• 28 Dec
    • 行く年来る年 2015

      2015年もあと3日。 今年も思いもかけない出来事がいろいろありましたが、うれしかったのは写真集「山形市の昭和」の発刊。 昔父親が撮った写真が20枚も採用されました。 50年もの間、アルバムに眠っていた甲斐があったというものです。 価格は9990円とちょっと張りましたが、2冊買いました。 1冊は日常愛読用に、もう1冊は保存用にです。 東日本大震災からもうすぐ丸5年。 そろそろ復興に希望が見えるかと思いましたが、被災地はただの草原になり、どんどん人が減っています。 仙台に避難した被災者の多くは、新しい地下鉄東西線の便利さと、震災の跡形のなさに驚き、もう元の土地には戻らないと言います。 芸能人も来なくなりました。もう被災地に行ってもテレビに映らないからです。 海沿いでは津波の恐ろしさを伝える震災遺構がどんどん取り壊されています。 私は出来るだけ多くのものを残すべきと考えています。 津波の記憶は30年持たないからです。 記憶が薄れれば人々はまたぞろ高台から海近くに降りて来て、家を建てます。 津波は人が増えたところを見計らって何回も襲ってくるのです。 原爆ドームがなければ、日本がアメリカと戦争をしたことも、被爆国だということもなかったことになっていたでしょう。 河北新報とNHK仙台は定期的に震災特集を組みますが、山形でも東京でも、もう震災は終わったことになっているようです。 (いつまでも地震だ、津波だてゆてんな。復興特別所得税なてゆておれの金もてんぐな・・・と。) 防災庁舎(南三陸町) この建物が完全水没したなんて、どうして言葉で伝わるだろう。 押し寄せた水の量をこの建物なしで想像できるか? → 2015年6月30日、南三陸町民のパブリックコメントの結果(保存賛成6割)及び町議会での請願(保存)の全会一致での採択もあり、南三陸町長は県有化を受け入れることを表明した。 このことにより、防災対策庁舎は2031年まで宮城県が管理(保存)することとなった。 津波で横倒しになった建物(女川)。 コンクリートの建物を引き倒す波の力は、100万回言っても「うっそ~」と思われるだけ。 「ほんとにすごかったんだよ、怖かったんだよ」と言ったって、経験してない人が想像するのは不可能だ。 → これは既に取り壊されました。 流された魚油のタンク(石巻)。 缶詰会社の高さ20mの巨大缶が内陸に運ばれた。 → これは見る者に強いインパクトを与えるはずだったが、既に撤去された。 津波でr打ち上げられた気仙沼の漁船「第18共徳丸」。 → これこそ残したかったが、通行の邪魔になるとして解体された。 瓦礫の山は草原になり、そこに何があったかさえ分からない。 あの日以前のことを思い起こせるものが日に日に失われている。 一方で震災は被災地の衰退を30年早めただけだという説もある。 震災がなかったとしても2040年には海辺の多くの町村は人口減少により消滅したはずだと。 だとしたら日本全体の人口が減って行く中で、同じ場所に同じような規模で街を再現しようとするのは無意味なのかもしれない。 そんなこんなで、平成27年は暮れていきます。 今年の漢字は「安」に決まったそうです。 なんだか違和感ありますけどね。 辰つぁんは昔のことを思い出しながら文章にしている時間が無上の幸福です。 最近量産のコツをつかみ、昔話を量産しています。 コツとは、「登場人物、店名などをそのまま実名で書いて行くこと。後先を憂えず書き散らすこと」と気が付きました。 影響を考え仮名で書き始めると遠慮が入り、筆が止まります。途中で「やーめた」になった題材がいくつあったことか。 しかし登場人物の多くは存命中ですので、書き上げたものを無制限に公開することはできません。 実名で書いた話は、辰つぁんが絶対の信頼を置く20名ほどのアメンバーにだけ公開しています。 (そういう話ほど面白いんですけどね) いずれ「山形夢横丁」という単行本として出版されますので、そのときは買って下さい。 ・・・たとえ町は姿を変えても、駅前を歩けば懐かしい風景が蘇る。 下の写真は昭和40年に撮ったわが家周辺の写真(スズラン街から靴の万邦を駅に向かって入った路地)。 昭和40年までは、駅前でも道路は狭く、江戸時代の名残の建物が残っていた。 各家庭では江戸時代そのままに、狭い庭に野菜を植え、鶏や豚を飼っていた。 今では暮れの魚屋を覗いても、大鍋で鯉を煮る懐かしい風景は見られなくなりました。 ここは今、宝来寿司があるあたり↑ 今はこうなっています。 かつての松田美容室の路地を北に入った場所。 小さな神社があり、6月にお祭りが催されました。 写真は最上屋旅館の裏(東側)の建物の取り壊しの日です。 駅隣の交通センターを見れば鉄道病院が、ビブレの跡地を見れば明月堂と前田蕎麦屋が、 ホテルキャッスルを見れば稲荷角と呼ばれた藤田菓子店がまぶたに浮かんでくる。 ・・・そこは山形夢横丁、セピアの町。 辰つぁんの山形通いはまだまだやめられない。  辰つぁんは年賀状をやめて8回目の正月になります。 今年も辰つぁんから年賀状は届きません。 このブログを以て新年の御挨拶に代えさせていただきます。 また来年、「山形夢横丁」でお会いしましょう。 2016年が皆様にとって平穏で、幸多き一年でありますよう、お祈り申し上げます。  

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  • 26 Dec
  • 23 Dec
  • 21 Dec
    • 田丸という家具屋があった1 「半提」で買った机

      緑町の新築西通り(今でもこう言うのか?)に田丸という家具店があった。田丸は年に1回セールを行ない、これを「半提」と呼んでいた。以下の写真はその半提で買い、受験勉強をした机である。引っ越しするたびに持ち歩き、買ってから40年以上になった。買った値段も、半額で買ったのかも覚えていない。我が家ではこの机を「合格机」と呼び、自分も子供たちも使っていたが、ついに使う者がいなくなり、処分することにした。解体に使う工具は電動のこぎりと金鎚だけである。電動のこで左側の脚を切る。するとこの状態になる。螺子(ねじ)は使われておらず、金鎚でたたくだけで寄木細工のように次々と分解できる。ドライバー不要。引きだしの差し込み部もこの通り。10分で解体完了。昔の物は始末も簡単に出来ている。(続く)

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  • 17 Dec
  • 14 Dec
  • 10 Dec
  • 07 Dec
  • 05 Dec
    • 仙台地下鉄東西線 開業前日にトラブル

      地下鉄東西線の開業を明日に控えた仙台市。 朝から晴れたり降ったりの変な天気の中、 東一番町では野菜市が開かれていた。 スパイスが独特のインド人のカレー。 これは最近人気の仙台コーヒー。 温かいコーヒーを求めて列が出来ている。 壱弐参横丁もお色直しされた。 あの暗くて汚くて怖かった(3Kね!)路地のトイレも「デパートのそれよりきれいです」と書いてある。 青葉通りにはまだ地下鉄工事の機材が。 駆け足で開業に向かっている様子がうかがえる。 大町西公園駅も最後の点検中。 新たに建設された広瀬川橋梁。ここを地下鉄が走る。 乗客数をどんなに水増しして計算しても、永遠の赤字が見込まれる。 喜んでいるのは八木山動物園関係者と藤崎デパートだけと言われている。 仙台では明日から光のページェントも開幕する。 毎日新聞 12月5日(土)18時43分 開業を6日に控えた仙台市営地下鉄東西線で5日、関係者が乗った試乗車を含む列車9本が緊急停止するトラブルがあった。 市交通局によると、指令センターの運行管理システムに不具合が発生、各列車を最寄り駅に停止させた。 市交通局は「開業日は変更しない」としており、原因の特定を急いでいる。 市交通局によると、定刻の午後2時41分、仙台国際センター駅から東西両方向に向けて試乗車を発車させたが、同57分にトラブルが発生。 全列車の運行が停止した。試乗会には、土井亨・副国土交通相ら約400人が参加していた。土井副国交相はトラブル時には既に降車していた。 東西線は仙台市で2番目の地下鉄路線として、西の「八木山動物公園駅」から東の「荒井駅」までの13駅(13.9キロ)を結ぶ。

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  • 03 Dec
  • 01 Dec

プロフィール

辰つぁん

お住まいの地域:
宮城県
自己紹介:
山形市生まれ。仙台市在住。 ダックスフント2匹を連れて毎日広瀬川遊歩道を散歩してます。

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