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16日金曜日、子どもの貧困対策調査特別委員会、出席しました。報告事項と議題は計3つでした。

1.「いたばし 子ども 夢つむぐプロジェクト」の推進について
2.「(仮称)板橋区子ども家庭総合支援センター基本構想」について、
3.次回以降の調査内容について

2の子ども家庭総合支援センターは、平成33年度に旧板橋第三小学校跡地に設置を予定されている施設です。地上3階約2500㎡の床面積に児童相談所と家庭支援センターが入ります。特に児童相談所については、都の北児童相談所から機能移管されます。大変重要な内容です。これまでも説明を受けてきましたが、今回私は、要約すると以下4点について質疑致しました。

1)児童相談所ではなく、名称が子ども家庭総合支援センターになった。相談所長の他にセンター長の役職を設けるのか。組織体制について問う。

2)児童相談所は、24時間365日の稼働となる。板橋区では、初めてのシフト体制を整備しなければならない。その方針はどうなっているか。

3)児童相談所長や職員は、親権と対峙したり難しい判断や法務知識が必要とされる。弁護士の雇用などを含め、考えはあるか。また、現在東京都はどのような体制整備がされているか。

4)児童虐待の通告件数も右肩上がりであり、東京都の総合センターも施設規模や人材に余裕があるわけではない。板橋区の施設規模、人材配置計画は適正であるか。

これまで金沢市児童相談所(一時保護所)、北児童相談所、東京都子ども家庭総合支援センター(中央児童相談所)など視察を重ね勉強して参りました。視察を生かして責任ある発言や提言をして参ります。

さらに、今後の議題として、板橋区の子どもの貧困の現状を把握するために、各課のデータや情報を調査する必要を指摘致しました。現場の声をしっかりと把握し、対策の提言をして参ります。

【いたばし 子ども 夢つむぐプロジェクト】
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/084/attached/attach_84332_9.pdf

【子ども家庭総合支援センター】
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/084/attached/attach_84332_8.pdf