感性ゆたかなひと・感受性の強いひとのための「しあわせと成功の交差点」への道案内〜山口由起子オフィシャルブログ【ララマル】

感性ゆたかなひとや感受性が強いひとのための、自分らしい仕事や働き方、生き方を見つける後押しをしています。


テーマ:
【前回のお話】
6. 給与体系を変える。「めしが食えて、やりたいことができる会社」【ある経営者の物語】


6年分のセッションログを読み返していると、
2011年を境に、色合いが変わる。

2009年、2010年は、モヤっとしている。2012年以降は、クリアーだ。
その狭間にあるのが、2011年である。





2010年に出た利益は、半分をボーナスとして社内に還元し、
半分を投資にまわすことにした。

会社に利益が出過ぎているのは、おかしいと思う。
製品やサービスに、実態以上の価格がついているということではないか。
少なくとも、その会社の顧客が、増益をほめたたえるのはおかしい。
利益は、利益を出すことに貢献したひとに分配した方がいい。

2011年は、そんなことを考えながら、始まった。


ウェブ制作の事業では、一定の品質でサービスを提供することができていて、
一人一人にお客様がついている。
小田垣さんが営業しなくてもいい状態になっていて、安定していた。

そう、安定していた!
けど、「もっと伸ばしていこう」という雰囲気がない。

いまは、みんな、ある程度の給料が稼げている状態だ。
それ以上の売上げを上げることは、収入が上がるうれしさ以上に、
負荷が増えるイメージを持っているようだった。

また、小田垣さんと他のメンバーの間には、
「自分が手を動かして制作だけしていても、
いずれビジネスはまわせなくなる」という危機感への、ギャップもあった。


どうすれば、この状態を解決できるだろう?

「みんなのモチベーションを上げる」ことはしたくなかったので、別の方法を考える。

だって、給料が見合っていたり、好きな仕事だったら、
モチベーションを上げなくてもやれるはずだ。

わざわざモチベーションを上げるのは、
社員にイヤなことをさせる言い訳みたいで、良くないことだ、と考えていた。


解決策として、組織を変更した。
それぞれのポジションを定義し、負う責任によって給料が変わる仕組みにした。

=(2011/4/5のセッションログより。ちょっと編集して記載。)==
「シニア」意思決定をする
「メンバー」意思決定に従う
「アシスタント」メンバーの指示に従うひと
・「メンバー」以上は、固定費とアシスタント人件費をまかなう責任を負う。
・「アシスタント」→「メンバー」への昇級はOK。昇級に伴い責任を負う。
・「アシスタント」の給料は安い。
===


「メンバー」以上のポジションのひとは、マネジメントをすることで、
仕事量を増やしながら自分の労働力を減らすようにする。
給料を上げた分でひとを雇えば、自分の負荷が増え過ぎることはない。

サラリーマン感覚で仕事をしていたひとたちに、経営感覚が養われて行く。


仕事の進め方や、働き方の仕組み化ができていて、
小田垣さんの仕事の割合がだいぶ減った。

あまった時間で、他の会社を手伝ったり、ゴルフをしたり、
海外をまわったりしていた。
(ゴルフは熱心に続けていて、今でもプロゴルファーを目指している。)

ノヴィータ として、「ここまで達成したい」と思っていたゴールは越えていた。
満足だけど、飽和感もあって、次に何をすればいいかわからなくなっている。


この頃、小田垣さん自身にとって、転機となったプロジェクトが始まった。


>> 続きは、また明日!


【ある経営者の物語~6年間のセッションログをまとめて公開中】

右矢印【プロローグ~ある経営者の物語】どうすれば、ひとはしあわせに働けるのか?

◆問題解決期~2009年
右矢印 1. 目標がないまま起業して、3年目の「生きづらい。」
右矢印 2. 避けてきたことに向き合う。目的を共有して進んでいく組織へ。  
右矢印 3. 強みと価値を自覚する。ひとと違う視点が活きる。  
右矢印 4. 夢見る工場の終わりと、等身大の自信。  

◆土台づくりとターニングポイント~2010年、2011年
右矢印 5. 合理性の追求と、「好きだから」へのあこがれ。   
右矢印 6. 給与体系を変える。「めしが食えて、やりたいことができる会社」  
右矢印 7. 安定と、次の成長~サラリーマン感覚のひとたちが、経営者感覚を養う ひらめき電球イマココ
右矢印 8. ターニングポイント~一人で食べて行く自信が芽生える。

◆成長期 2012年
右矢印 9. 成長期。メンバーが引っ張る会社に。ひとりで引っ張る大八車から、みんなで乗るバスへ
右矢印 10. お金が得られるようになった後、次はどうすればいいんだろう?

◆成長の加速と、「成功モデル」の汎用 2013年、2014年
右矢印 11. ストレスフリーになる。働き盛りは一度終わって、ちがう働き盛りがはじまる。
右矢印 12. 経営者の仕事に集中する。事業部制の導入と、新規事業の立ち上げ。
右矢印 13. 事業やっていると、楽しい。"collaboration to goal"

◆社長交替! 2015年
右矢印 14. 「どのように働けば、しあわせか」~価値観が一致するひとたちが、集まる場所。

右矢印 エピローグ 人生の夏休みに思うこと。

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