感性ゆたかなひと・感受性の強いひとのための「しあわせと成功の交差点」への道案内〜山口由起子オフィシャルブログ【ララマル】

感性ゆたかなひとや感受性が強いひとのための、自分らしい仕事や働き方、生き方を見つける後押しをしています。


テーマ:
【前回のお話】
4. 夢見る工場の終わりと、等身大の自信。【ある経営者の物語】


2010年。
人生2度目の大きな試練を乗り越えた、
株式会社ノヴィータ 社長小田垣栄司さんは、哲学していた。

物事を深く考える性質に、この頃、磨きがかかっていた。

資本主義の先にあるものは、何だろう?


もともと合理性を基準に行動するひとだ。
ムダなことはしないし、したくない。

だから、周りのひとたちと「ズレてる感じ」がすることが、しょっちゅうあった。
物事の進み方や、ひとの発言や行動の中でのムダに、違和感を感じるのだ。

例えば、仕事でストレスが溜まったひとが「ヤケだ!」と言って
ビールを飲むのは、なぜだろう・・・?美味しいのか?

労働者にとっては、コストが高すぎるのではないだろうか。
そういうことは、余裕ができてからやるものではないだろうか。

・・とか、不思議で気になることが、たくさん目に入る。




この、合理性を追求する性質は、事業においていかんなく発揮されていた。

例えば、「価格」というものを突き詰めて考えると、
ものの値段は価値とイコールになっていく。つまり、最適な価格になる。

だからノヴィータのサービスは、
「制作したウェブサイトを使って、お客様がいくらの売上げを出せるか」を基準に
値段をつけることにした。

単価を下げることに注力するウェブ制作会社が多い中、
「1.5歩先行った感じ」だった。

評判がクチコミで広がっているし、コンペで負けない。
また、利益率を重視して経営をして、
過去最大の利益額・利益率を目指せる体制になった。


一方で、「好きだから」という理由だけで何かをやり続けられるひとに、
あこがれと、畏怖を感じていた。好きって、何だろう?

資本主義(経済合理性を追求する世界)のその先は、
「好きだから」で行われた物事で、成り立つ世界なのだろうか。

例えば、オープンソースのような、好きだからというモチベーションだけで
運営されているものの方が品質が高いように。



以前は感情がうすくて、そもそも「好き」という気持ちが、よくわからなかった。


けど、この頃ちょっとずつ、「気持ち」はわかるようになってきた。

生まれてはじめて風邪をひいて気持ち悪くなった。
「風邪をひいて気持ち悪い」と言うひとの気持ちがわかるようになった。

宮崎に行った。旅行が面白いなと初めて思った。

子どもが生まれたことで、「かわいい」と感じる感情がうまれた。
「好き」という感情も、出て来た。
失恋してショック、という感情も、全然合理的じゃないけど、気持ちがわかる。

今までは、好きなことがないというより、「好きという気持ち」がなかったんだな。


合理性の追求と、「好きだから」へのあこがれ。
これは、ノヴィータの組織づくりにも、反映されていった。


>> 続きは、また明日!


【ある経営者の物語~6年間のセッションログをまとめて公開中】

右矢印【プロローグ~ある経営者の物語】どうすれば、ひとはしあわせに働けるのか?

◆問題解決期~2009年
右矢印 1. 目標がないまま起業して、3年目の「生きづらい。」
右矢印 2. 避けてきたことに向き合う。目的を共有して進んでいく組織へ。  
右矢印 3. 強みと価値を自覚する。ひとと違う視点が活きる。  
右矢印 4. 夢見る工場の終わりと、等身大の自信。  

◆土台づくりとターニングポイント~2010年、2011年
右矢印 5. 合理性の追求と、「好きだから」へのあこがれ。ひらめき電球イマココ
右矢印 6. 給与体系を変える。「めしが食えて、やりたいことができる会社」
右矢印 7. 安定と、次の成長~サラリーマン感覚のひとたちが、経営者感覚を養う
右矢印 8. ターニングポイント~一人で食べて行く自信が芽生える。

◆成長期 2012年
右矢印 9. 成長期。メンバーが引っ張る会社に。ひとりで引っ張る大八車から、みんなで乗るバスへ
右矢印 10. お金が得られるようになった後、次はどうすればいいんだろう?

◆成長の加速と、「成功モデル」の汎用 2013年、2014年
右矢印 11. ストレスフリーになる。働き盛りは一度終わって、ちがう働き盛りがはじまる。
右矢印 12. 経営者の仕事に集中する。事業部制の導入と、新規事業の立ち上げ。
右矢印 13. 事業やっていると、楽しい。"collaboration to goal"

◆社長交替! 2015年
右矢印 14. 「どのように働けば、しあわせか」~価値観が一致するひとたちが、集まる場所。

右矢印 エピローグ 人生の夏休みに思うこと。
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