達ですよね」と蔑んでみせて、なおかつ自分の愚かさに全く自覚がないようなタイプの人。こういう人に限って他人の話を聞かないし、自分が世界一正しいと信じてるから少しでも批判されるとキレて「攻撃しないで下さい!」って態度に出たりするんだわ…。
あ、ちなみに前半出て来た「トランスアメリカ」は実在する映画です。アメリカをトランスする(横断する)のと、トランスジェンダーな主人公の「トランス」をかけたタイトルなのね。こちらを読まれてる方はとっくのとうにお分かりでしょうが、トランスとゲイは別物ですので混同されませんように…。

これも良く分かって描いてらっしゃるなーと舌を巻いたんですが、同じ話で親しくしている佳代子という女性から筧が言われるシーンがあるんですけど。

「(適度な距離感でいられるのは)他人だから。
 (筧は佳代子の)実の子どもじゃないもん」


いやもう、本当にそうなんですよね。
私、今が一番幸せなときなんじゃないかと思ってます。
毎日電話して、月に一度はデートして。楽しくて幸せ。でも、永遠にこのままでいられる訳じゃないことくらい、良く分かってる。いつか私が、キキが、両親が…誰かが何らかの選択をして、何らかの動きをしなければならなくなるとき。その日はきっとやって来る。真剣に向かい合わなきゃいけなくなったとき…。そう考えると胃が重くなる思いがしますよ。だから普段は、考えることから逃げてる。
友達の結婚式に出るときは、否応なくそれを考えさせられる。親に、親戚に祝福されてる友人を見てると羨ましくも妬ましくもなって、それがすごく嫌でまた嫌になる。私が求めてやまないものを、この人はなんでこんなに簡単に手にしているの!…それが分かってるからいつも見ない振りをしているのに。でも、何の問題もない家族なんてほとんどいないだろうことも、友人の幸福だって、口を開けたら餅が落ちてきた訳じゃないことも分かってる。何でもアタマじゃ分かってて、すべきこと…結論なんて決まってる。でも感情は止められない。だからそれが嫌でいつも気づかないようにしているんです。

以前、母にカミングアウトしたときのこと を書きました。あのとき、すんなり受け入れてくれた母の物わかりの良さに素直に喜んだ私。どうして気づかなかったかなぁ。あのときの母は私の目を見なかったじゃないか。後からあんな風に言われて、そんなこと当然だよねって自分を納得させながらも、ちょっと傷ついたでしょ。そう、道は長いのですよ。どこまで続いてるか分からないけれど、時間をかけるしかない。何が起きてもやっていけるよう、先立つものは蓄え、身につけるべきものは身につける様、しているじゃあないのよね。
そう、言われたことは



「やっぱり母親っていうのは違うのよ」



先のセリフと正反対に全く同じことを。
あーやっぱりいちいち筧母の出てくるところ読むと胃のあたりがこう…重…。

ちなみに、最初に挙げたフンドーキンの白だしはおいしい。使えますよ。よくある「白だし」は薄口しょうゆを使ってることが多いんだけど、ここのは「白しょうゆ」っていう、京料理に良く使われるさらに色の薄いのを使ってるからキレイなの。顆粒のだしを使うよりずっとおいしいし、溶け残りやムラの心配がないし。そば/うどんつゆ、すまし汁、おでんに鍋物、煮物に茶碗蒸し等など、色々使えます…っと、このマンガの記事らしく料理話で締めようっと。


<フンドーキン> 料亭の味 白だし 〈1L〉

大分の醤油メーカー。ここのは焙煎ごまドレも柚子こしょうも好きです。
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2007年12月19日 01時00分06秒

12/18朝日新聞「声」欄の見出し

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
「同性愛を認める法整備を望む」というタイトルがついた投稿を読みました。書いたのは、大阪に住むレズビアンの方。
「どんだけぇー」が流行してオネェタレントが活躍するも、日本では同性愛者はいまだ周囲にオープンでいることができないでいること。レズビアンの友人から、パートナーはいるけどゲイの友人と表向きの結婚をしようと思っていると打ち明けられたこと。親や世間体から独身でい続けるのが難しくてやむを得ず、パートナーもそれを了承していると聞いて何も言えなかったということ。結婚すれば互いの親戚家族も巻き込んでしまうと心配していること。そして最後に、同性カップルにも、異性間カップルに準ずる法的保障を整備されることを望んでいる…というものでした。


この内容にこの見出しがついていたこと、私は非常に残念に思いました。

投稿者が求めているのは、「同性カップルの法的保障」であって、「お国に『同性を愛していいですよ』と認めていただくこと」ではないのよ。同性愛が良いか悪いかは問題ではない。というか、まず、問題にすらならない。それについて国が介入してお墨付きするのはおかしいと思います。そうではなくて、必要なのはあくまで「法的保障」。今書いてて、投稿者の論点もちょっとズレてるなーと思ったんだけど(前半は「社会的承認が得られない」ことを問題視しているのに、最後に「権利」の話になってる)、法整備が必要なのは私も同感。だから、そこを的確に伝える見出しをつけられなかった朝日新聞は失敗してると言っても間違いじゃないと思うよ。「同性愛を認める」というのは誤解を生みそうです。


まだまだ私も勉強不足だから(今年は中盤から色彩検定のことにかまけてたからね…)、

・同性婚(異性間の結婚と全く同じものとする)の制度を作る
・同性間へも法的権利は同じにする
・性別に限定しないパートナーシップ法にする
・国が家族の形を限って法的保障を与えることをそもそもしない

のどれがいいかは私も意見を持ってません。それぞれメリットデメリットあるんだけど、そこは割愛して…とにかく今の段階で言えるのは、同性を人生のパートナーに選ぶことで、異性間と差ができるのは納得いかないということかしら。とにかく緊急時の連絡、面会など大事なところはなんとかならんもんか。



***ここは蛇足***

だからと言ってそういう差がある今の日本において、同性愛者がかわいそうなどと言われたら非常に「はぃ?(by杉下右京サン)」。今日だって私は、ダンス帰りに「FUNKASIA☆」と「RENT」の入ったiPod聴いてて幸せで泣きそうでしたよ。自分に置き換えて聴きすぎました。「Song For You」超いい曲!本当にありきたりと胸に響くフレーズは紙一重だね。2番のアタマは何度聴いても胸に響くわ。あと「RENT」はどの曲も良すぎ。「I'll Cover You」と「Without You」が、じっくり聴いてみて初めて良さが分かった。やっぱり恋愛すると聴き方変わるわ!
愛する人がいて、愛してくれる人がいるというのは、それはそれは幸せなことで、「でも、~だなんてかわいそう」なんてないのです。
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2007年01月24日 02時24分09秒

「君の中へ」の「僕」は

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
さて、問題です。




「君の中へ」の「僕」は


例えば


来世「君」が

男で

「僕」が

男だとしても


変わらぬ想いでいられるのでしょうか。






あるいは


清らかに強く愛し合うなんて

無理なの?






それが愛だって言うなら

僕は笑う。
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2007年01月11日 00時38分21秒

右手を握る人

テーマ:言いたい事(セクシュアルマイノリティ話)
日曜日、図書館に行って本を借りてきました。
目的は貸し出しカードを作ることと雑誌のチェックだけだったんですが、検索機を見るとつい、関連図書を探してしまいます。

借りてきた本はこちらの2冊。比較的新しいのを選んできました。


同性愛・多様なセクシュアリティ

「差別」という名の暴力―果てしなきホープレス社会の病理

両方、少しずつ読んでます(…って、二週間で読まないかんのやけど!!)。

前者はセクシュアリティ教育実践の為の書籍。副題は「人権と共生を学ぶ授業」。多様なセクシュアリティの在り方に関する教育について、分かりやすく書かれています。前半はセクシュアルマイノリティの青少年が直面する問題に関する解説、そして様々な論文。後半は授業の実践例が書かれています。

後者はセクシュアルマイノリティの問題に限らず、ネット犯罪被害者、ハンセン病、ドメスティック・バイオレンス(モラル・ハラスメント)、高齢者への虐待など…様々な差別と人権問題について取り上げています。




こういう本を読むと、今は常には元気な私ですが、やはり時々息が詰まるような気分が悪くなるような…イヤな気持ち悪さに襲われます。大好きなミッチーや、母親や、尊敬する上司、先生、友人達、職場に部活に趣味の仲間達、テレビから…言葉を投げかけられたときの記憶や感情が戻ってくるようです。同時に、ずっと「自分なんかいない方がいい」「価値なんかない」「そんな後ろ向きな奴を好きになる人なんかいやしない」と信じて疑わず、それを表に出さないようにしてた頃の自分もフラッシュバックするようです。読むのが苦痛になることもあります。

そういう時、私はひとりじゃないことを意識するようにしています。右手を見て、「手ぇ、ずっと握っとるからね!」と言い合ってること、距離は離れてるけどつながっていることを思い出します。だから大丈夫、大丈夫と思うようにしています。

あれだけずっと、笑いに笑われて、気持ち悪がられて、何年も何年もずっと人格も感情も否定されてきた(それが悪気がないもので、直接的ではないにせよ)のに、今、毎日毎日、もったいないほど自分を肯定してくれる人がいる。それが嬉しくて有難くて堪らない。そうして何度も私に「OK」メッセージを送ってもらうことで、私も自分に「OK」と言えるようになっています。
自分に「OK」と言えるようになってようやく、他人に対してどうにかしてあげよう、という強さが出て来たように感じます。知識という武器で防具を身につけたくて、動き続けてます。気持ち悪い思いをしても、フラッシュバックのようなものに襲われても、それでも読み続けられる。今までだったら内にこもって悩んで泣いてたときも、ぐっと踏みとどまって前を見る目も持っています。





最近本当、「自分を肯定すること」のパワーの影響力について、自分自身で驚嘆せずにはいられません。同時に、今までずっと負のメッセージを吸収してたことを振り返り、「否定すること」の負のパワーの影響力も。
直接的にどうこうするでなく、ただ自分を肯定してくれる。「OK」メッセージを送ってくれる。そういう人はいてくれるだけで素晴らしい。






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もうちょっと昔の話とか言いたいことがあったけど、話がそれるので今日は割愛。またねー

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