http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2006101700861.html
mixiの「ゲイ・バイ・ビアン受け入れる人」コミュニティでトピックとして立てられていたニュースです。
タイトルは
「同性愛者の『結婚』も市長が祝福 大阪市が活性化戦略」。
大阪市が17日、市の活性化を目指した「創造都市」骨子案を公表、参考として披露したプランの一つに「お金をかけない『既存施設の活用』」として、結婚祝福式を行う、というものがあるそうです。同性カップルなど、法律上の婚姻関係が認められていないカップルも祝福する、としています。
お互いを人生のパートナーとする人との関係性を、「結婚」という制度に理想を置くのか、それともドメスティック・パートナーと呼ばれる形を目指すのかの議論は置いておいて(不勉強のため今回はお話できません。ごめんなさい)、大阪市の「多様な人の生き方を行政が積極的に認め」よう、という姿勢は大いに賞賛されるべきものと思います。
個々人や団体などで活動している人達は日本でも沢山いますが、やはり行政がこういうことをしてくれるという意義は大きいです。それは、これからよその地域でもこうした動きが起きやすくなると思うからです。各自治体での運動から条例へ、そして地方から国へと…希望が湧く出来事だと思います。大阪素敵!!
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、大阪と言えば、府議に
尾辻かな子さん
がいらっしゃいますよね。
昨年夏の東京レズビアンゲイパレードで自らをレズビアンであることをカムアウトされ、ご自身のことについて書かれた本も出版、朝日新聞でも同性カップルの抱える問題について書かれていらっしゃいました。きっと、今回のことに関しても大きな影響を与えられたことだと思います。
公的な力がこうして同性カップル(をはじめ、法的婚姻関係にないパートナーシップ)について寛容になる必要があることは、法が彼らを守り切れていないこと、守られないカップルに何か起きた時、非常に深刻な状況下に置かれることがあります。決して「ラブラブ☆おめでとう!」っていう
ロマンティックな意味合いだけではなく、むしろ法的な権利の問題です。
パートナーが突然入院しても、看護権がないので会わせてもらえない。
パートナーが死去しても、相続権がないので財産が分割されない。
→突然家を追い出されることにすらなってしまう。相手に子どもがいた場合、有無を言わさず手放さねばならなくなる。
万一の為の保険の受取人に指定することができない。
など…法的な婚姻関係であれば当たり前のことができないのです。特に女性カップルの場合、収入に男女間の格差がある現状では、相手が事故で亡くなる…ということになれば事態は深刻になりやすいです。保険金はない。家を出なければならなくなった。収入はほんの少し…急に毎日の生活に行き詰まることにもなりかねません。調べてないけど、多分遺族年金も出ないですよね?愛する人を失い、財産も住む場所も失い、もし仕事をしていなければ再就職もままならず…。カップルが同性であるというだけで。
同性愛は病気ではありません。WHO(世界保健機関)でも治療の対象から外れています。
同性愛はギリシャ神話から存在するものです。確実に存在します。
日本では近代まで当たり前でした。当たり前でない期間の方が短いのです。
同性愛の傾向は異性愛の傾向とのグラデーションで、ゼロか100かではありません。
キリスト教でも同性愛を受け入れる派が存在します。同性愛者のキリスト教信者もいます。
自然の摂理に反するのならば、外科手術を初めてした人もそう言われたでしょう。
性的少数派の人権に取り組む国際団体、国内団体が存在します。
性的指向を理由に殺された人がいます。日本でも殺された人がいます。
いけないのは、同性愛者ではなく、ホモフォビア(同性愛嫌悪)です。
日本でも、少しずつ変わってきています。
大阪の事例がどんどん波及していきますように。
http://www.asahi.com/national/update/1018/OSK200610180030.html
※数時間後、同じ大阪での出来事だそうです。宿泊拒否は不当、どんどん指導していくべきだと思います。良く「男同士だと部屋を散らかしたり汚したりするから」と言われるようですが、それはその宿泊者に対して注意や今後の宿泊禁止措置を取るべきであって、男性同士だからと一様に拒否されるべきではないですね。
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地域情報(九州)- 34位
わぁい、34位だわぁい。九州の情報じゃないしなぁ…んでもクリック4649ですYO!!
昨日は寝坊して、お弁当に前の夜作ったチャーハンを二種類慌てて解凍。「今日は手抜きで二色チャーハン!!」と思ったら、鮭チャーハンとシーチキンチャーハンだったうっかり。