少し。独白をしたい。

司馬さんの本を読むようになったのは。つい、最近のこと。・・・と言っても。十数年の。歳月が。流れている。・・・ハヤイ。

上京して。貧乏暮らしで。古本屋で買った。たった一冊の本が。司馬さん。
・・・いや違う。吉川英二の信長である。繰り返し読んだ。繰り返し読むしかなかった。
・・・それしかなかった。
その書店に通ううちに。手にしたのが。

国盗り物語。・・・二巻だった。・・・不思議だった。成功譚と。思った。違った。
司馬の名前から。中国譚との、先入観があった。・・・違う。

庄九郎が。斉藤の姓を引き継ぎ。手妻のように。美濃を操る。夢譚のようだ。
二つの顔を持ち。京には。お万阿が居る。

美濃には深芳野が。

この巻を繰り返し。読んだのは。ほかになかったこともあるが。道三が死んだことを光秀が。お万阿に伝えたときの。遣り取りの。風のフクヨカさ。だと。思う。

・・・斉藤道三。・・・その方は。知りません。

私の夫は。庄九郎ですから。・・・京の。早春の冷たき風の。イタズラに。
どこか。期待膨らむ。少しくの。・・・暖かさが。ある。
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時間を少し。戻したい。

美濃路を、北に走っている。

美濃国の。クダリがある。・・・空のひろさが、印象的だと。

取り留めの無い風景に、閉口し。・・・が、気づいたら。

空の広さと。湧く雲の。素晴らしさに感動した。。。。

野も山も。・・・雲の仮の映え。のようである。
・・・嗚呼。浮かぶ。風にそのままに、進みゆく雲の陰が。あたかも。兵士のように。


国盗物語の。気分を確かめに来られた時だった。。。

歴史上。戦乱の坩堝だった。意味が。・・・解ると。

雲の流れは。不思議。・・・台風の。時の雲の流れは。戦天使の冷酷な軍団のように見え
怯えた。。。時がある。

斉藤道三油商人として。美濃に来た頃は。・・・油は。エゴマから絞られていた。

道三が。丹念に。作り上げた。美濃が。滅ぶ時。菜の花が、一面に咲いていた。

その。美しさは。艶やかでもあるし。悲しい黄色の。ざわめきでもある。

油の貴重さが。菜の花によって。消え。安く庶民の手に入る事が。ひとつの。経済を変えた。

(戦争と経済は切っても切れない。・・・これは。置く。)

仇であっても。菜の花は。道三の。功績を。賞賛し。愛でている。美しい花。・・・

菜の花が。今も。道三の魂を守り続けている。そう。信じよう。司馬さんが。

好きな。・・・菜の花。。。だから。





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コツ酒。・・・と、書いてあった。
反響が大きい。・・・香り立つ様で。・・・飲みたい。と。

地図で言えば。関市の、追分を、西、郡上街道に進み。進むにつれて。名が変わる。
それは。いいとして。御母衣ダムを越し。五箇山村にある。赤尾の宿である。

イワナ。を、・・・ここは引用したい。

大きな深皿に。よく焼いたイワナが入っている。焼きたてでなければならない。
そこへ、銚子の酒を二本、じゅっと音が鳴るような注ぎ方で注ぎ込む。・・・(本書106頁)


回し飲みになったと書いてあるので。・・・直接、深皿から、飲まれたようだ。

・・・おそろしいほど。香ばしくて。うまい。    。。そうです。。

写真だけで。涎が。・・・のはず。

江戸期の加賀藩の、殿様が。季節になると。五箇山のコツ酒を。盛んに。飲み。後のイワナを。しきりに食べたそうである。・・・駄々を捏ねる子供のように・・・

加賀藩は、この地域から。年貢を取ることが、できなかった。そうだ。

・・・まさか。コツ酒の。・・・幻想家(ビジョナリー)としては。

・・・そうしておきたい。。。    
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