プジョー207GTや308にお乗りの方から『ターボが効いていないようで・・』と
お問い合わせ&修理依頼をいただくことが最近増えてきました。
このターボが・・という症状の原因はイロイロありまして(^_^;)
比較的軽症な場合もあれば、深刻な重症ということまで・・。
ターボだけの問題もあればエンジン本体の問題もあり、問診と現在の状態の把握が
ポイントとなります。
代表的な原因は、直噴エンジンならではのトラブルからくるものがあり
インテークバルブ・インテークポートのカーボン詰まりや、インジェクター詰まり
高圧フューエルポンプのトラブル
そしてタイミングチェーンやエンジンオイル系統が原因でタイミングがズレてしまったりもあるんです
インテークバルブは溜まったカーボンでちゃんと閉じない状態にもなってしまいます(@_@)
タイミングチェーンに関しては、チェーンテンショナーの不良が多いので
対策パーツが供給されており、交換せずにガチャガチャ異音をさせたまま使用していると
チェーンに問題が発生してしまいます・・Y(>_<、)Y
始動時などに異音があれば早めの点検をオススメです!
エンジンが原因となると修理費用が高額となってしまいますので、多少の覚悟が必要かと
そうならないためにも、分解せずにインテーク系統を洗浄できる【ワコーズ RECS】がオススメ
直噴エンジンは不具合がなくても、定期的に洗浄しておくと安心ですヨ!
RECSとはこちらの記事をご参考に
⇒ http://ameblo.jp/yamaguchi-tatsuya55/entry-11747217203.html
ターボのことでご相談くださったこちらの308も、試走確認・補正値点検などで
現在異常ないことが確認できたので、RECSでリフレッシュ☆です!
先日も「ターボが効かない・・」とご入庫いただいた、プジョー207GT
エンジン診断でターボプレッシャー異常が検出されます(TωT)
もしかしてエンジンが・・・と嫌な予感がしました・・・
がっ、原因はコレでした。
ターボ圧を調整する、ターボプレッシャーリリーフバルブです。
右は新品パーツで、左はダイヤフラムが破損した不良パーツ
シリンダーヘッドまで分解しなければいけない場合もあるかと思えば
このようにターボ自体のトラブルもあったりして原因がさまざまなエンジンなので
すぐに原因が判明することもあれば、究明が大変な時もσ(^_^;)
207や308、RCZなどたくさんの車に搭載されているエンジンですが
実はBMW・ミニも共通のエンジンを搭載している、BMWとプジョー・シトロエン(PSA)の
共同開発エンジンなんですよ
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