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2011-01-31 17:18:06

久しぶりの学会発表

テーマ:輪郭
先日、久しぶりに美容外科学会学術集会で発表しました。
いつも、鼻の発表ばかりだったのですが、今回はえらについてです。
えらの手術は圧迫がしにくいため、術後の腫れをいかにおさえるかがポイントなのですが、それについての当院の方法にです。
本来はトップページの学会活動の欄にアップするのですが、HPの変更などで作業が遅れているため、取りあえずこちらにアップします。
ちなみに、学会会場ではいろんな方に白髪が増えたと言われました・・・。

下顎角部骨切り(えら骨切り)術後の止血を目的とした2期的閉創法

目的
術後血腫の防止については、①電気焼却などによる直接的な止血、②出血点への圧迫止血、③ドレナージの3つの方法があるが、下顎角部骨切り手術には以下の特殊事情がある
①電気焼却などによる直接的な止血について
下顎骨の裏側からの出血の場合、直接見ることができない。
切除した下顎骨からの骨髄性の出血は骨ろうなどによる手段でしか即時に止めることができないが、骨ろうは術後感染の可能性がある。
②出血点への圧迫止血について
圧迫は出血点に接して行なわれなければならないが、下顎角を切除した後は首と下顎角の段差が不明瞭になるため、外側がらガーゼなどを当てたうえで包帯を巻いても、下顎体に対する圧迫にはなっても、切除断端部からの骨髄性の出血に対しては直接的な圧迫になりにくい。
③ドレナージ
そのような不十分な止血効果を口腔内ドレナージで補おうとしても、下顎体に対する包帯圧迫により、ドレーンは狭小化して詰まりやすく、ドレーン自体には出血に対する直接的な止血効果がないため、出血が起きると進行拡大していく。

方法
以上の特殊性を考慮し、当院では手術後ガーゼを下顎角部にパッキングした状態で抜管し、翌日ガーゼを除去して縫合している。
(1)ガーゼは片側2~3枚をつなげて使用し、下顎の断端や裏側をしっかり圧迫するようにする。包帯は使用せず、フェイスバンドで軽く圧迫する程度にする。
(2)翌日、静脈麻酔下で、ガーゼを除去し、洗浄後縫合を行なう。
(3)1時間ほど、包帯で圧迫し、出血が起きないことを確認したうえで退院する。

結果考察
えらの術後圧迫を上記の方法に変えたことによって、従来10%ほど起きた大小の血腫形成が全くなくなり、軽度の血腫形成による一時的な左右差などの訴えもなくなった。また、カウンセリングにおいても、術後の腫れについて従来は個人差があって人によっては術後とても腫れることがあると説明する必要があったが、この方法に変えてからは、そのような個人差が生じないため、患者さん自身が手術スケジュールを立てやすくなったといえる。
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2010-10-06 10:41:06

名古屋院スタッフの脂肪吸引体験

テーマ:脂肪吸引

ここに文を書くのは久しぶりです。
名古屋院の院長日記 にはたまに書いているのですが、ここに書くのは医療に関することと縛りをかけてしまったため、とんと書いていませんでした。
言い訳としては鼻に関することは一通り書いてしまったので、特にお伝えするネタがなかったことです。
さて、今回久しぶりに書くことになったのは、当院のスタッフに昨日脂肪吸引の手術をしたからです。
最近は注射で脂肪を溶かしたり、表面から超音波をあてたりと簡単な方法がいろいろでてきています。
痩身目的で何らかの治療法を導入する前には、当院のスタッフにまず試して感想を聞いてからにしているのですが、やはり効果の大きさ、リバウンドが起きないことなどの特徴により、スタッフは脂肪吸引を希望します。

当院では勤務年数により、ごほうびとしてなんらかの手術を受けてもいいことになっているのですが、そこでも脂肪吸引を希望する人が多いです。
今回、折角スタッフが手術を受けたので、その経過を写真や感想でアップしようということになりました。
部位は上腕です。興味のある方は名古屋院スタッフ日記 にお越しください。今日から順次アップしていく予定です。
手術前(昨日)と、今日の写真だけ参考に載せておきます。

 

staff_report1_1.jpg

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2009-08-26 12:34:02

つぶれた鼻

テーマ:

最近、当院で手術をお受けになった何人かの患者様から、今後鼻先がつぶれていきませんかという質問を受けました。話を聞くと、某歌手の鼻が変形してきたと話題になっているそうです。その方がどうかはわかりませんが、鼻の手術を受けた後、鼻先がつぶれるとはどういう状況で起こるかを説明しましょう。まず、つぶれるためには、鼻の軟骨に強い力が持続的に加わることが必要です。鼻背部(上の方)は骨なので固く変形しにくいですが、鼻先は軟骨なので変形しやすいです。つまり、鼻先に厚いプロテーゼが入っていると、その圧迫で徐々に鼻翼軟骨は変形していきます。また、皮膚にも圧迫が加わるためうすくなっていきます。当院では、以上の理由によりプロテーゼを鼻先に使うことはなく、鼻先を高くしたい場合は自分の軟骨を使用しているため、問い合わせのあった患者様には安心するようにお答えしています。では、長時間プロテーゼにより圧迫を受けるとその後どうなるかについてですが、詳しくはこちらに以前書きましたのでご参照ください。http://www.hana-info.jp/other/prosthesis.html

このブログを読んでいる人で、現在そのような状態の人はどうすればいいかですが、まずプロテーゼは抜去するかI型に取り替えてください。鼻先については、鼻翼軟骨が変形していれば、その変形を治す手術をしなければなりません。左右の鼻翼軟骨が開いてしまった場合は正中で縫合し、高さもひしゃげていれば、columella strutを立てます。また、皮膚が薄くなっていれば頭から筋膜を採取して鼻先の皮膚に移植します。数年前の学会でこのことについて発表したので、その時の抄録を載せておきます。

http://www.ritz-cs.com/society/054.php


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