『モンロー研体験記』

まるの日圭   ハート出版  2011/7

 

 

 

<モンロー研に行った意味>

・モンロー研へ行くー最初、まだヘミシンクを始めたばかりの時「やはり、本場に行かないと体験は出来ないのかな」と思っていました。

 しかし、その後自分で体験を積み重ねていくうちに、“体験”というのは特に本場に行かなくてもできるのであって、聞きこむうちに市販のCDセットだけでも、本人のやり方次第では大きな可能性のある技術なのだな、と実感することになりました。

 

・自分でワークを行うようになって、さらにそのモンロー研の動きというものを感じたくて、いろいろな選択肢の中からアクア・ヴィジョン・アカデミーが主催する日本人向けのセミナーに参加させていただくこととなりました。そして、そこで体験したことは今回の本に書いてある通りです。

 

・まあ、あとは“モンロー・マニア”として「ほお、ここがあの本に書いてあった場所か!」とかテンション高く観光していたところもありますけどね。

 

・今、日本ではヘミシンクが広がりだして十年以上経っております。そこで、いろいろと日本でヘミシンクが独自に進んでいる方向も多数あります。

 

 <ロバート・A・モンローのヘミシンクの開発>

 

・ヘミシンクの体験で何かを得られた、とかよりも、ヘミシンクを使って日常にどのようにそれをいかしていくか。そして、自分の体験というものを受け入れていくことの大切さ、そういうものを実感させていただいた感じです。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディア(フリー百科事典)によると「(ニューソート);禁欲を説いたカルヴァン主義への反発として19世紀に生まれた運動で、フィニアス・クインビーという心理療法家の治療方法が元になっている。この運動は「ポジティブ・シンキング」という言葉を通して普及し、アメリカの価値観や成功哲学や自己啓発のルーツの一つとされている。

 

ニューソートの主張を以下のように要約する。

•人間の心情と意識と生命は宇宙と直結している。

•あらゆる病の本質は自己意識に対する無知が原因である。

•原罪は存在せず、万人が「キリスト」の力を内包している。

•全人類に、喜びと成長と発展と幸福の機会が既に与えられている。

•人間は内なる「神」の一部を顕現すべく無限の発展を遂げつつある。

•正統的宗教哲学は数百年間過ちを犯し続けてきた。

•愛の力は神の意志の地上的表現である。

 

日本でも著作がベストセラーになっている英国出身の牧師ジョセフ・マーフィーなど、いわゆる成功哲学の著者の多くが、これに属する人々である。また、ニューエイジの源流のひとつである。

 

ニューソート団体の多くは、お互いに緩やかな結びつきの単立のキリスト教会の形を取ることが多く、その結果、海外ではニューソートの一派としても知られている日本の新宗教、生長の家は、世界最大のニューソート団体ということになっている」とのこと。

 

 

『ウィキペディア』によると

 ヘミシンク(Hemi-sync)技術とは?

ロバート・モンローが開発した音響技法で、左右の脳半球を同調させ、脳を「集中した全能状態」へと導き、人間の意識の覚醒状態から変性意識状態へもっていくことができるというもの。こうなると意識が肉体から離れた状態(体外離脱)も、さらには死者のとる意識も可能となり、死後の世界も自由に探索することができるという驚異的な手法。

 

 

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・amazonに「ジョセフ・マーフィー」といれると、141件の書籍が分かります。『眠りながら成功するー自己暗示と潜在意識の活用』等でスピリチュアルなニューソートの「成功本」として広く知られているようです。マーフィーの理論では「実践」とか「努力」がほとんど強調されていないことが指摘されているようです。マーフィーの潜在意識の活用法は、「引き寄せの法則」等の現代の「成功本」によく引用されているようです。amazonに「坂本政道」といれますと120件の本が分かります。最近の本は『ダークサイドとの遭遇』(2015/11/10)です。

 

・米国の自己啓発書や成功本は、潜在意識や超意識(宇宙の高次元や神)のメカニズムを利用するものが多いようです。「自分の思いが自分の人生を創っている」「ポジティブな思考」という考え方が、どの本にもみられるそうです。「アファメーション」や「ビジュアライゼーション」を説く本がアメリカでは人気だそうです。日本でもスピリチュアルなワークでは、ブームのような状態かもしれません。関連書の出版が多いようです。実際にはアファメーションもなかなか、思うようにいかないそうです。

 

・自己啓発書・成功本もよく読まれているようですが、共通するのは、「ポジティブな思考と行動」「潜在意識の活用」などのようです。また法則も色々ありますが、「引き寄せの法則」なども多くの本が言及しているようです。「成功本」は、多くのアメリカ人や世界中の読者を持っているようです。成功本といえばデール・カーネギーの『人を動かす』『道は開ける』を思い出す人も多いようです。ベストセラーも多く、合計すると膨大な量になるようです。「現代人の精神的な不安」が背景にあるのかもしれません。

 

・物質文明の中心地、米国の人々も精神世界・宇宙人には大変興味を持ち、宗教活動も活発なようです。カリフォルニアの新宗教運動「ニューエイジ」なども影響しているようです。UFOや宇宙人のコンタクトの貴重な本も多く出版されていますが、日本ではあまり売れないのか、あまり翻訳出版されていないようです。

 

・成功本や人生本・自己啓発書は、米国でも多く人気があるようです。特にビジネスパーソンに愛読者が多いともいわれます。ビジネスの自己啓発のセミナーも盛んのようです。「自分の思いが自分の人生をつくる」、「引き寄せの法則」に言及する著者は多いようです。

 

・シンクロニシティ(共時性、意味ある偶然の一致)も、個人の運命を考える時には、興味のある事象です。「引き寄せの法則」によると、シンクロニシティ(共時性、意味ある偶然の一致)も引き寄せられるそうです。

 

・シンクロニシティは、誰もが経験する精神世界の不思議な現象です。「ビジュアライゼーション」や「アファメーション」も米国の成功本、人生本・自己啓発書などによく見られるテクニックのようです。「『ビジュアライゼーション』や『アファメーション』が、実際にこの世の現実世界であまり効力がないのは、それらの概念が効果のあるのはあの世だからだ」という注目すべき説もあるそうです。

 

・戦後、米国に現れた「メン・イン・ブラック(黒服の男たち)は、邪悪なオリオン星人だ」という説もあるそうです。ハリウッド映画『メン・イン・ブラック(黒服の男たち)』では、彼らは宇宙警察というイメージでしたが、その実際の超能力は驚異的なものだったそうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」といわれます。

 

・対立する2勢力による大規模なスター・ウォーズは、古文書や伝承などに多く見られるそうですが、映画『スター・ウォーズ』は、実際の話を脚色したという噂もあったそうです。新しい「スター・ウォーズ」の映画も興行記録を作っているようです。

 

・「悪魔と天使・神々の争い」のように『不死の超人』たちの争いは、未来永劫にも続くともいわれているそうです。神々は不死なのですから現代のチャネラー(霊的交流者)により交信できるのでしょうか。

 

・著者のいうように「ワクワクに従って生きる」ことは、日常生活を楽しくするかもしれません。ポジティブに考えてポジティブに生きることが大事のようです。

 

・あの世との境界。向こうの世界への架け橋は、いつの時代でも多くの人の関心事のようです。フォーカス27の「向こうのモンロー研究所」とは、パラレル・ワールドの世界でしょうか。

 

・体外離脱の研究からモンロー研究所ができ、日本でもヘミシンクのことが数人の体験者から紹介されています。体外離脱の現象は、一般人にも起こることがあり、人間の体が、目に見えないアストラル体やエーテル体でできていることが分かります。amazonに「モンロー研究所」といれますと65件の書籍がわかります。日本でもヘミシンクのファンが多いようです。

 

・「夢の中でアストラル・トリップ(体外離脱)して、クリスタル・シティでキリストに会った」という欧米のチャネラー(霊的交流者)が多いそうです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の存在は、米国のチャネラー(霊的交流者)からの情報です。

 

・シリウス星人は、謎の種属ですが、近年、イスラエル政府が交易を始めたそうですが、日本でも昔からコンタクトがあるそうです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるともいわれます。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人がとてつもなく進化しているそうです。「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理している」ともいわれます。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。

 

・霊界に似た異次元世界に住む高等知性体の存在は、現代になって分かり出した情報のようです。死後の世界の精霊界は、人間世界と相似の世界だそうですが、当然、死後の世界の記述は、世界共通で似てくるそうです。

 

・『天国』に自由に出入りしているのは、シリウス星人だそうです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は「幽界」のように「この世」に似ている世界ですが非常に大きく違うアストラル界のような世界のようです。人間は、死後に幽界や霊界で天使のようなシリウス星人に遭うのかもしれません。

 

・人間にとって異次元世界とは夢の中の世界で、正夢とか予知夢とかリアルな夢もあるようです。アストラル・トリップ(幽体離脱)、体外離脱の研究で有名なモンロー研究所が米国にあり、多くの関連本が出版されているようです。モンロー研究所でもアストラル・トリップ(幽体離脱)して宇宙人に出会ったりするそうです。

 

・人間は毎日夢を見ているそうですが、大半は忘れるそうです。夢をすぐ記録して、それを元に作家活動をしたりする人もいるようです。著者は、モンロー・マニアで「聖地(モンロー研究所)」へ行ってから色々な活動を行っているようです。モンロー研究所のヘミシンクで超能力でもつくのでしょうか。

 

・ブラジルではジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースという夢見の予言者がいて、神とコンタクトして、ビジョンを見せられるそうです。予言された災害地域の国の役所に手紙を出して警告するそうですが、その的中率はかなりのものだともいわれましたが、実際の的中率は低いのかもしれません。日本の地震などの予言もしているので、不気味です。ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースによると「日本経済の破綻」「阪神大震災」を予言していたので、関係者は注目していたそうです。ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースの本も数冊、出版されています。しかし、メディアでは「過去の人」なのかもしれません。予言が当たらなくなるのは、パラレル・ワールドとの相互作用があるからのようです。

 

・日本でも松原照子さんといって「不思議な世界の人々」、ブラヴァツキー夫人などからビジョンを見せられて予言書を書いた人がいたそうです。松原照子さんは、ブログで「北日本大震災を予言・的中」させて、「話題の人」だったそうです。街中の超能力者なのかもしれません。